七五三は数え年でも満年齢でもいい。経済的には来年が吉?
数え年で七五三をするか、満年齢で七五三をするかというのは、とくに初めてのお子さんのときに考えますよね。
結論から言ってしまうと、伝統的には数え年ですが、今は満年齢でも良くなっています。
“子供の成長にあわせて”
というのが無難です。
今回は、数え年で七五三をやることと、満年齢でやることの違いをみていきましょう。
(※とくに早生まれの子については、つぎの記事で掘り下げていますので、そちらもあわせてご覧ください。→七五三は、早生まれはいつやるものか。スムーズにお参りするために。)
最後は経済的なお話をします。
来年のほうがお得かもしれませんよ。
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3歳のお参りを数え年でするか、満年齢でするか
数え年で行う(今年)
例えば今年、2017年11月15日に七五三をするとして、数え年3歳のお参りをしようとしているなら、お子さんは2015年1月1日~12月31日生まれですよね。
1月生まれでしたら満年齢にして2歳10ヶ月。
12月生まれでしたら満年齢で1歳11ヶ月です。
満年齢2歳といえば、イヤイヤ期真っ最中の子が多いでしょう。
その子の成長次第なのですが、早生まれの子でしたらイヤイヤ期を過ぎている子も多くなっているでしょうから、比較的落ち着いてお参りすることができそうです。
あとは11~12月生まれの子でしたら、イヤイヤ期に入っていないことも考えられます。
そのときはスムーズにお参りできますね。
満年齢で行う(来年)
例えば来年、2018年11月15日に七五三をするとして、満年齢3歳のお参りをするなら、お子さんは2014年11月16日~2015年11月15日生まれですよね。
2014年11月生まれでしたら満年齢にして3歳11ヶ月。
2015年11月生まれでしたら満年齢で3歳0ヶ月です。
満年齢3歳ともなればイヤイヤ期を過ぎ(※これも子どもの成長次第なのですが…)、落ち着いてお参りできるでしょう。
満年齢で行う(再来年)
11月15日に七五三をするとして、11月16日~12月31日生まれの子は、数え年で行うか満年齢で行うかという考え方をすると、2年空いてしまいます。
これは数え年の数え方の特性によるものです。
例えば再来年、2019年11月15日に七五三をするとして、満年齢3歳のお参りをするなら、お子さんは2015年11月16日~2016年11月15日生まれですよね。
満年齢3歳0ヶ月~11ヶ月ですので、やはり落ち着いてお参りできるでしょう。
数え年3歳でなく、満年齢3歳でもない、間の期間に行う
前述のように、数え年か満年齢かという考え方では、 11月15日に七五三をするとしたら11月16日~12月31日生まれの子は、2年のズレがあります。
11月16日~12月31日生まれの子は、数え年3歳でなく、満年齢3歳でもない、間の期間に七五三のお参りを行うことも選択肢に入ります。
例えば来年、2018年11月15日に七五三をするなら、数え年は4歳、満年齢は2歳10ヶ月~11ヶ月になります。
早い子であればイヤイヤ期を過ぎ、落ち着いてお参りできるころですね。
5歳のお参りを数え年でするか、満年齢でするか
数え年で行う(今年)
例えば今年、2017年11月15日に七五三をするとして、数え年5歳のお参りをしようとしているなら、お子さんは2013年1月1日~12月31日生まれですよね。
1月生まれでしたら満年齢にして4歳10ヶ月。
12月生まれでしたら満年齢で3歳11ヶ月です。
この年にお参りするのは男の子。
満年齢4歳でしたら、元気に暴れまわる年頃です。
お母さんの手に余ることもあるかと思いますので、お父さんも一緒にお参りできるのがベストですね。
満年齢で行う(来年)
例えば来年、2018年11月15日に七五三をするとして、満年齢5歳のお参りをするなら、お子さんは2012年11月16日~2013年11月15日生まれですよね。
2012年11月生まれでしたら満年齢にして5歳11ヶ月。
2013年11月生まれでしたら満年齢で5歳0ヶ月です。
満年齢5歳ともなれば、落ち着くどころかちょっと冷めた態度をとる男の子も出てきます。
満年齢で行う(再来年)
11月15日に七五三をするとして、11月16日~12月31日生まれの子は、数え年で行うか満年齢で行うかという考え方をすると、2年空いてしまいます。
これは数え年の数え方の特性によるものです。
例えば再来年、2019年11月15日に七五三をするとして、満年齢5歳のお参りをするなら、お子さんは2013年11月16日~2014年11月15日生まれですよね。
満年齢5歳0ヶ月~11ヶ月ですので、落ち着いてお参りできることが考えられますが、楽しんでくれるかはわかりません。
楽しんでくれるとしたら、暴れるでしょう。
数え年5歳でなく、満年齢5歳でもない、間の期間に行う
前述のように、数え年か満年齢かという考え方では、 11月15日に七五三をするとしたら11月16日~12月31日生まれの子は、2年のズレがあります。
11月16日~12月31日生まれの子は、数え年5歳でなく、満年齢5歳でもない、間の期間に七五三のお参りを行うことも選択肢に入ります。
例えば来年、2018年11月15日に七五三をするなら、数え年は6歳、満年齢は4歳10ヶ月~11ヶ月になります。
まだまだ落ち着きない年頃で、ちょっと暴れつつも楽しんでくれるでしょう。
7歳のお参りを数え年でするか、満年齢でするか
数え年で行う(今年)
例えば今年、2017年11月15日に七五三をするとして、数え年7歳のお参りをしようとしているなら、お子さんは2011年1月1日~12月31日生まれですよね。
1月生まれでしたら満年齢にして6歳10ヶ月。
12月生まれでしたら満年齢で5歳11ヶ月です。
満年齢6歳の11月と言えば、もうすぐ小学校入学。
7歳で七五三をするのは女の子で、すでに友達もできて、一緒におしゃべりを楽しんでいる頃です。
その中で、七五三を数え年で済ませた子たちは
「七五三やったよ」
ということを話すでしょう。
まだ7歳のお参りを済ませていない子もいる頃で、ちょっと優越感があるかもしれませんね。
満年齢で行う(来年)
例えば来年、2018年11月15日に七五三をするとして、満年齢7歳のお参りをするなら、お子さんは2010年11月16日~2011年11月15日生まれですよね。
2010年11月生まれでしたら満年齢にして7歳11ヶ月。
2011年11月生まれでしたら満年齢で7歳0ヶ月です。
もう小学校に入学していますね。
この年に七五三をするとしたら、同じ年に七五三をしたクラスメートと話がはずむでしょう。
1年前に数え年で済ませた子たちも会話に混ざれますし、いい話題になります。
満年齢で行う(再来年)
11月15日に七五三をするとして、11月16日~12月31日生まれの子は、数え年で行うか満年齢で行うかという考え方をすると、2年空いてしまいます。
これは数え年の数え方の特性によるものです。
例えば再来年、2019年11月15日に七五三をするとして、満年齢7歳のお参りをするなら、お子さんは2011年11月16日~2012年11月15日生まれですよね。
満年齢7歳0ヶ月~11ヶ月ですので、小学二年生になっています。
小学一年生のときに済ませた子たちの会話を聞きつつ、とても楽しみにしていたことでしょう。
準備のときからワクワク全開です。
数え年7歳でなく、満年齢7歳でもない、間の期間に行う
前述のように、数え年か満年齢かという考え方では、 11月15日に七五三をするとしたら11月16日~12月31日生まれの子は、2年のズレがあります。
11月16日~12月31日生まれの子は、数え年7歳でなく、満年齢7歳でもない、間の期間に七五三のお参りを行うことも選択肢に入ります。
例えば来年、2018年11月15日に七五三をするなら、数え年は8歳、満年齢は6歳10ヶ月~11ヶ月になります。
小学一年生のころですので、このときに済ませるなら、盛り上がった会話に混ざりやすいタイミングになります。
今年か来年か、経済的には来年がおすすめ
七五三のときは、子供もあなたもおめかししますよね。
もし写真館等に撮影と衣装レンタル等をお願いするなら、早い時期ならかなりお得なキャンペーンを行っています。
たとえばスタジオア○スでは、今年8月18日~20日にお店に行って予約をすると、衣装代がかなり割安になるキャンペーンを行っていました。
この記事を読まれているときには、きっと手遅れです。
でも来年の七五三なら、間に合いますよね。
スタジオア○スもほかの写真館も、まだまだ七五三キャンペーンをいろいろ行っていますが、こういったキャンペーンは、行われている時期が早いものほどお得になっていますので、来年に回した方が経済的に助かると思います。
まとめ
七五三のお参りを、数え年か満年齢か、はたまたそれ以外のタイミングで行うか、その子の成長に合わせて選びたいですね。
11月16日~12月31日生まれの子は、数え年でも満年齢でもない間の時期が選択肢にあるということをお忘れなく。
経済的なことを考えると今年よりは来年のほうが、お得なキャンペーンにありつけるでしょう。
もちろん来年の今頃になって思い出しても手遅れですから、お早めに。
ところでちょっと話がかわるのですが、今後の子育てにいくらかかるかご存知ですか?
「お金がかかるのは、まだ先のこと」と余裕に思っていると、お金が必要なそのときになって苦労するパターンになりがちです。
心の準備をしておくために、実際にいくらかかるのか知っておきましょう。
それでは、あなたの子育てが少しでも楽に・楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
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