あなたは妊娠しやすい人?しにくい人?その特徴を教えます!
子沢山の人は、よく
「妊娠しやすいんだね」
と言われるようです。
そして、つい先日一人目を産んだ人が、もう二人目を妊娠していたり…
妊娠を希望しているけどなかなか出来ない人にとっては羨ましい話ですよね。
では実際、妊娠しやすい人、妊娠しにくい人というのは存在するのでしょうか?
実は、あるんです!
今回は、その特徴について解説していこうと思います。
赤ちゃんを授かりたい方は、今からでも実践できることもご紹介しますので、「妊娠しやすい人」になれるよう、ぜひトライしてみてくださいね!
見出しで拾い読みする?
妊娠しやすい人の特徴
健康体である
まずは健康な体であること。
月経の周期が安定している女性は妊娠しやすいです。(排卵日の見当をつけやすいので、妊娠しやすいのです)
年齢が若い
これも大事な要素です。
もちろん、中年期でも妊娠することは可能です。しかし、年齢が若いほうが妊娠率は上がります。
これは若ければ若いほどいいということではなく、妊娠がしやすい年齢は20歳代(22歳がピークです)。
30歳代から少しずつ妊娠力が下がり、30歳代後半から(37歳から)ぐっと妊娠率は下がります。40歳代になると妊娠しにくくなるという話があります。
これは高校生向けの教材にも載っている話なんです。
女性は年齢が増加すると妊孕性(妊娠する力)が低下します
パートナーとの仲がいい
挑戦する回数が多いと、当然妊娠する確率は上がりますよね。
妊娠をするために、排卵日を狙って性行為をするとなると、どうしても「妊娠」をするためだけの行為となってしまいがちですよね。
性行為は、愛情表現でもあるので、それは淋しいところ。後々、セックスレスにもつながりかねません。
その点、排卵日など関係なく、パートナーと愛情表現のスキンシップとして性行為をしているような仲のいいカップルのほうが、妊娠率はぐっと上がります。
※排卵日は生理が終わってから14日前後で来るとされていますが、排卵は月により異なることもあります。ですので、性行為の回数が多いと排卵日に当たる確率が上がるということにつながるんですね。
ストレスをため込まない人
ストレスをため込まないことは、精神的に健康だと言えます。
精神面で不安定だったり、神経質であったりすると、妊娠はしにくいようです。月経周期も乱れるようですね。
ストレスを抱えても、それを発散させることが上手な人が妊娠しやすいんですね(筆者の周りで子沢山の人を頭に思い浮かべてみると、これには妙に納得してしまいました)。
妊娠しにくい人の特徴と改善策
過度なダイエットでやせ過ぎの人、暴飲暴食で肥満な人
極端に痩せてしまっていたり、太っていたりしている人は、月経不順や排卵不順になりやすいとされています。
やはり生理や排卵が順調な方が妊娠はしやすいんでしょうね。
●改善策
まずは、適正体重に近づけるよう食生活や生活習慣を整えていきましょう。体調がよくなると、ホルモンバランスも整います。
また、この状態で妊娠したとしても、妊娠高血圧症候群や難産のおそれもあります。
妊娠だけでなく、健やかな妊婦生活をおくりたいと願うのであれば、適正体重になるよう調整していくのが望ましいですね。
煙草を吸っている
喫煙をしていると、受精卵の着床率を下げてしまいます。
喫煙により、卵巣刺激を行っても卵胞がほとんど育たないことや、受精率の低下、着床率の低下などが見られ、成功率が低くなってしまう
出典:陣内ウィメンズクリニック
●改善策
ストレスから煙草を吸ってしまう、手放せないという方は多いと思います。煙草を吸いたいときは、ガムを噛むなどして口淋しさを解消していきましょう。
本数を減らして禁煙するよりも、一気にやめるを実行する方が禁煙は成功しやすいと体験者に聞きました。
また、禁煙外来で受診するのもおすすめです。お金はかかりますが、専門家のアドバイスを聞きながら、無理なく禁煙ができます。
煙草を吸っている状態で妊娠を継続すると、胎児に影響(胎盤早期剥理や未熟児、早産などの)がありますので、妊娠を希望しているのであれば、煙草はできるだけやめておいた方が良いですね。
冷え性の人
「冷え」は、女性ホルモンのバランスを崩れやすくさせます。
ですので、冷え性の人は妊娠しにくいと言われています。
●改善策
冷えは女性の大敵です。
靴下で足元や、ネックウォーマーで首元を外側から温めましょう。
また温かい飲み物(ショウガなどが入った飲み物)や根菜などを積極的に摂り入れ、内側からも体を温めるのもおすすめです。
冬場はもちろん、夏場も油断大敵。クーラーの効きすぎで体を冷やすことも頻繁に起きますので、カーディガンなどすぐに羽織れるものを常備しておくといいですね。
精神的に追い詰められている
妊娠には心理的要因も関わってきます。
「妊娠したい」という思いが強すぎて、追い詰められてしまっていると、できにくいとも言われます。
実際、妊活を一旦お休みにしようと思ったときに妊娠が判明するといったこともあります。
よく言われるのが「期待するとできない」ということ。
あまり妊娠を期待していない、心身ともにリラックスしているときが一番いいのかもしれません。
●改善策
妊娠を強く期待すると、生理が来たときに激しく落ち込む人も多いようです。もともと、排卵後から月経終了まで、ホルモンバランスの変化で女性は精神が不安定になりやすいもの。
不安定な時期にさらに落ち込むことで、自分をどんどん追い詰めてしまいます。
また、想像妊娠を引き起こしてしまうことも!
妊娠への過度な期待をしないよう、気をつけたいところです。
想像妊娠についての記事も用意してあります。
→もしかして想像妊娠?想像妊娠の5つの特徴と原因
落ち込んだときは、自分を労わってあげましょう。温かいお茶、美味しいお菓子、これだけでも癒されます。
好きな香りをかぐ、好きな音楽を聴く、労わる方法は日常生活に多くあるものです。自分なりのケア方法を見つけましょう。
また、日頃からストレスをできるだけためないよう、発散できる方法を探しておきましょう。
旦那さんのご両親との同居だったりしたら、それはそれはいろいろとあるでしょう。
そんな方にはつぎの記事もおすすめしておきます。
→同居ストレス解消のための8つの心構え
妊娠は女性だけではできない
「妊活」で精神的に参ってしまう方も多いのが現実です。そこで、ぜひ理解してほしいことをお伝えします。
なかなか妊娠できないのは自分のせいだと思う女性が多いと思うのですが、それは女性側の問題だけではありません。
もちろん男性側の問題が関わっていることもあります。
ですので、
「私のせいだ」
「私がいけない」
などとは思わないようにしてくださいね。
もしなかなか妊娠せずに、もやもやしてしまうようでしたら、一度産婦人科で「不妊検査」を受けてみましょう。
これは女性側の検査もありますが、男性側の検査(精子の数や、動きなど)も必須となります。
パートナーと一緒になって、お互いに理解をしながら進めていきましょう。
もちろん「妊娠しやすい体」を手にいれることは大切ですが、不妊検査も大切だということを知っておきましょう。
元気な赤ちゃんに出会うために
せっかくなら、元気な赤ちゃんに会いたいですよね。葉酸が生まれつきの障害のリスクを減らしてくれるということで、厚生労働省は妊娠がわかる前からの葉酸サプリの摂取を推奨しています。
葉酸サプリを摂取することにもリスクはありますので、つぎの記事を読んで、考えてみましょう。
→あなたの遺伝子は大丈夫?葉酸の代謝が苦手な人は気をつけて!
まとめ
いかがでしたか?
妊娠しやすい人になれるよう、改善できることもあるんですよ!
しにくい人に当てはまっても、大丈夫!
改善策を実行してみましょう!
筆者も不妊で悩んだ1人ですが、「妊活」が頭から離れないときよりも、精神的にリラックスできているときに授かりましたよ!
「期待するとできない」という話は、科学的な根拠はありませんが、私自身も経験したことにより、なんとなく意味がわかった気がしています。
期待が自分に変なプレッシャーを与えてしまい、微妙に体調が変わり、妊娠しにくい状態になっているのではないかと思います。
「まずは自分自身がリラックスして、パートナーと仲良くするのが妊娠への一歩」と、今の筆者は思っております。
それでは、あなたが妊娠できますよう願いまして、この記事を終わります。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。