お弁当のおかずの冷凍保存方法。作り置きで朝の余裕を15分プラス!
朝、ご飯の準備や洗濯、身の回りの支度、さらにお弁当作りとなると大変ですよね。
「お弁当作りを楽にできたらなあ…」と思って作り置きするための冷凍保存方法をお探しのあなた、目のつけどころがイイですね!
作って冷凍しておけば、大幅な時短になります。
しかししかし、冷凍に向かないおかずがあって、冷凍・解凍することでおいしくなくなるものがあります。
そして冷凍に向いているものでも、正しく冷凍しないとすぐにおしいさが失われてしまったり、ほしいぶんだけ取り出すのが難しくなるんです。
さあ、おいしく食べられて、扱いやすい食品、そして正しい冷凍方法とは…!?
見出しで拾い読みする?
お弁当のおかずを美味しく保存するための冷凍方法
4つのポイントをご紹介します。
1)空気をシャットアウト!
空気に触れてしまうと、食材が劣化してしまいます。
ハンバーグやコロッケなど、ラップで包みやすいものはしっかりとラップで包み、空気に触れないようにしてから保存するようにしましょう。
さらにジップロックなどのジッパー付き冷凍用保存袋に入れると、冷凍庫の臭いもつきにくくなるのでグッドです。
きんぴらごぼうやひじき煮、炒り豆腐などは、ラップに包むよりお弁当用のカップに入れて冷凍するのが便利です。
そのままお弁当箱に詰められます。
ただ、アルミホイルのカップだと、電子レンジに入れると火花が出て危険ですから、自然解凍することになります。
電子レンジで解凍したいなら、電子レンジ対応のシリコンカップを使いましょう。
そしてアルミホイルでもシリコンカップでも、臭い移りを防ぐために、密閉できるタッパーに入れて冷凍することをおすすめします。
さて次のポイント。
2)きちんと火を通し、しっかりと冷ましてから冷凍!
中まで火が通っていないと、菌が増殖してしまう可能性があるので、きちんと火が通っているか確認するようにしましょう。
菌が繁殖しないまでも、食べたときに「火が通ってなかった…」と気づいたらがっかりしますよね。
また、アツアツのまま保存してしまうと、くるんだラップ内・密閉容器内に蒸気がこもって水滴ができ、おかずが傷んでしまいまう原因に。
粗熱をとってから包む・密閉するようにしましょう。
次のポイントは…
3)味付けは濃いめに!
冷凍すると、味がぼやけてしまいがち。
普段よりも少し濃いめの味付けにしておくと、解凍したときにちょうどいい濃さになります。
汁気はなるべく飛ばして、煮詰めるようにするといいでしょう。
最後のポイントは…
4)早めに使い切ろう!
冷凍していても、作ったおかずは徐々に酸化してしまいます。
ですので、冷凍してから大体1~2週間以内には使い切るようにしましょう。
やはり、早ければ早いほど美味しくいただけます。
と、ここまで冷凍方法のお話でした。
この方法を守ればだいたいOKなのですが、冷凍保存に適した食材と、冷凍するとおいしくなくなる食材がありますので、少し注意が必要です。
どんなものでしょうか?
冷凍作り置きにオススメのおかず・向かない食材は?
向かない食材
- サラダなどの生野菜
- 食感が変化する豆腐・こんにゃく・厚揚げ
- 水分の多い大根
- じゃがいも・さつまいも・長芋などのイモ類
- すじの多いタケノコ
というのは、冷凍に不向きです。
じゃがいもは大きく切ったまま保存するとボソボソとした食感になってしまいますが、マッシュポテトなどにするとおいしくいただけます。
冷凍作り置きに最適な定番おかず
メインになるおかず
- ハンバーグ
- つくね
- からあげ
- 一口カツ
- コロッケ
- シューマイ
- 春巻き
- 焼き鮭
からあげやカツ、コロッケなどの揚げ物は、グリルで軽く焼くと、カラっと仕上がります。
副菜でつかえるおかず
- きんぴらごぼう
- ひじきの煮物
- 小松菜のおひたし
- いんげんのごまあえ
- グラタン
これらのおかずは、お弁当用カップに小分けにして保存でき、解凍してそのままお弁当に入れることができますので非常に便利です。
さらに時短できる小ワザもあります。
電子レンジがあるなら
もし、職場などに電子レンジがあるなら、冷凍したままお弁当箱に詰めておくだけでOKです。
食べる直前に温めればいいので、さらに朝の時短になりますね!
そのときは、電子レンジ対応のお弁当箱・シリコンカップを使いましょう。
冷凍したままの持ち運びは、食中毒予防にもなりますし、おすすめです。
まとめ
お弁当のおかずを作り置きして冷凍保存するなら、ひとつひとつラップに包みましょう。
ラップに包むのは、きちんと火を通し、粗熱をとってからです。
冷凍庫の臭いから守るために、ラップで包んでさらにジップロックに入れるのもいいですね。
カップを使うなら、電子レンジで温めるときは電子レンジ対応のシリコンカップを使いましょう。
冷凍・解凍を行うと味がぼやけてしまうことがありますので、味付けは少し濃いめに。
と、ここまでのポイントを守っても、やっぱりおいしさに一番影響があるのは鮮度です。
早めに使いきりましょう。
ところで、あなたのキッチンは十分に片付いていますか?
片付いていたほうが衛生状態がいいですし、料理もしやすくなります。
「まだやれることがあるかも」と思われた方には、次の記事を紹介します。
100均グッズを使うものばかりですから、気軽に取り組めますよ。
それでは、あなたのお弁当作りがスムーズになることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!