【ふくらはぎ痩せ】筋肉を落とす方法!
学生時代、運動を頑張りすぎて、気がついたらふくらはぎが筋肉でカチカチになっていたりしませんか?
脂肪でぶよぶよしているわけではないけれど、もっとスカートやワンピースが似合うようなほっそりとした足になりたいですよね。
そこで、ここではカチカチで太く筋肉質なふくらはぎの筋肉を落とす方法をご紹介させていただきます!
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ふくらはぎの筋肉を落とすために必要なこと
それは、運動の質を変えることです。
言い換えますと、なるべく速筋を使わず、遅筋を使うようにするということです。
「速筋」「遅筋」なぜ足が太くなるのか
ふくらはぎには、後ろ側の膨らんだ部分にある腓腹筋とふくらはぎの両サイドにあるヒラメ筋という2種類の筋肉があります。
この2種類の筋肉の筋繊維が運動をすることにより発達して太くなるからふくらはぎが太く見えてしまうのです。
ところで、マラソンランナーの足はかなり運動していても、ほっそりしていますよね。
これは、マラソンランナーの足の筋肉は速筋ではなく遅筋が発達しているからなんです。
速筋は筋トレなどの無酸素運動のときに良く使われ太くなりやすい筋肉なのですが、遅筋は、ジョギングなどの有酸素運動のときによく使われる筋肉で、太くなりにくい筋肉なのです!
ですから、太くなったふくらはぎの筋肉をすらっと細くするには、発達した太い速筋を落とし、細い遅筋に変えなくてはいけません。
それでは具体的に、太くなってしまったふくらはぎの速筋を落とす方法と、遅筋を増やす方法…の前に、大事なことをお伝えします。
カチカチふくらはぎをやわらかくするマッサージ
固くなっているふくらはぎ、「締まっている」と思われているかもしれません。
ところが実は、カチカチの状態というのは、筋肉が緊張している状態なのです。
それは、今までの体の使い方によってもたらされている状態です。
この状態で以下に紹介する方法を試してみても、緊張している筋肉が余計な働きをしてしまい、効果が小さくなってしまうことがあります。
ですので、まずは緊張して固くなっているふくらはぎの筋肉をほぐすところから始めましょう。
脚のマッサージはつぎの記事で図解しています。足先から太ももまでのマッサージです。
→簡単太ももマッサージ!セルライトとむくみを解消してスッキリ!
参考になる動画もつけておきます。
ふくらはぎの筋肉を落とす方法
さて、ふくらはぎはやわらかくなりましたか?
それではあらためて、筋肉を落とす方法を紹介していきます。
速筋を使わないように気をつけたいポイント
筋トレなどの無酸素運動をおこなうと筋肉が太く発達しやすい速筋が発達してしまうので、筋トレはほどほどにしておくようにましょう。
また、自転車で通学や通勤をされている人は、坂道で立ちこぎをすると、速筋が発達してふくらはぎが太くなってしまうので、坂道は自転車を押して歩くようにしましょう。
思いっきりスピードを上げて走っても、速筋が発達してふくらはぎが太くなってしまうので、自転車を思いっきりこがないようにしましょうね。
ところで
「ふくらはぎ痩せのために!」
と思って、かかとの上げ下げ運動をやっていませんか?
そんな方は次の動画をご覧ください。
遅筋を使う運動
筋肉を落とせば細くなるからといって、まったく運動をしないでいると、筋肉が落ち、細くなっても足がぷよぷよとして、あまり細く見えない・・・ということになってしまいます。
すっきり、ほっそりした足にするためには、ふくらはぎの遅筋を適度に鍛えなくてはいけません。
遅筋を鍛えるのに適した運動は有酸素運動です。
ジョギングなども良いのですが、走るのが苦手な方は、
- 踏み台昇降運動
- 縄跳び
でも効果があります。
これらをおこなうときは、ゆ~っくりと長い時間おこなうことがコツです。
「運動なんてキツイ」という方にオススメの方法
普段の動きを見直しましょう。
歩き方を意識して変えるだけで、自然と足がほっそりしていきます。
まずは、動画をご覧ください。
歩く際に気をつけるポイントはふたつ。
- 胸を開くこと
- 体の背面の筋肉を使って、足をうしろに蹴りだし、その力がみぞおちまで伝わるように
その2点を意識して歩くだけで、自然とほっそり足に変わっていきます。
ふくらはぎの筋肉を落とす食事
筋肉を落とす食べ物というのは存在しませんが、食事内容次第では、筋肉を落とすことが可能です。
どういう食事をすると筋肉が落ちるかというと、摂取カロリーを制限することです。
摂取するカロリーを制限すれば、体はエネルギー不足になり、不足したぶんは、体についている筋肉と脂肪を分解して、エネルギーに変えていきます。
ただし、摂取カロリーの制限では、ふくらはぎの筋肉だけピンポイントで落ちることはなく、全身の筋肉が落ちますのでご注意ください。
本当に筋肉太り?過去を振り返ってみる
ふくらはぎの筋肉が太いことが気になっている人の多くは、学生時代に部活を頑張った人でしょう。
その頑張りは誇って良いものだと思います。
「そして現在、残されたのはこの筋肉。どうしよう…」
と思っていませんか?
あなたが習慣として運動をしなくなって、どれほどの時が流れたでしょうか。(「まだ運動続けてるよ!」という方は、このトピックはスルーしてくださいね。)
考えてみると定期的に運動しなかったら筋肉って落ちていくはずですよね。
一般的には、3週間~1ヶ月ほどトレーニングをしないでいると、筋肉は減少していくらしいです。
部活を頑張っていたのは、いつのころでしたか?(「最近まで頑張ってたよ!」という方もやはり、このトピックはスルーしてくださいね。)
そのころ頑張って身につけてしまった筋肉は、ほとんど落ちていても良いころでしょう?
それを「筋肉太り」と呼ぶのは、変な気がしてきませんか?
これから、悲しいお知らせをすることになるかもしれません。
覚悟ができてから読み進めてくださいね。
実はあなたが筋肉と思っているもの、それは…「脂肪」です。
鍛えた筋肉が落ちて、脂肪が溜まっていくとき、脂肪は筋肉の下や間についていきやすいといわれています。
表面上は筋肉に見えるので、「筋肉太り」と勘違いしやすいのです。
トレーニングを定期的に続けている人以外は、ただ筋肉が太いということはまれで、脂肪+筋肉や、筋肉+むくみで太くなっているということがほとんどと考えられます。
脂肪+筋肉だ!と思った方へ
ご安心ください。
大丈夫です。
今回ご紹介した方法を継続していれば、きっとスラッと細く、やわらかい脚になっていきます。
できれば体脂肪率も落とせるよう、ほかのダイエットも同時に行ったほうが早く・確実に成果が出るでしょう。
ただし、筋肉が太くなってしまってはいけないでしょうから、ハードなものは控えめに。
運動ほどほどのダイエットは、つぎのふたつの記事が参考になるでしょう。
→「痩せたいのに食べてしまう」その食欲から解放されるのは?今でしょ!
「継続するのは難しい」
「もっと手軽に、細くやわらかい脚になりたい」
とおっしゃる方は、道具に頼るか、はたまたプロに頼るかを考えてみましょう。
「道具に頼る」ということでしたら、つぎの記事を紹介しておきます。
→部分痩せを楽に成功させる方法!これでキュッ!
筋肉+むくみだ!と思った方へ
むくみがあるのでしたら、むくみがとれたぶんは細くなるはずですよね。
最初に紹介した脚のマッサージで、むくみ解消も期待できます。まずはそちらをご参照ください。
→簡単太ももマッサージ!セルライトとむくみを解消してスッキリ!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ふくらはぎの筋肉を落として、足を細くする方法のお話しでした。
もっとスカートやワンピースが似合う、すっきりとしたふくらはぎになるために、まずは固くなった筋肉をほぐしましょう。
それから体の使い方・筋肉の使い方を見直し、速筋を落として、遅筋を使うようにする必要があります。
実は脂肪やむくみで太く見えてしまっている方も大丈夫です!
ほっそりふくらはぎを実現しましょう!