車のエアコンの臭い対策5選。これで臭い車内ともお別れ!
臭い臭い車のエアコン。せっかくのドライブも台無しですね。
どうしてこんなに臭いんだ!?どうしてこんなに臭いんだ!?
って、妖怪のせいじゃありません。
それならなんとかできるはず!対策紹介していきます!
見出しで拾い読みする?
ちょっとのひと手間でカビ防止!
車のエアコンが臭う原因、実は「カビ」なんです。
結露による水分に、ほこりや汚れが付着すると、エアコン内部がカビの温床となってしまうのです。狭い車内でそんなエアコンから吹き出す空気を吸うとなると、臭いだけでなく、健康面でも心配ですね。
そんなカビを防ぐには、まずはエアコンの湿気を取り除くことが大切。ドライブが終わったら、熱風でエアコン内部を完全に乾燥させるのです。手順は以下の通り。
1.エアコンをオフにする
2.窓を開ける
3.温度・風量とも最大で暖房運転する
10分ほど運転すれば完璧ですが、時間のない時は1~2分でも十分な効果があります。乾燥させることでカビの発生を防げるほか、生えたばかりのカビであれば熱でやっつけることも可能です。
ちょっとでも臭いが気になったら、ドライブ前に熱風運転することを心がけましょう。
エアコン消臭スプレーで気軽に対策!
エアコン消臭スプレーは、送風口にノズルを突っ込みシューッとひとふきするだけで嫌な臭いを取り除ける優れもの。エアコンに付着したホコリや汚れなどの原因物質を、イオンの力で抑え込みます。
カビの臭いが強いようなら、浴室などに使う家庭用の防カビスプレーが効果的です。使用方法をよく読み、車にも使用できるものを選びましょう。塩素を使用したものはエアコン内部を傷めることがあるので注意が必要です。
参考商品
カーメイト いますぐエアコン消臭 銀 D27 無香
ピュアソン カビなくなったでしょ!
スチーム消臭剤でまるごとスッキリ!
エアコンを使うと猛烈に臭い!というかもう車に入っただけで臭い!!そんな時には、スチーム式の消臭剤を試してみてはいかがでしょうか。
参考商品
カーメイト(CARMATE) 消臭剤 車内清潔スチーム消臭 エアコン用 無香 D21
バルサンのようにモクモクと煙を炊いて車内をまるごと消臭できます。使い方は以下のとおりです。
1.車のエンジンを入れ、エアコンをONにする
2.消臭剤の底面を押すと煙が出てくる
3.消臭剤を助手席の下に設置する
4.窓が閉まっていることを確認し、ドアを閉め、10分ほど放置する
5.終われば窓を開けて換気する
直後に乗車すると気分が悪くなるケースもあるようなので、心配な方は前日に使用するようにしましょう。エアコンのカビ臭だけでなく、シートや車内に染みついた嫌な臭いも除くことができ、気持ちのよいドライブができますよ。
エアコンフィルターをチェック!
家庭用のエアコン同様、カーエアコンにもフィルターが付いています。このエアコンフィルターを交換・掃除することにより、エアコンの臭いが劇的に改善することがあります。
自動車メーカーは1年でフィルターを交換することを推奨しているんです。最近の車では、個人でも交換しやすい場所にエアコンが取り付けられていることも多いので、DIYに挑戦してみましょう。
多くの車種では、ダッシュボードの裏側に取り付けられていることが多いようです(説明書で確認ができます)。グローブボックスを取り外し、その裏側にあるフィルターを取り出します。
交換用のフィルターはディーラーだけでなく、カー用品店でも購入することができます。価格は数千円程度、車種に合ったものを選びましょう。抗菌やウイルス除去などの効果があるものも販売されているので、小さなお子さまを持つ方などにおススメです。
フィルターは掃除することも可能です。基本的には水ですすぐだけでOKですが、ヤニ汚れなどが気になる場合は、中性洗剤を薄めて漬け置きします。自然乾燥させて再び取り付ければ終了です。
内部洗浄で根こそぎキレイに!
最近は、家庭用エアコンのクリーニングサービスが普及していますが、同様にカーエアコンも内部洗浄を行うことで、カビや汚れを落とし、臭いを改善することができます。
特に汚れが付きやすい部分は、エバポレーター(空気を冷やす部分)。非常に冷たくなるので結露しやすく、ゴミやホコリを寄せ付けやすくなるのです。
エバポレーターは、フィルターよりもさらに奥にあります。専用のクリーナーも販売されており、DIYで掃除することもできますよ。
ここでは、トヨタのディーラーで使用されている「クイックエバポレータークリーナーIII」という商品を例にとって説明します。
参考商品
ドライブジョイ クイックエバポレータークリーナーIII
手順は以下の通りです。
1.クリーナーのスプレー缶にノズルを差し込みます。
2.グローブボックスを開け、フィルターを取り外します。
3.ノズルの先端をブロアーの中心に向けセットします。(固定しやすいようホルダーがあります)
4.エンジンをかけ、エアコンはOFFにして内気循環でファンを回します。作業中にファンが止まらないよう、オートモードにはせず風量最大に設定します。
5.スプレーのボタンを押し下げ、液剤を噴射します。
6.噴霧が止まったら、エアコンをONにします。エバポレーターを結露させ、その水で液剤を流します。
7.フィルターやグローブボックスを元に戻し、終了です。
ここまで掃除をすると臭いはほぼなくなります。汚れが溜まり過ぎると落とすのも難しくなるので、こまめに行うのが理想的。フィルター交換と同じタイミングでできればいいですね。
かなり手間のかかる作業ですので、不安な方は専門店にお願いしましょう。
まとめ
いかがでしたか?車のエアコンの臭い対策。
簡単にできるものから、ちょっと手間のかかるものまで5つ紹介しました。遠出の前には、ちょっと手間がかかっても、気分よくドライブできるよう対処しておきたいですね!