お食い初めで使う歯固めの石ってどこで手に入る?消毒はどうする?
お食い初めを自宅でお祝いする場合、お食い初め膳を用意しますよね。
鯛や、お吸い物などいろいろ作ると思いますが、
「歯固めの石はどうしよう?」
と思う方も多いと思います。
ではその歯固めの石はどこで手に入るのでしょうか?
またどのように選べばいいのでしょうか?
消毒はどうすればいいでしょうか?
なかなか知っている人がいない歯固めの石についてご紹介します。
見出しで拾い読みする?
歯固めの石はどこに?5つの入手法
歯固めの石の入手方法は、5つあります。
- 祝い膳についてくる
- お宮参りでもらえる
- 神社の石を借りる
- 買う
- 河原で拾う
です。
以下で詳しく紹介します。
1)祝い膳についてくる
外食などでお食い初めをお祝いする際は、祝い膳に一緒についてくる場合がほとんどです。
お店に確認してみましょう。
以下は、お家でお祝いするときの入手法です。
2)お宮参りの際にもらえる
お宮参りをした際に、お札などと一緒に歯固めの石を一緒にいただける神社もあります。
3)氏神様のいる神社の境内の石をお借りする(拾ってくる)
地元で氏神様のいる神社にお参りをした際に境内の石をお借りしましょう。
4)通販で購入する
お食い初めグッズ(赤ちゃんグッズ)を売っているネットショップなどでは、歯固めの石が単品で売られているところもあります。
拾ってきたものなどにちょっと抵抗がある場合はネットで購入するのもいいですね。
相場は1個500円前後くらいです。
5)近所の河原で
近くに神社などがない場合は、近所の河原などから拾ってきてもいいでしょう。
ただし
「本当にOKなの?」
と疑問に思いつつ使うくらいなら、神社から借りてきた方が心残りが少ないでしょう。
さて、石の場所がわかったところで、どのような石を選びましょうか?
選び方にもポイントがあるんです。
選び方は?
選び方のポイントは
- あまり人が踏んでいないような場所から石を選ぶ
- できれば2,3個選んでおく
- 大きさに決まりはないので持帰りやすい大きさ(1〜5cmくらい)を選ぶ
- 丸くてつるっとしたもの、少し角ばっているものを選ぶ
です。
正式には黒・白・赤の3色を1個づつ用意するとされていますが、ほとんどの場合は1つでとり行われるようです。
※個数や形状、色などは土地や地域によって異なることがありますので、あらかじめ調べておきましょう。(親御さんやおじいちゃんおばあちゃん、ご近所さんなどに聞いてみてくださいね)
手に入ったらあとは使うだけ……ではありません。
お子さんの健康のために、使う前にやっておきたいことがあります。
使う前にきれいにしよう
家に持って帰ってきたら
- きちんと洗う
- 煮沸消毒をする
- きちんと乾かす
以上のことをしてから使うようにしてください。
煮沸消毒は、お湯が沸騰してから5分もすれば十分です。
これでようやくお食い初めに使えます。
お食い初め全体の準備についてはつぎの記事に書いていますので、参考になりましたら。
さて無事に使い終わった歯固めの石、どうしましょうか?
持っていてもいい?返した方がいい?
神社の境内からお借りした場合は、お祝いをしたあとに、元あった場所に返してきましょう。
戻す際はきちんときれいにして戻してくださいね。
お宮参りの際にいただいたり、通販で購入した場合は記念としてとっておいてもいいですね。
ところで歯固めの石、どうして使うのでしょう?
意味まで知っておくと、その儀式に心がこもり、思い出として残りやすくなりますよ。
歯固めの石の意味
歯固めは生後100日頃にする赤ちゃんの行事である「お食い初め」のときにやる儀式ということはOKでしょう。
「丈夫な歯が生えてきますように」
という願いを込める儀式で、その際に使われる石を歯固めの石と呼びます。
昔は、歯が丈夫=長寿と考えられてきました。
なので、石のように歯が丈夫になり、長生きできますようにという願いが込められているのです。
歯固めの儀式はお食い初めの儀式が終わったあとにやるもので、歯固めの石に箸先をつけ、赤ちゃんの歯茎にちょんっと当てます。
このへんは地方によっていろいろあるようです。
石ではなくタコや梅干し、紅白もち、あわび、パワーストーンなどで代用するところもあるようです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、お食い初めで使う歯固めの石はどこで手に入るかというお話しでした。
おうちでやるなら基本的には神社から借りてくることになるでしょう。
外食でしたら外食先に尋ねてみるのがいいと思います。
ちなみに筆者は関東地方なのですが、外食でのお食い初めで出てきた歯固めの石は、1個で、5cmくらいで黒っぽく、丸くてつるっとした形のものでした。
管理者のローシュさんのところでは、お宮参りの際に神社から離乳食用の食器セットと一緒に、歯固めの石ももらったとのことです。
その石も「黒っぽくてつやつやしていた」とのことでした。
今はヘソの緒の近くに一緒に保管してあるそうです。
歯は丈夫に越したことはありませんよね。
丈夫な歯をずっと持ち続けられ、長寿でいられるよう思いを込めて、歯固めの儀式をしましょう。
ところで話がかわるのですが、今後の子育てにいくらかかるかご存知ですか?
「お金がかかるのは、まだ先のこと」と余裕に思っていると、お金が必要なそのときになって苦労するパターンになりがちです。
心の準備をしておくために、実際にいくらかかるのか知っておきましょう。
それでは、あなたの子育てが少しでも楽に・楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!