もみあげニキビの10の原因別の治し方!これだけやって治らないなら早く病院へ!
もみあげニキビや耳の前のニキビ、なんとなく触ったときに痛くて、そこで初めて気づいたりしますよね。
もみあげ付近のニキビは洗顔や保湿など、正しいケアをしているだけでは治せないことがありますので、いろんな面からアプローチしてみましょう。
元美容部員(ビューティーアドバイザー)としての私のすべてを注ぎ込んだ記事ですので、心して読み進めてください。
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あごニキビができる10の原因
原因を、ひとつひとつ見ていきましょう。
1)ターンオーバーの乱れ
古くなった肌の細胞が剥がれ落ち、新しい細胞が内側から出てくることを、ターンオーバーといいます。これがスムーズに行われていれば、肌はみずみずしさを保ち、ニキビになりにくいです。
ターンオーバーが正常に行われなければ、肌の表面では古い細胞が厚くなり、カサカサになります。カサカサ状態ではバリア機能が低下して、ちょっとしたダメージがニキビにつながります。
ターンオーバーを正常にするためには、“健康を保つ”ということを心がけます。
健康を保つには、
- 食生活の改善
- 睡眠時間・質の確保
- ほどよい運動
があります。
食生活と睡眠については、それぞれ記事を用意しています。
2)皮脂
皮脂は肌の水分保持のために必要なものです。しかしカサカサを防ぐために皮脂の分泌が増えれば、今度はその皮脂がニキビの原因になってしまいます。
「ほどほどにしてほしい」
と思いますよね。
しかし皮脂の分泌はホルモンの影響を受けていますから、多くなったり少なくなったりするのは仕方のないことです。
ただ、洗顔したあとにケアをしないと、肌を守るために皮脂が多く分泌されます。せめて化粧水と乳液で、肌の水分を守りましょう。
そうすれば、皮脂の過剰な分泌を抑えることができます。
正しい洗顔と、洗顔後のケアは、つぎの記事で。
→洗顔と、洗顔後のケア
3)ホルモンバランスの変化
とくに女性は、生理前になるとニキビができやすくなるという人が多いです。
なぜでしょうか?
生理前になると、エストロゲンの分泌は少なくなり、プロゲステロンの分泌が多くなります。
エストロゲンは女性らしさを作るホルモンですから、それが減り、プロゲステロンの分泌が増えるということは、
“ちょっと男性っぽくなる”ということです。
これによって何が起こるでしょうか?
皮脂の分泌が多くなるのです。
さっきも言いましたが、必要な分だけ分泌されていればいいのですが、過剰に分泌されることもあり、それがニキビの原因になります。
これも健康的な生活を送ることで、少しマシになります。つぎの記事を読んで、健康的な生活に近づいてみましょう。
→食生活
→睡眠
4)ストレス
人はストレスを感じたとき、男性ホルモンの分泌が増えます。
男っぽくなる、つまり、皮脂の分泌が増えてしまうのです。
イライラを感じたら、なるべく早く解消しましょう。
5)睡眠不足
睡眠不足だと、あなたはどうなりますか?
イライラしやすくなりませんか?
そしたら男性ホルモンの分泌が増えてしまいます。
また、成長ホルモンの分泌にも支障が出て、ターンオーバーもスムーズに行かなくなります。
睡眠不足はいいことがありません。
つぎの記事を読んで、睡眠時間を確保するだけでなく、睡眠の質にも気を配りましょう。
→睡眠について
6)偏った食事
肌を内部から整えるためには、ビタミンやたんぱく質が必要です。
偏った食事では肌を整える力が弱くなり、古い細胞が表面に残り、カサカサになります。
こうして「ビタミンやたんぱく質が必要」と書くと、
「それだけ意識していればいいんだ」と思ってしまう人もいるでしょうが、
本当にそれだけでいいのでしょうか?
例えばですが、摂取カロリーが足りていなければ、生きるために必要な部分が優先的にエネルギーを使いますから、肌を整えるためのエネルギーが足りないということも起きます。
「ダイエットして肌がボロボロになった」
という人がいるのは、栄養が偏ってしまったことと、エネルギーが足りなくなったことが原因と考えられます。
食事はバランスよく、必要なエネルギーはとることが大事です。
そうすれば、肌が自然に整うベースが出来上がります。
肌にいい栄養については、つぎの記事に書いていますので、参考にしながらメニューを考えてみましょう。
→食生活について
もしダイエットが原因で肌荒れを起こしているという心当たりがあるなら、きれいに痩せるために、ダイエット方法の見直しもしましょう。
→【決定版】楽に痩せる方法!絶対見つかるあなたの楽痩せ!
7)紫外線等によるダメージ
紫外線は、肌の細胞を傷つけます。
若くて健康ならターンオーバーが正常に行われていますので、よほど太陽に当たりすぎなければ大丈夫なのですが、ケア不足だったり生活習慣が良くなかったりすれば、ダメージが残ります。
帽子をかぶったり、日焼け止めを塗るなどして、紫外線から肌を守りましょう。
日焼け止めは肌に残り続けると良くありませんので、お風呂ではしっかり洗い流しましょう。
ほかにも整髪料やシャンプーのすすぎ残しでも、ダメージを受けます。洗顔だけでなく、洗髪もしっかり行いましょう。
8)体の外からの汚れ
ほこりや雑菌です。
洗顔することは必須。そして、身の回りのものを清潔にしまょう。
身の回りのものの汚れ対策は、つぎの記事に書いています。
→身の回りのものを清潔にする
9)体の中の汚れ
体の中の汚れって、何でしょうか?
「私は汚れてなんかいない」
と思うかもしれませんが、いろんな老廃物があるんです。
例えば私たちの体の中では、雑菌やウイルスと、白血球が戦っています。
戦って、死んで、そのままにしておくわけにはいきません。
また、細胞はどんどん老化して、やがて死に、新しい細胞に置き換えられます。そういった、雑菌・ウイルス・白血球・細胞等の死がいが老廃物です。
ところで白血球が雑菌やウイルスと戦っている場所は、どこでしょう?
そう、おもにリンパ節です。
リンパ節で戦って、老廃物ができて、なんやかんやあって、尿や便として体から排出されます…“普通は”。
ここでもし、何らかの理由でリンパの流れが悪かったらどうなるでしょうか?
そう、白血球がスムーズに雑菌やウイルスと戦えません。
雑菌やウイルスの視点で見ると、“十分に悪さをする時間がある”ということです。
じゃあ、リンパの流れを良くするためには、何ができるでしょうか?
それが、運動とマッサージです。運動は、1日20分程度のウォーキングでもOKです。
また、便秘でもニキビは出来やすくなります。そのときはほどよい運動と、食事改善が有効です。
→食生活を改善する
10)虫歯や歯周病
これも体の中の話に近いですが、虫歯や歯周病がひどくなって、喉の横のリンパが腫れて痛くなった経験ありませんか?
あれって何で腫れるかっていうと、虫歯や歯周病の菌と活発に戦っているからなんです。
リンパ管の中はバイ菌が増えている状態です。
リンパ節でスムーズに処理できればいいのですが、さきほど言いましたように、リンパの流れが悪いとスムーズにいきません。そしてバイ菌の数が多すぎても、スムーズにやっつけることができません。
結局、悪さをする時間を与えてしまうことになります。
リンパの流れを良くするためにできることは、少し前に紹介しました、運動とマッサージです。
あとはリンパ管の中のバイ菌を減らすために、歯医者に治療に行けばOKです。
以上が、もみあげにニキビができる原因です。
しかし特定のどれかが原因ということはほとんどなく、ストレスがホルモンバランスを変化させ、肌の質を変化させたり、
逆にホルモンバランスの変化のせいでストレスが溜まりやすくなったりします。
肌が弱くなっているところに外部から刺激があれば、敏感に反応してしまいます。
肌に現れている変化はニキビですが、体の内部ではいろいろな要素が絡み合っていますので、総合的な対策が必要になってくるのです。
まとめ
原因は、複雑に絡み合っています。
総合的なアプローチで、もみあげニキビを治していきましょう。
そんな中で特筆したいのは、ケア。
できるだけ手軽にできるよう工夫しておくことが、ケアを続けてニキビを遠ざけるための、大きなポイントです。
ケアを簡単にできるアイテムをひとつ紹介して、今回の記事を終わります。
→元美容部員も使っていた、ニキビができたときのスキンケア用品
あなたのもみあげニキビが改善し、堂々と輝かれることを祈ります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
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余談:ニキビ占い・ジンクス
顔のニキビはとくに恋愛に関する占いや、ジンクスと関連付けられがち。
それを信じるのも信じないのも自由です。
私の考え方としては、人間は信じたことを実現させるということです。
ニキビ占いを耳にしたことがあった場合、その傾向(たとえば「誰かから想われている」ということ)を感じ取って、
「想われているときはあそこにニキビができる」
ということを無意識に実現してしまうということです。
当たったとしてもそれは当たるようにあなたが変化しただけですので、とくに意味はありません。
だって、ニキビができる前にあなたは気づいているのですから。
そして気づいているのなら、わざわざ痛いし跡が残るかもしれない形(ニキビ)にしなくてもいいですよね。
痛いし見た目が気になるだけですから、早く治しましょう。