【生後5ヶ月】赤ちゃんの人見知りの対処法と原因は?
生後5ヶ月くらいになり、今まで誰にでもニコニコしていた赤ちゃんが急に人見知りになってしまって、
はじめて見る人が近くに来ると急に無表情になったり、たまに会う親戚を見ただけで泣き出してしまうことがありますよね。
その対策はあるのでしょうか?
そして原因はどんなものなのでしょうか?
赤ちゃんに泣かれずに済むよう、人見知りの知っておきたい知識をご紹介します。
見出しで拾い読みする?
人見知り赤ちゃんの5つの対処法
人見知りで困っている方、ご安心下さい。
赤ちゃんの人見知りの対処方法があります。
「人見知りが始まったな」と思った方、また、
「あの赤ちゃんは人見知りする子かな?」と思ったら、ぜひ実践してみてください。
1)急な抱っこはびっくりするので控えましょう
赤ちゃんって、かわいすぎてつい抱っこしたくなっちゃう人が多いかと思います。
ママとしては「かわいい!抱っこしていい?」と聞かれたら悪い気もしませんから「いいですよ」とすぐに赤ちゃんを渡してしまって、
すぐに赤ちゃん大泣きで、渡された側も申し訳なくなってしまうということが起きます。
人見知りの赤ちゃんにしてみれば、急に信頼しているママの元を離されるわけですから、びっくりしてしまいます。
びっくりして、泣きます。
人見知り赤ちゃんの急な抱っこは控えましょう。
もしママの元を離れて泣いたら、すぐに戻してあげましょう。
「慣れてくれるかも」と思ってその人に抱かせたままだと、どんどん泣き声はエスカレートしていきます。
2)できれば行くのを待つ(来るのを待つ)
赤ちゃんは促されて何かをするよりも、「自分から行動したい」という思いがあります。
このころに無理強いをしてもいいことはありません。
抱っこを代わろうとして、ママの洋服をギュッとつかんだら、それはママのもとにいたいというサインです。
そこは無理強いをせず、時間をかけましょう。
3)ママの行動で教えてあげる
特定の人への人見知りをなくしたいのであれば、赤ちゃんが「ママが仲良くしている人は大丈夫だ」と思ってくれるように、ママ自身の行動で赤ちゃんに教えてあげましょう。
赤ちゃんはママの行動をしっかり見ているんです。
大好きなママが、ニコニコしていて仲良くしている人なら大丈夫だと赤ちゃんは思うことができますよ。
4)多くの人と関わりをもつ
人見知りを完全になくしたいのであれば、とにかく多くの人と関わることです。
赤ちゃんが、「いきなり誰かが危害を加えてくることはない」と学べば、知らない人を見ても泣くことはなくなります。
5)かわいくても見つめすぎない
人見知りされた側ができることとしては、さっきの“来るのを待つ”ということと、見つめすぎないということです。
これは動物の本能かもしれませんが、目をじっと見つめられると、緊張してしまいます。
むしろ動物の場合は、敵意を感じてしまうくらいなんです。
したがって、かわいいのは十分わかるのですが、あまり顔を見合わせないようにしましょう。
泣くほど見つめてしまっては、赤ちゃんの中で“イヤなことしてくる人”としての印象が強くなります。
そうなってしまうと、人見知り解消が遠のいてしまいます。
話しかけるときも顔をちらっと見る程度にしてみてください。
おもちゃで一緒に遊んであげるときも目線はおもちゃにもっていくと、赤ちゃんも警戒心を持つことなく、おもちゃに意識が集中します。
対策はここまで。
では、赤ちゃんはなぜ人見知りするようになるのでしょうか?
人見知りの2つの原因
1)赤ちゃんが人見知りをするのは成長した証
人見知りの原因は、赤ちゃんの成長の証だといえます。
「ママはこの人、パパはこの人、この人は……知らない人」というように顔を見て判断ができるようになってきているのです。
だから、知らない人の顔は、無表情でじぃ~っと見ていたり、不安で泣いてしまうんですね。
逆に「うちの子全然人見知りしなくて、誰にでもニコニコするけど、成長していないの?」と心配するママもいると思います。
それも大丈夫です。
それはその子が持って生まれた性格です。
例えば筆者の上の子は、かなり人見知りしない子でした。
1歳ちょっとのときの話になりますが、スーパーで買い物をしていてちょっと目を離したすきに知らない人に近づいていって、なにやら話しかけていたりしました。
うまくしゃべれない時期で、話しかけられて困惑している人もいました(笑)
逆に下の子はパパですら泣かれるほど。
その時期はパパに預けられなかったので、私がしんどかったです(苦笑)
育った環境はほぼ同じで、いろいろな人と出会っているのに不思議ですよね。
人見知りをするしないは、赤ちゃんの個性なんですよ。
2)興味はあるけど、ちょっとこわいのかも?
人見知りをする赤ちゃんは、その人のことを嫌いというわけではないんです。
「その人に興味はあるんだけど、でもちょっとこわい……」というのが赤ちゃんの本音なのかもしれません。
だから、じっと顔を見つめてきたり、ちらちら見てきたりするのです。
赤ちゃんなりに心の中で葛藤があるんですね。
そんな人見知り、生後5ヶ月に始まれば早いほうです。
では、いつになれば治まるのでしょうか?
早い子は生後5ヶ月くらいから人見知りが始まる。終わる時期は…
生後2~3ヶ月ごろは、何を見てもニコニコ、誰があやしてもニコニコしていた赤ちゃん。
それがいつの間にか気づいたら知らない人にはニコニコしなくなり、人見知りをするようになることがあります。
人見知りは、早い赤ちゃんで5ヶ月くらいから始まり、終わる時期はさまざまです。
これよりも早い月齢で始まったり、1歳過ぎに始まったりするお子さんもいます。
はじまる時期がさまざまですから、終わる時期もさまざまです。
よそのお子さんと比較せず、赤ちゃんの成長している姿をゆったりとした気持ちで見守っていきましょうね。
ちなみに筆者の下の子は、生後5ヶ月でパパすら拒否。
8ヶ月くらいでかかりつけのお医者さんを見ても泣かなくなり、
9ヶ月くらいでようやくパパと和解(笑)
お医者さんを見て泣かなくなったとき「今日は泣かなかったよ」とパパに言ったら、
「おう、そうか」と言いつつ少し悲しそうにしてました(笑)
それから少し積極的に下の子と関わろうとしてましたから、9ヶ月での和解はそのおかげでしょう。
そして1歳くらいでたまに遊びに来る親戚を見ても泣かなくなりました。
まとめ
大人でも人見知りの人と人見知りではない人がいるように、赤ちゃんも同じなんです。
成長の過程は、千差万別だと思っておいた方がいいかもしれませんね。
比較するのはナンセンスです。
そして、「うちの子、人見知りなんだな」と思ったら、焦らずゆっくりと時間をかけましょう。
筆者の下の子のように、いつかは自分で乗り越えていきます。
無理強いは禁物だということを覚えておいてくださいね。
ところで、今後の子育てにいくらかかるかご存知ですか?
「お金がかかるのは、まだ先のこと」と余裕に思っていると、お金が必要なそのときになって苦労するパターンになりがちです。
心の準備をしておくために、実際にいくらかかるのか知っておきましょう。
それでは、あなたがお子さんと楽しい時間を過ごされることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!