七五三は、早生まれはいつやるものか。スムーズにお参りするために。
早生まれのお子さんをお持ちで、七五三のお参りをいつにするか、今年にするか来年にするか検討中なのですね。
いつやるのがいいか悩みやすいのは、とくに年齢が低いときでしょうから、まずは女の子・3歳のお参りについて書いていきます。
そのあと男の子5歳、女の子7歳のお参りのことを書きます。
数え年の数え方の知識があったほうが理解がスムーズになりますから、つぎの記事もあわせて読んでおくのがいいでしょう。
→数え年の数え方と、満年齢や生まれた西暦から簡単な計算で求める方法。
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早生まれの女の子・3歳の七五三お参り
数え年2歳でやるとしたら
例えば伝統にのっとって、11月15日に七五三のお参りをするとして、早生まれの女の子なら、1歳8ヶ月~1歳10ヶ月になっています。
数え年では2歳です。
学年というくくりでいくと、同じ学年の早生まれでない子たちは数え年3歳になっていて、あまり悩まず七五三を迎えることができるのでしょう。
しかし早生まれの子が、同じ学年の子たちと同じ時期に七五三をしようとしたら、数え年2歳。
伝統的には外れてしまいます。
「早生まれでない友達の子と一緒に七五三したい」
ということであれば、このパターンでもいいのかと思います。
1歳8ヶ月~1歳10ヶ月でしたら、歩き回るようになっている子が多いでしょうが、まだそんなにパワーはありません。
おむつ交換のタイミングを考えておけば、あとはけっこうスムーズに事を運びやすい時期ではありますね。
成長の早い子だったらすでにイヤイヤ期に突入していることもあり、その場合はつぎの年に回した方が無難です。
着物を着せるのも、髪をセットするのも一苦労ですし、そのあとも着物を脱ぎたがったりするでしょう。
数え年3歳でやるとしたら
例えば伝統にのっとって、11月15日に七五三のお参りをするとして、早生まれの女の子なら、2歳8ヶ月~2歳10ヶ月になっています。
数え年ではピッタリ3歳です。
これが伝統的なパターンですね。
しかし2歳8ヶ月~2歳10ヶ月となると、まだ聞き分けがあまりない時期であることが考えられ、しかもパワーもついてきますから、どこかで歯車が狂うと散々な目にあってしまうでしょう。
レンタルした衣装は動きにくいにも関わらず駆け回って転んで、ケガした上に借りた衣装が着崩れしたり、穴が開いたり…
聞き分けのいい子だったらその心配はないのでしょうが、うちの子のような場合は心配です。
数え年4歳でやるとしたら
例えば伝統にのっとって、11月15日に七五三のお参りをするとして、早生まれの女の子なら、3歳8ヶ月~3歳10ヶ月になっています。
数え年では4歳ですね。
満年齢で考えたら、このパターンになります。
イヤイヤ期も過ぎ、落ち着いているはずですし、おむつも卒業しているでしょうから、一番スムーズにいきやすいパターンと考えられます。
ただ、同じ学年の子たちはすでに済ませていることが多く、友達の子と一緒にというのは難しくなってきます。
早生まれの男の子・5歳の七五三お参り
数え年4歳でやるとしたら
例えば伝統にのっとって、11月15日に七五三のお参りをするとして、早生まれの男の子なら、3歳8ヶ月~3歳10ヶ月になっています。
数え年では4歳です。
学年というくくりでいくと、同じ学年の早生まれでない子たちは数え年5歳になっていて、あまり悩まず七五三を迎えることができるのでしょう。
しかし早生まれの子が、同じ学年の子たちと同じ時期に七五三をしようとしたら、数え年4歳。
伝統的には外れてしまいます。
「早生まれでない友達の子と一緒に七五三したい」
ということであれば、このパターンでもいいのでしょう。
しかし3歳8ヶ月~3歳10ヶ月の男の子…
落ち着きないでしょうね。
数え年5歳でやるとしたら
例えば伝統にのっとって、11月15日に七五三のお参りをするとして、早生まれの男の子なら4歳8ヶ月~4歳10ヶ月になっています。
数え年ではピッタリ5歳です。
これが伝統的なパターンですね。
しかし4歳8ヶ月~4歳10ヶ月の男の子、まだ落ち着かない時期であることが考えられ、しかもパワーもついてきます。
ヒーローに憧れる年頃ですから、着物を着たら刀を振り回して暴れるでしょう。
数え年6歳でやるとしたら
例えば伝統にのっとって、11月15日に七五三のお参りをするとして、早生まれの男の子なら、5歳8ヶ月~5歳10ヶ月になっています。
数え年では6歳ですね。
満年齢で考えたら、このパターンになります。
この頃になると落ち着いてくる子が多いですが、今度は逆に冷めた態度をとる子が増えてきます。
一番スムーズにいきやすい時期ですが、あまり楽しそうに見えないかもしれません。
女の子・7歳の七五三お参り
数え年6歳でやるとしたら
例えば伝統にのっとって、11月15日に七五三のお参りをするとして、早生まれの女の子なら、5歳8ヶ月~5歳10ヶ月になっています。
数え年では6歳です。
学年というくくりでいくと、同じ学年の早生まれでない子たちは数え年7歳になっていて、あまり悩まず七五三を迎えることができるのでしょう。
しかし早生まれの子が、同じ学年の子たちと同じ時期に七五三をしようとしたら、数え年6歳。
伝統的には外れてしまいます。
「早生まれでない友達の子と一緒に七五三したい」
ということであれば、このパターンでもいいのかと思います。
もうしっかりとおしゃべりできるようになっていますから、もし友達との会話の中で七五三の話題になったとき、その子たちと同じタイミングで済ませていれば、会話についていけます。
「ほかの子たちは済ませていて、自分はまだ」
と認識したら、ちょっと寂しさを覚えてしまう年頃ですよね。
数え年7歳でやるとしたら
例えば伝統にのっとって、11月15日に七五三のお参りをするとして、早生まれの女の子なら、6歳8ヶ月~6歳10ヶ月になっています。
数え年ではピッタリ7歳です。
これが伝統的なパターンですね。
6歳8ヶ月~6歳10ヶ月ともなると、十分に落ち着いています。
万全の状態で臨むことができるでしょう。
数え年8歳でやるとしたら
例えば伝統にのっとって、11月15日に七五三のお参りをするとして、早生まれの女の子なら、7歳8ヶ月~7歳10ヶ月になっています。
数え年では8歳ですね。
満年齢で考えたら、このパターンになります。
同じ学年の子たちはすでに済ませていることが多く、友達の子と一緒にというのは難しくなってきます。
今までほかの子たちから七五三の話を聞いて、楽しみにしていたことでしょう。
準備のときから積極的に楽しんでくれるはずです。
まとめ
早生まれの女の子の3歳の七五三お参りは、成長次第で数え年3歳のときより、2歳か4歳のときにしたほうがスムーズにいきそうですね。
早生まれの男の子の5歳の七五三お参りは、数え年何歳で行っても、良かったり悪かったりです。
早生まれの女の子の7歳の七五三お参りは、数え年何歳で行うかは、娘さんと相談してみるのがベストかと思います。
ところで話がかわるのですが、今後の子育てにいくらかかるかご存知ですか?
「お金がかかるのは、まだ先のこと」と余裕に思っていると、お金が必要なそのときになって苦労するパターンになりがちです。
心の準備をしておくために、実際にいくらかかるのか知っておきましょう。
それでは、あなたの子育てが少しでも楽に・楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!