クエン酸で楽に掃除できる、おうちの中の6エリア
最近は、店頭の掃除用品のコーナーに、クエン酸が並ぶようになりましたね。
掃除のとき、これを使いこなせたら非常に便利です!
楽です!
ただ、注意点もあります。
使い方によっては有毒ガスが発生します。
それでは、具体的に見ていきましょう。
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お風呂…水垢汚れや鏡のウロコ汚れに
酸性の性質を持つクエン酸は、反対の性質を持つアルカリ性の汚れを分解し、よく落とします。
お風呂汚れの代表である水垢や石鹸カスは、アルカリ性なので、クエン酸が効果的なんです。
また、お風呂掃除で厄介なのが、蛇口や鏡に付着してなかなか取れない「くもり」や「ウロコ汚れ」。
これは、水道水に含まれるカルシウムが析出したものですが、酸性のクエン酸によって溶け出し、簡単に落とすことができます。
クエン酸は、粉末であれば水に溶かし、スプレーボトルに入れると使いやすいです。
気になる部分にスプレーし、1時間ほど放置します。
その後、水で流すか、やさしく拭き取ってください。
洗面器や浴用イスなど、洗いたいものがたくさんあるときは、浴槽を使って漬け置きをすれば簡単!
クエン酸には除菌・防カビ効果もあるので、お風呂掃除にはピッタリです!
キッチン…シンクピカピカ!除菌効果もバッチリ!
キッチンでもクエン酸は大活躍!
口に入れても大丈夫なので、安心して使えます。
キッチン掃除で最も敬遠されるのが、ヌルヌルの排水溝。
この掃除には、重曹との合わせ技が効果的です。
排水溝に重曹をふりかけ、その上からクエン酸をスプレーするとシュワシュワと発泡します。
この泡が汚れを浮かして落とすのです。
あとは、軽くこするだけで終了です。
ステンレスシンクや蛇口のくもりにも効果があります。
スプレーしてしばらくおいた後、いつもの掃除と同じように、スポンジや歯ブラシでこすりながら洗い流せばOK!
それでも落ちない頑固な汚れには、パックがおススメです。
まんべんなくスプレーした後、キッチンペーパーで覆って1時間以上おきます。
その後洗い流せば、ピカピカで気持ちのいいキッチンが実現できます。
除菌や消臭にも気を付けたいですね。
三角コーナーの生ゴミに、布巾を洗ったあとに、まな板や包丁に…
様々な箇所に使えます。
家電…カルキ汚れを撃退!
飲食に関わる家電は常にキレイに保ちたいものです。
口に入れても安全なクエン酸なら、そんな家電も安心して掃除することができます。
代表的なものは、電気ポット。
長く使用していると、カルキ汚れが気になります。
このカルキ汚れも、水道水のミネラル分が析出したものなので、クエン酸の得意分野なんです。
市販されているポット洗浄剤に、クエン酸を主成分としたものがたくさんあることからも、その効果は折り紙つき!
電気ポットに水を満たし、クエン酸(水2~3リットルに対し40~50グラム)を入れてよく溶かします。
通常通り沸騰させ、1時間ほど放置しましょう。
その後お湯を捨て、数回すすいだらOKです。
コーヒーメーカー、食器洗浄機、加湿器、スチームオーブンなど、水を使う家電には同様に使用できます。
クエン酸で電気ポットを綺麗に洗浄する参考動画
リビング…こまめに使って菌や臭いをカット!
じめじめした季節、カビの繁殖が気になるフローリングや畳には、クエン酸の抗菌効果が利用できます。
バケツ半分の水にクエン酸を小さじ1杯加えたクエン酸水を作り、雑巾をつけた後固く絞って拭きます。
直接スプレーして、乾いた布で拭き取る方法でも可能です。
二度拭きが不要なクエン酸は、「ちょい拭き掃除」にもってこい。
リモコンやスイッチパネルなど、大勢の手が触れやすい箇所に使えば、菌の繁殖を抑えて清潔に保てます。
また、埃を剥がす効果や、埃を寄せ付けにくくする効果もあるので、テレビの液晶画面の拭き掃除にも便利です。
そして、リビングで大きな面積を占めるカーテン。
頻繁に洗濯をするのは面倒ですが、カーテンに染みついた臭いは消したいものです。
そんなときにはクエン酸の消臭効果が役立ちます。
カーテン全体に掃除機をかけて埃を取ったら、スプレーするだけ。
クエン酸自体は無臭なので、お部屋の香りを邪魔することもありません。
もしカーテンにカビが生えてしまっていたら、つぎの記事も参考にしてみてください。
ペットまわり…臭いの悩みを解消!
ペットを飼っている方にとっても、クエン酸の消臭効果は非常に便利です。
ちょっと粗相してしまったときなど、仕上げにクエン酸スプレーをササッと使いましょう。
また、あらかじめペットシーツにクエン酸をスプレーしておいたり、猫のトイレ用砂に粉のクエン酸を混ぜ込んだりしておくと防臭効果が発揮できます。
クエン酸ならかわいいペットにも安心して使えますね。
トイレ…クエン酸が最も効果を発揮する場所!
トイレの汚れは水垢、カルキ、尿石(尿中のカルシウムなどが析出したもの)がメイン。
酸性のクエン酸が最も得意とするところです。
さらに、除菌・消臭効果もトイレ掃除にぴったり!
専用のスプレーボトルを常備しておきましょう。
ウォシュレットの掃除の記事もありますので、よかったらそちらも参考にしてみてください。
クエン酸を使う上での注意点
いろいろな場所の掃除に気軽に使えるクエン酸ですが、注意しなければいけない点もあります。
大理石には使用しない
大理石の主成分は炭酸カルシウムで、酸により溶けてしまいます。
鉄や銅には使用しない
錆びやすくなります。
塩素系漂白剤やカビ取り剤と一緒に使用しない
毒性の高い塩素ガスが発生するので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
クエン酸をうまく使えば、こんなに簡単に、家じゅうをきれいにできちゃうんです!
ぜひ、実践してみてくださいね!
これであなたもクエン酸マスター!