【卒業祝い・就職祝い】何をする?お祝いの相場・お返しの相場等解説
春、それは別れの季節でもあり、出会いの季節でもあります。
わが子や親族が地元の高校や大学などを卒業して都会に就職するという人も多いでしょう。
親や祖父母としては、子・孫の成長は嬉しくもあり、寂しさや心配事もあることでしょう。
と同時に気になるのは卒業祝い・就職祝いですよね。
ということで今回は、卒業祝い・就職祝いのお話です。
「何をするか」「お祝いの相場」「お返しの相場」について進めていきます。
これからスタートする新社会人生活をあたたかくお祝いし、気持ちよくスタートを切れるよう願いましょう。
なにをすればよい?
卒業や就職のお祝いの仕方に、とくに決まったものはありません。
小学校や中学校の卒業や高校を卒業して進学する場合は、まだ学生生活が続くのでとくに卒業祝いをする必要はありません。
「おめでとう」の言葉を贈るだけでも十分です。
卒業と入学は連続することが多いですが、その場合は新しくスタートするほう(入学や就職)でお祝いしてあげるとよいでしょう。
高校や大学を卒業して就職する場合はお祝いとして身内で会食などを行うとよいでしょう。
また、浪人などで卒業後の進路が決まっていない場合は、卒業祝いを贈るようにしましょう。
その際には、進路が決まっていないことへのプレッシャーはかけないようにして、温かい言葉をかけてあげましょう。
親戚から就職祝い・卒業祝いをもらった場合
基本的に就職祝い、卒業祝いのお返しは必要ありません。
本人からのお礼の言葉を忘れないようにしましょう。
就職祝いをいただいたときは、初めての給料で菓子折り程度のものを内祝いとして本人の名前で贈るのもよいでしょう。
お祝いを渡す場合
時期
就職祝い・卒業祝いを贈る場合は、卒業式や入社式の前までに渡すようにしましょう。
プレゼント候補
就職祝いの贈り物としては、
- 時計
- 名刺入れ
- 手帳
- 定期入れ
など、社会人として必要となる小物が喜ばれます。
そのほかにも、
- 財布
- バッグ
- 多機能ボールペン
などが人気です。
男性にはネクタイやベルトもよいでしょう。
お祝い金の相場
現金を贈る場合は、表書きに「御祝」、「祝御就職」、「祝御卒業」、「御就職御祝」、「御卒業御祝」などを用い、紅白の蝶結びの水引のついた、熨斗つきの封筒に準備します。
お祝い金の相場は下記を参考にされるとよいでしょう。
- 両親…30000円
- 祖父母…10000円
- 親族…10000円
- 友人・知人…5000円
※金額は目安です。地域性や付き合いの深さ等で変わることがあります。親族は親族で、友人は友人で話し合って、額を揃えておくのがベターです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、卒業祝いと就職祝いのお話しでした。
卒業や就職のお祝いの仕方は、とくに決まったものはありません。
高校や大学を卒業して就職する場合はお祝いとして身内で会食などを行うとよいでしょう。
子どもがひとり立ちして巣立っていくのは嬉しい反面寂しくもありますが、温かくお祝いしてあげましょう。