【離乳食初期】組み合わせて応用も楽々!簡単に作れる基本メニュー9選!
いよいよ、赤ちゃんも離乳食の初期の時期がやってきましたね。
成長を感じるとともに、
「初期の離乳食は難しいのかな?」
「毎食作るのは手間だな……」
とちょっと悩んでいるお母さんもいらっしゃることでしょう。
大丈夫です、離乳食、特に初期は簡単です!
作り方がいたってシンプル!
ということで、今回は「簡単に作れる離乳食初期メニュー」についてお話ししていこうと思います!
組み合わせてのアレンジも簡単にできるので、マンネリにもなりにくいですよ。
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離乳食初期の定番メニュー
離乳食初期は食べられるものが少ないです。
最初は食べられるものに、少しずつ慣れてもらえるだけで良いです。
まずは、
- おかゆ
- ペースト
- 野菜スープ
を基本としましょう。
離乳食初期のメニューを考えるときに気をつけることは2つだけです。
- 離乳食初期に適した素材を使う
- 飲みこみやすいようにトロトロにする
上記の3つのメニューはこれらの条件を簡単に満たせますね。
だからこその定番です。
離乳食には大きく分けて、
- ゴックン期
- モグモグ期
- カミカミ期
- パクパク期
の4つの時期があります。
初期の生後5~6ヶ月は「ゴックン期」、これは飲み込むことに慣れるための離乳食です。つまり、ドロドロした液状に近い飲み込みやすいものが基本になります。
これを覚えておきましょう!
それでは、単品でそのまま食べてもよし、2~3種類を組み合わせてもよしのメニューをご紹介していきます。
1)おかゆ
離乳食初期といえば10倍がゆ。最初は裏ごししてゆるめのトロトロにします。
慣れてきたら、お好みに合わせて、すりつぶしで少し粒が残っているトロトロにしてみます。
10倍がゆレシピ1
<用意するもの……米50cc、水500cc>
- 米50ccをよく洗って、ザルにあげる
- 大きめの鍋に、米と水500ccを入れ、1時間放置
- 鍋を強火にかける
- 勢いよく煮立ったら、弱火にする
- 30分後火を止め、フタをしたまま10分間放置
10倍がゆレシピ2(炊いたご飯の10倍がゆ)
米からも作ることができますが、私の実体験から、炊いたご飯から作るほうが楽でした。
大人の余ったご飯で作っていたので楽だったんです。
<用意するもの……炊いたご飯30g、水150ml>
- 鍋にご飯と水を入れ、強火にかけます
- 煮立ったら弱火にして、20分ほど火にかけます
- できあがったら、すり鉢などでなめらかにします。固いようなら白湯でのばします
火にかける時間は、鍋や火加減で変わってくるので、調整してください。
ふきこぼれには注意!
コツをつかめばカンタンにできて、大人もおいしく食べられますよ。
残ったおかゆは、製氷皿に入れて、1週間分冷凍します。
食べるときに1回分ずつ解凍して、必要ならアレンジを加えます。
- 野菜のペーストを混ぜると、あっという間にカボチャがゆや、ニンジンがゆのできあがり
- 野菜スープでゆでると、さらにトロトロの食感に
2~4)野菜のペースト
多めに作って、残りをカレーにすれば、大人のおかずもできます。
2種類のペーストを混ぜると、思いがけない色や違う味になります。
赤ちゃんといっしょに、色々な組み合わせを楽しんでください。
2)にんじんペースト
用意するもの……にんじん15g、白湯少々
- にんじんの皮をむき、細かく刻みます。
- 電子レンジで2~3分加熱します。
- こし器などで、ペースト状にします。このとき、白湯で少しずつ伸ばします。
3)トマトペースト
用意するもの……湯むきしたトマト20g
- トマトを電子レンジで1~2分加熱します。
- こし器などで、なめらかにします。
4)小松菜ペースト
用意するもの……茹でた小松菜の葉先15g、野菜スープや出汁少々
- 小松菜をすり鉢などでつぶし
- スープや出汁でのばします。
野菜はここで紹介したものだけでなく、カボチャやキャベツ、ホウレンソウなどでも大丈夫です。
「カボチャが大好きでホウレンソウは嫌い」
なーんて個性も感じられて楽しいですよ。
5~8)その他ペースト
5)白身魚ペースト
用意するもの……白身魚5g、出汁少々
- 白身魚を茹でます。
- 火が通ったら、白身魚をつぶします。
- 出汁を少しずつ加え、なめらかにします。
6)豆腐ペースト
用意するもの……絹ごし豆腐小さじ1~2、上記の野菜スープや出汁少々
- 耐熱皿に豆腐を入れて、30秒~1分加熱します。
- すり鉢やこし器でつぶし、
- スープや出汁を少しずつ足して、なめらかにしていきます。
7)パンがゆ
用意するもの……8枚切りのパン1/4枚、粉ミルク60ml
- パンを細かく切ります。
- 小鍋に粉ミルクと、細かく切ったパンを入れます。
- パンがトロトロになるまで弱火で煮ます。トロトロになったらできあがりです。
8)バナナペースト
用意するもの……バナナ50g、粉ミルク少々
- 皮をむいたバナナを、耐熱皿で約30秒加熱します。
- すり鉢などでバナナをなめらかにします。このとき、粉ミルクで少しずつのばします。
どれも簡単なレシピですね。
9)野菜スープ
使える離乳食といえば、これです。
そのまま飲ませてもよし、他の具材と合わせてもよし、汎用性が高いのでこれはぜひ作ってほしい離乳食です。
<用意するもの……キャベツ、玉ネギ、かぶ、にんじん、大根などの3~5種類をあわせて300gほど>
- 野菜を大きめに切る
- 野菜を鍋に入れ、ひたひたの水を加える
- 強火で沸騰させる
- 弱火で20~30分間ゆでる
- ザルにキッチンペーパーを敷き、スープをこす
使った野菜をスープでのばして、離乳食にするのもOKです。
残ったスープで、大人用においしいおみそ汁もできます。
忙しいときは、野菜のペーストを作った残り汁をこしたもので代用できます。
時間があるときは、水の代わりに昆布だしを使えば、一層美味。
野菜スープを使った便利テク
冷凍した野菜のペーストを温めると、乾燥してパサパサになることがあります。
そんなときは、
- 野菜スープを少し入れると、トロトロがよみがえります
- 野菜スープを多めに入れると、ポタージュができます
さて、ここで紹介したレシピは、簡単に応用ができます。
例えば……
離乳食初期の簡単アレンジ
- 10倍がゆ+豆腐ペースト
- 10倍がゆ+白身魚ペースト
- 10倍がゆ+トマトペースト+野菜スープ
- パンがゆ+にんじんペースト
- バナナペースト+にんじんペースト
などなど、組み合わせは自由です。オリジナルの離乳食メニューが作れてしまう、とっても簡単レシピでした。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい!
小さな赤ちゃんのいる生活は、時間に余裕がないこともあります。
1週間分、何種類かまとめて作って冷凍しておくと、食べるときにいくつか選んで解凍して温めるだけになりますよ。
これなら調理時間5分で済みます。
レンジで解凍するだけなら旦那さんでも簡単にできますし、赤ちゃんの離乳食を任せやすくもなりますね。
作る手間を省こう!簡単フリージング
では、便利な冷凍方法をご紹介していきますね!
- 製氷皿を使って冷凍。ブロック状に固まったものをフリージングパックで保存
- 1食ずつシリコンカップを使って冷凍。タッパーなどに入れて保存
多めに作って、このような容器で冷凍するだけなんです。
シリコンカップは、そのままレンジに入れられるので楽ですね。
注意としては、冷凍できない食品があるということです。上記のレシピだと、「豆腐」は冷凍できません。
豆腐の離乳食は、1食ごとに作りましょう。
さらに、離乳食初期であると時短になる便利なグッズをご紹介しておきます。
あると便利な時短アイテム
- フードプロセッサー
- ハンドブレンダ―
- ミキサー
もちろん、これらがなくても初期離乳食は作れますが、あったほうが、つぶしたりのばしたりする作業もはるかに楽になります!
あとは、お湯で溶くだけのベビーフードも便利ですね。頼りすぎるのは良くありませんが、病気をしたときなど、たまに手を抜きたくなったときには助かります。
例えばインフルエンザで高熱出てるときに時間をかけて離乳食づくりもやらなきゃなんて、大変ですからね。
ところで、離乳食初期にはいろんなメニューを作れた方が、赤ちゃんのいろんな反応が見れて楽しいと思います。
少しずつレパートリーを増やしてみませんか?
離乳食初期の発展メニュー
まとめ
どのレシピもシンプルで、手間がかからないことがお分かりいただけたかと思います。
また、冷凍保存を活用することで、さらに手間がかからなくなるということも覚えておいて下さいね!
私は面倒くさがりなので、フリージングにはお世話になりました。忙しいときでも疲れているときでも、冷凍庫から取り出してレンジで温めるだけ。
育児中は少しでも長く自分の時間がほしいものなので、こういう時短技は本当に使えますよ!
それでは、離乳食がスムーズに進み、赤ちゃんがすくすく成長し、あなたの暮らしがより楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!