ゴキブリ対策に最強なものはコレだ!手段を選ばず完全駆逐!
しぶといしぶといしぶといゴキブリ。
「駆逐してやる!」
と思っても、なかなか家から消えないですよね。
さて、あなたは最強の対策を知りたいのですね?
そこで今回はゴキブリを退治する最強の方法をご紹介します!
さあ、進撃だ!
※画像控えめですが、市販のアイテムの写真に描かれてますので、苦手な方はご注意ください
見出しで拾い読みする?
ゴキブリ対策で最強なのは毒エサ
環境などによっても多少は違うかも知れませんが、家のゴキブリ対策をするのであれば、毒エサが一番効果的だと言えるでしょう。
毒エサを、ゴキブリ出没スポットを中心に配置してみましょう。
そうすれば、ほんのしばらく我慢するだけで、家でゴキブリに遭遇する確率は確実に低くなります。
ほかに毒エサを置くとすれば、巣の周りですね。
巣を見つけたいかたは、巣となりやすい場所の記事も参考になさってください。
ではなぜ、毒エサはゴキブリ退治に効果的なのでしょうか?
毒エサがゴキブリに有効なのはなぜか
ここからは毒エサがなぜゴキブリに効くのかを解説します。
まず前提として、ゴキブリには腎臓があまりせん。
人のような哺乳類であれば、短期間のうちに腎臓で浄化されて尿として体外へ排出されますが、腎臓のないゴキブリなどの昆虫たちにおいては、毒が体内に残る時間が長くなります。
そのため、毒をどんどんと体内に溜め込むことになりやすいです。
溜め込んで溜め込んで、どうなるでしょう?
そう、過剰摂取して代謝ができなくなったころ、ゴキブリは死に至ります。
毒エサの代表的なもののひとつは、ホウ酸団子です。
ホウ酸は殺菌作用があり、昔からうがいをするときに水に混ぜて使われたり、洗眼に使われていたりしました。
そのため、人体には無害であるかのような印象を持ってしまいますが、使用量次第です。
人間がホウ酸を摂取してしまった場合には、腎臓により処理され、体内から排出されますが、20g以上一気に摂取すれば、大人でも命に関わることがあります。
体の大きさと腎臓の有無を考えれば、ゴキブリが死んでしまうことは明白です。
もちろん、ホウ酸以外の毒でも同じことが言えます。
ところで、ただゴキブリを殺せるだけなら、それは毒エサ以外の駆除剤にも言えることです。
ではなぜ、「毒エサがゴキブリ退治で最強」なのでしょうか?
毒エサならたくさんのゴキブリを始末できる!
通常、毒入りのエサを食べたゴキブリが死ぬと、その死骸や糞を食べたゴキブリまで退治できることを期待できます。
ゴキブリは、仲間のゴキブリがなぜ死んだのかを解明するために、その死骸を食べると考えられています。
また、卵から孵ったばかりのゴキブリの幼虫は、しばらくの間は成虫の糞を食べて過ごすという習慣があります。
ゴキブリの幼虫に関しては、つぎの記事に詳しく書いてあります。
もし見つけてしまったときのために、読んでおくとためになると思います。
毒エサであれば、それらの習慣を逆手に取って、家中はおろか、新たに侵入してきたゴキブリや、その幼虫まで、あらゆるゴキブリを退治することができるのです。
さらに一部の毒エサは、メスの持つ卵にまで有効です。
くん煙剤であれば、効果はその場限りで終わってしまいますが、毒エサはかくも強力なのです。
毒エサの有効性を確認したところで、つぎは「作るか、買うか」のお話です。
作るとすればホウ酸団子ですが、気軽にお店で購入できるホウ酸団子と、家庭で一から手作るするホウ酸団子では、いったいどちらが効果的なのでしょうか?
また、買うとすればホウ酸団子以外にもさまざまな毒エサがあり、どれが効果的なのでしょうか?
毒エサは市販か手作りか?どちらが効果的?
ホウ酸団子を使うなら、環境を考えよう
ホウ酸団子は特定の材料を混ぜるだけで、簡単に自宅でも手作りできてしまいます。
しかしながら、家のゴキブリ対策としてホウ酸団子を用いるなら、まず考えなくてはいけない点があります。
一体どんな点でしょうか?
それは、ゴキブリ対策用のホウ酸団子を誤って食べてしまう可能性のある、赤ちゃんやペットなどが家にいるかどうか、という点です。
誤って食べてしまった場合、赤ちゃんやペットの具合が悪くなったり、最悪の場合は最悪です。
もしも自宅に赤ちゃんやペットがいる場合においては、市販の毒エサを使用したほうが安全であると言えるでしょう。
同じ毒ですが、なぜ、市販のもののほうが安全なのでしょう?
市販の毒エサが比較的安全だが…
市販のホウ酸団子が、自宅で手作りしたホウ酸団子よりも安全である理由としては、市販のものはおおよそケースに入っているということがあげられます。
ケースに入っていれば、ペットや赤ちゃんが誤食することを避けることができ、ゴキブリにのみ有効であると言えるのです。
また、市販のホウ酸団子は消費期限が長いために、長い間放置していたとしても、ゴキブリ退治に効果を発揮すること期待できるのも、市販品の良いところです。
ただ、市販品は赤ちゃんやペットの誤食という観点から比較的安全なだけですので、より安全な対策を知りたいに方は、つぎの記事のほうが参考になるでしょう。
毒性まで考えれば、ホウ酸かそれ以外の薬剤か、どちらが人間にとって危険なものか、本当のところはわかりません。
例えば近年よく目にするようになったフィプロニル入りの毒エサは、ホウ酸よりも毒性が高く、強力ですが、そのぶん危険です。
0.14mgの摂取で軽度の意識障害を起こし、4.95gの摂取で死亡例があります。
参考PDF:フィプロニル – 公益財団法人 日本中毒情報センター
フィプロニルは、犬猫用のノミ・ダニ駆除剤にも使われていて、農林水産省の副作用情報データベースでフロントラインというノミ・ダニ駆除剤を調べてみたところ、平成16年8月から平成29年9月までで、26件の登録情報がありました。
そのうち16件は、死亡。
情報の詳細まで読むと、「フィプロニルのせいだけとは言えない」という気がすると同時に、「まったく関係ないと言い切れない」とも思わされるものでした。
参考:副作用情報データベース – 農林水産省動物医薬品検査所
(品名には“フロントライン”、主成分名には“フィプロニル”と入れて検索しました)
フロントラインは犬猫の体に直接塗り付けるもののため、ゴキブリ駆除用の毒エサと単純には比較できませんが、フィプロニルはそれだけ強力だということです。
まとめ
最強のゴキブリ対策アイテムは、毒エサです。
毒エサを食べたゴキブリだけでなく、その死骸やふんを食べたゴキブリにも毒が回ります。
毒エサの中でも、特にオススメなのが、写真も掲載しています「ブラックキャップ」です。
「メスの持つ卵にも効く」というものです。
これを使い始めてから、わが家ではゴキとの遭遇が激減しました。
さて、あとは、侵入してくるゴキブリの対策と、家に残された卵の処理を行えば、最強の対策の完成です!
どれだけ退治しても、家にどんどん入ってこられてしまっては、いつまでたってもゴキブリと遭遇することになるでしょうからね。
最強の対策とは、本当の意味では、「退治」「侵入阻止」を同時に行うことなのです。
そのための記事を紹介して、この記事を終わります。