ゴキブリを掃除機で吸い込んだ! そのあとどうする?
掃除中に、ついゴキブリを吸い込んでしまいましたか?
そのまま放置して良いものか、悩みますよね。
答えを言います。
そのままではいけません。
ここでは、掃除機でゴキブリを吸い込んでしまったときの対処法をお話しします。
そして、今後どうするのが良いかということもあわせてご紹介します。
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掃除機でゴキブリを吸い込んだら
紙パック式なら、できるだけ早く紙パックを外して捨てましょう。
サイクロン式なら、できるだけ早くカップを外して、中身を捨てましょう。
生きていても死んでいても、そのまま掃除機を使い続けた場合、ゴキブリに当たった風を部屋中にまき散らし続けることになります。
イヤでしょう?
捨てましょう。
ということでカップや紙パックを外すことになるのですが…
外すときに
「生きてたら、紙パックを外すときに、逃げ出しそうで怖い」
と思ったりしますよね。
そのときは、ホウ酸を吸い込んで、しばらく放置してから外すのが良いです。
え、ホウ酸がない?
それはもう、覚悟を決めて家の外で外しましょう。
それか、ゴキブリホイホイのようなものを吸い込み口の前に仕掛けておいて、出てきて引っかかるのを待つかです。
もちろんその場合はしばらく掃除機を使えませんが。
「殺虫スプレー吸い込ませれば…!」と思われるかもしれませんが、引火する危険性がありますから、やめておきましょう。
引火しないまでも、掃除機が劣化します。
やめておきましょう。
ホウ酸を吸い込ませるのは念のためですが、実際には吸い込まれたゴキブリ、生きているのでしょうか?
生きてる?死んでる?
これについては、「掃除機の性能と状態次第」とお答えします。
ふたつ、動画を紹介します。
掃除機で吸い込んで、すぐに開けてみた動画です。
紙パック式
文字通り「虫の息」ですね。
この結果は、紙パックが新品だったことが大きな要因だと思います。
紙パックにゴミが溜まっている状態なら、吸引力が落ちているうえ、吸い込んだ後にクッションを用意しているようなものです。
余裕で生きていると考えるのが妥当です。
サイクロン式
これも同じく「虫の息」ですね。
ここまでが、すでに吸い込んでしまって、「それからどうするか」というお話でした。
ここからは、「今後どうするか」というお話です。
掃除機を使って適切にゴキブリを処理する方法
紙パック式でもサイクロン式でも、ただ吸い込んだだけでは、不衛生です。
そこで、適切な方法をご紹介します。
これは便利です。
これを買うのがもったいないようでしたら、似たようなアイテムを自作することもできます。
このほかにも、掃除機のノズルの先にストッキングをかぶせ、輪ゴムでとめておくという方法もあります。
その状態でゴキブリを吸えば、ストッキングにひっかかって止まります。
掃除機のスイッチを切ればゴキブリは解放されますので、解放してもいい場所まで移動してスイッチを切ればOKです。
例えばトイレに流すというのもアリでしょう。
ただ、掃除機がコード式ならコードの長さに限界がありますし、掃除機の吸引力と輪ゴムの強度次第ではストッキングごと吸い込んでしまうことも考えられます。
あまりおすすめしません。
ここまでは、ゴキブリ退治での、効果的な掃除機の使い方をご紹介しました。
ところで、ゴキブリそのものではなく、もしもゴキブリの卵を吸い込んでしまった場合にはどうすれば良いのでしょうか?
ゴキブリの卵を吸い込んでしまったら
ゴキブリの卵を掃除中に吸い込んでしまうことは、意外によくあることかも知れません。
タンスの裏の隙間やソファの下、そして冷蔵庫の下など、暗くて狭い場所に生みつけられることが多いゴキブリの卵は、掃除をしているときに見つかる可能性が高いものです。
そのとき勢いで掃除機で吸い込んで
「掃除機の中に吸い込んでしまったし、大丈夫だろう。」
と安心するのは大変危険です。
そのまま放置はかなり危険
掃除機内、とくに紙パック式の掃除機の中は温かく、食べカスなどゴキブリの幼虫の食べ物になるものを吸い込んでいるため、そのままゴキブリの卵を放置しておくと、そこで孵化して成長する恐れがあります。
幼虫については、つぎの記事に詳しく書いてあります。
何を食べるかを知っておくと、対策しやすいですよ。
→ゴキブリの幼虫を駆除して、おうちのゴキブリとサヨナラする方法!
ゴキブリの卵を吸い込んでしまったらすぐに捨てよう!
もしもゴキブリの卵を掃除機で吸い込んでしまったら、すぐに捨てるようにしましょう。
紙パック式の掃除機であれば、ケチらずにそのまま紙パックごと捨てるか、卵だけ探し出して処分する必要があるでしょう。
また、サイクロン式の掃除機で吸い込んでしまった場合にも、カップから取り出して処分する必要があります。
いずれにせよ、掃除機内にゴキブリの卵をそのまま放置しないよう、気をつけたいものです。
ときには気付かない間に吸い込んでしまっている場合もあるため、定期的にゴミが溜まる部分をきれいにすることを習慣づけるようにしましょう。
まとめ
掃除機でゴキブリを吸い込んでしまったとき、捨てるのはお早めに!
生きていて動き回る可能性を考えると、紙パックやカップを外すときは、お家の外に出ることをオススメしておきます。
これは手間なうえに不衛生ですから、今度から掃除機でゴキブリをどうにかしたいときは、紹介したアイテムを使うことも、あわせてオススメしておきます。
できることなら会わなくて済むのが一番ですから、対策できる記事を紹介しておきます。
ゴキブリと会わずに済むように
・ゴキブリの幼虫を駆除して、おうちのゴキブリとサヨナラする方法!
遭遇する場所によっては、簡単に処理できます
それでは、あなたの生活に平穏が訪れることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!