妊娠中の髪染め、市販のヘアカラーは悪影響がある？美容室が安全？

妊娠中でもおしゃれには気を使いますよね。

とくに出産が近づいてくると

「産後退院してからしばらく髪染められないし、その間にプリンになるのもイヤだしな～」

と思われ、ヘアカラーを検討されることでしょう。

市販のヘアカラーを検討中の方も、安全にプリンを避けるために最後までお付き合いくださいね。

妊娠中でもヘアカラーは可能だけど、市販のものは避けるのが無難

「胎児に悪影響がある」とも言われる妊娠中のヘアカラー。

「薬剤が毛穴から血液に入り込み、胎児に悪影響を及ぼす」とも言われています。

でもこれって、医学的に危険があるという証明はされていないんです。

しかし同時に、赤ちゃんにとって絶対安全という証拠もありませんので、「そもそもどうなのか」ということは忘れてはいけません。

あるのは「妊娠中にヘアカラー何回かしたけど、元気に生まれてきたよ」、もしくは「早産だったけど、もしかしたらヘアカラーの影響だったかも」という経験談くらいです。

もし早産になったり、もっと悪い結果になったとき、あなたはヘアカラーしたことを後悔しませんか？

「後悔しないから、ヘアカラーしたい」ということであれば、市販のものは避け、美容室でカラーリングしてもらうことをおすすめします。

なぜ？

その理由は3つあります。

美容室でのカラーリングをおすすめする３つの理由

１）妊娠中は皮膚がデリケートに

妊娠中は皮膚がとてもデリケートになっていて、ちょっとしたことで湿疹や痒みがでたりすることがあります。

ヘアカラー剤は皮膚への刺激があるものです。

「いつもは大丈夫」と軽い気持ちで使ったら、トラブルが起きてしまう可能性があります。

市販のものであなたの肌に影響がないかは、パッチテストしてみたらわかりますが、テスト自体も、そして合わないとわかったときにほかのカラーリング剤を買ってきて試すのは、手間ですよね。

美容室であれば、最初から刺激の少ないものを選んでもらえます。

２）市販のカラーリング剤は刺激が強め

そもそも市販のヘアカラー剤は、美容室で使用しているものよりも刺激が強いものが多いです。

なぜでしょうか？

それは、素人でも簡単にムラなく染められるように作られているからです。

カラーリング剤はいろんなメーカーのものがありますし、成分もさまざま。

中には、妊娠中の使用を避けるよう注意書きがあるものもあります。

自分で成分まで調べて、パッチテストまでやって、安心できるものを選びますか？

美容師さんに任せるのであれば、比較的安全なものを選んでもらえるはずです。

まあそれで安心できるかどうかは、あなたと美容師さんの信頼関係次第ですが…

３）市販のものは、においも強め

ヘアカラー剤って、においが強いものが多いですよね。

妊娠中、とくにつわりの最中は嗅覚も敏感になっていることがあり、いつもは平気でも、今回はどうかわかりません。

しかも市販のものであれば強めに作られていますから、匂いも強めです。

美容室によってはにおいが少ない薬剤を取り扱っているところもあります。

予約時に聞いてみるのもいいですね。

といったところで、

「美容室に行こうかな」

と思われた人のために、2ページ目に美容室に行くときの注意点をまとめます。

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