【初誕生】赤ちゃんの満1歳の誕生日お祝い。プレゼントは何にする?
赤ちゃんが生まれ、はや一年。
日々成長し、まわりの人たちを楽しませてくれます。
「生まれてきてくれてありがとう」
「元気に育って」
等の気持ちを込めて、初誕生のお祝いをしましょう。
さて、ここでは
- 初誕生とはどんな儀式なのか
- 何をするのか
- どういったプレゼントを贈ると良いか
等のお話しをしていきます。
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初誕生とは
初誕生とは、赤ちゃんの満1歳の誕生日をお祝いする行事です。
赤ちゃんにとって初めての誕生日ということで、両親や祖父母にとっても喜ばしい日となることでしょう。
また、昔から日本では年齢を数え年で数えていたので、誕生日はそれほど重要視されていませんでした。
しかし赤ちゃんが生まれて1年の記念の日は特別で、たいそうお祝いして喜んだといわれています。
どんな儀式
初誕生の儀式では、一升餅(誕生餅)を風呂敷で包んだものを赤ちゃんに背負わせたり(背負い餅)、もちを足で踏ませたり(踏み餅,餅踏み)、赤ちゃんに品物を選ばせたり(選び取り)、地域によって様々なようです。
一升餅
一升餅とは、一升分のもち米から作られた餅のことで、「一生餅」、「誕生餅」とも呼ばれます。
1つに丸めるのが一般的ですが、地方により、分けて2段や3段にしたり、白蛇に見立ててとぐろを巻かせたり、紅白だったり、色や形状が異なることがあるようです。
人間の一生と餅の一升をかけて、
「一生食べ物に困らないように」
「一生丸く(円満に)長生きできるように」
などの願いが込められています。
一升餅を作るのが難しいという方は、和菓子屋などでは注文すると作ってくれるところもあるので、確認するとよいでしょう。
うちでは香梅に頼みました。
一升分の米で、小さい餅を36個作ってもらうことができたので、大きなポイントでした。
来てくれた人に配ることを考えたら、小分けになっていた方が便利ですからね。
そして家から近かったことも大きな理由です(笑)
注文は一週間前にして、当日の朝、受け取りに行きました。
代金は受け取りのときに支払う形でした。
最近では、インターネットで販売しているところもあります。
当日の朝に届けてくれるところを探してみるのもよいでしょう。
背負い餅
一升餅を風呂敷で包み、赤ちゃんに背負わせます。
このとき、風呂敷を赤ちゃんの首にかけると危険なので、一方を肩の上にもう一方を反対の脇の下を通すようにななめにかける掛け方が安全です。
最近では、餅と一緒に背負い餅用のリュックを販売しているところもあります。
香梅でも売られていましたがデザインが気に入らなかったので、うちでは家にあった風呂敷で済ませました。
餅を背負うことができればめでたいのはもちろんですが、転んだ方がよいとされている地域もあります。
そのような地域では、歩くのが上手な子は
「はやくひとり歩きして遠くへ離れてしまう」
「(養子などで)息子が違う姓になってしまう」
などといわれ、つついたり、小さな餅を投げたりして、わざと転ばせる風習があり、「転ばせ餅」、「転ばし餅」、「転び餅」などとも呼ばれています。
また、歩く、転ぶに関わらず、一升餅を背負うことで、人の一生の重さを子どもに感じさせるために行われる行事ともいわれています。
踏み餅・餅踏み
餅踏みには、
「大地に足をつけてしっかり歩いていけるように」
「一生強く歩ける足腰の強い子になるように」
などという願いが込められています。
草鞋(わらじ)を履かせた赤ちゃんが餅の上に立つことができると縁起が良いとされています。
一升餅とセットで草鞋を販売しているお店もあるようです。
選び取り
選び取りとは、未来の職業、才能占いのことです。
赤ちゃんの前にいくつか準備したものを置き、赤ちゃんが興味を示したもので、将来の職業や才能を占います。
一般的に準備するものと、それを選んだ場合の意味は、
- そろばんや電卓⇒商売の才能
- 鉛筆や筆といった文房具⇒物書きや芸術の才能
- 差し金や巻尺などの道具⇒職人の才能
- お金や財布⇒お金持ちの才能
が開花するといわれています。
現在では、プロの選手になれるようにと野球やサッカーのボールを置いたり、料理上手を願って調理器具を置いたり、勉強に優れるように辞書や本を置いたり、両親の好みのアイテムを準備する家庭も多いようです。
多様化するお祝い
初誕生のお祝いは、特に決まった膳などはないので、形式にこだわらず、赤ちゃんの1年間の成長を楽しくお祝いしてあげるようにしましょう。
最近では、バースデーケーキを身内で囲んで祝うということも多くなっているようです。
赤ちゃんへのプレゼント
「もう一歳」
「まだ一歳」
プレゼント選びもなかなか考えさせられますよね。
両親から
ご両親から赤ちゃんへ初誕生の贈り物をする場合は、記念に残るものがよいでしょう。
誕生石のベビーリングを贈ったり、手形や足形とったりするのが人気です。
手形・足形用のインクや、粘土などが販売されているようです。
招かれたお客様から
赤ちゃんの祖父母や、おじおばからは洋服やおもちゃ、絵本を贈るのが一般的です。
必需品はご両親が用意されていることもあるので、あって困らないものを贈るのがスマートです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、初誕生のお話しでした。
初誕生は、赤ちゃんの満1歳の誕生日をお祝いする行事です。
大切な赤ちゃんのはじめての誕生日、楽しくお祝いしましょう。
ちなみに、
「うちの子は歩き始めが早かったから行けるんじゃないかな?」
と思って餅を背負わようとしたのですが、背中に結びつけようとしているときから泣きだしたのであきらめました。
行けると思ってたんですけどね…
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