妊娠初期に、耳鳴りで「キーン」や「ボワー」となったときは
妊娠中、とくに初期に耳鳴りしやすくなる方がいらっしゃいます。
よくある「キーン」といったものから、耳の奥が「ボワー」っと詰まったような感じになって音が聞こえにくくなるものもあります。
早めに対処したほうがいいものと、自然に治るものがありますので、しっかり読んでどうするか考えてくださいね。
妊娠初期の耳鳴りが起きたら
妊娠すると、妊娠を継続させるためにホルモンバランスが変化します。
それによって体のあらゆるところに変化が起こってきます。
妊娠初期の耳鳴りの多くは、ホルモンバランスが変化して耳周りの血行が悪くなって起こるもので、一時的なものです。
それは妊娠中期には自然におさまることがほとんどです。
しかしそれが自然と治まっていくものかどうかは、病院に行ってみないとわかりません。
病院に行ってオージオメータ等で検査受けても、すぐにはわからないこともあります。
それでもひとつひとつの可能性を考えて対処してくれますので、そのうち治るでしょう。
病院に行かなかったとしたら、悪化するかもしれません。
悪化すればはっきりと病名がわかるでしょうが、そのときは手遅れになっているかもしれません。
ひとまず自分で対処してみて、すぐにその場で治まるようでしたら、それを継続していればなんとかなる見込みはありますから、つぎはその場でできる対処法を紹介します。
耳鳴りが起きた、そのときにできること
耳鳴りの多くは、耳周りの血行が悪くなることで起きます。
ですので、その場合は温めれば治まります。
- タオルをお湯に浸して、それを絞って耳にあてる
- ゆっくりお風呂に浸かる
ということで改善できる見込みが高いです。
これで治まってOKでしたら、ほかの妊娠初期症状もチェックしておくと、その症状が出たときの対処が早くなって楽ですよ。
→76の妊娠初期症状をチェックして、健康管理の目安にしましょう。
温めて治まった人も、しばらくするとまた血行が悪くなって耳鳴りが再発することも考えられます。
少しでも耳鳴りが起きる回数は少ないほうがいいですよね。
病院に行った方が無難なのですが、
「自分でなんとかしたい」
ということでしたらほかの原因も考えて対処してみましょう。
耳鳴りが起きる回数を減らしたい方は、“続きを読む”をタップしてご覧ください。
次のページ 耳鳴りが起きた、その原因