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妊娠超初期症状で、脇の下が痛くなることがある。乳がんではなさそうです。

子ども
 

脇の下が痛いのですね。

そして妊娠に心当たりがあるんですね。

そういうときって、

「こんなに早く妊娠の兆候が表れるのだろうか?」

「他の病気なんじゃないだろうか?」

と思ったりもしますよね。

今回は、その脇の下の痛みの原因を探っていきましょう。

妊娠超初期に脇の下に痛みがでることはあるか?

あります。

妊娠超初期にでる脇の下の痛みの原因は、ホルモンバランスの変化による乳腺の発達が考えられます。

実際に妊娠超初期に脇の下が痛くなった人や、普段から生理前になると脇の下が痛くなる人もいます。

どちらもホルモンバランスが大きく変化する時期であり、原因としては十分に考えられます。

もしそうでないとしたら乳腺症や乳がんということも考えられますが、これは病院で診てもらうことでしか、はっきりしたことはわかりません。

以下ではそれぞれの特徴を書いていきますが、ここやほかのサイトで調べても、「絶対」ということはありませんし、何かあったときにだれが責任を取ってくれるわけでもありません。

病院に行って診断してもらうのが、一番の安心につながりますよ。

 

脇の下の痛みの原因

ホルモンバランスの変化によるもの

脇の下から胸の横、さらには腕まで痛くなる人もいます。

乳腺が急に発達することにより、その周りの神経を圧迫していることも考えられます。

乳腺の発達ですので、片側だけ痛くなることより、両側が痛くなることが多いようです。

乳腺の影響で痛みが出ているので、乳腺症に分類することもできますね。

 

乳腺症

乳腺になんらかの症状があるとき、乳腺症というあいまいな病名がつくことがあります。

その症状の原因は、ホルモンバランスであることが多いようで、さまざまな症状が出ます。

痛みが出たり、しこりができたり、乳頭から血液交じりの分泌物が出ることもあるようです。

そういったひとつひとつに名前を付けていたら細かくなりすぎるので、“乳腺症”としてまとめられています。

痛みとしては個人差がありますが、「疼くような痛み」が多いです。

しこりはつぶつぶした弾力のある感じのものが多いようです。

 

乳がん

乳腺症に対して、とくに心配があるのはこちらでしょう。

細胞に異常がでるとしたら片側である可能性が高いです。

両脇いっぺんにでる可能性はかぎりなく0に近いです。

痛みはないようで、しこりは表面がデコボコの、固いものが多いようです。

 

さて、ここまでが妊娠超初期に、わきの下の痛みが気になったときのお話でした。

妊娠していたら、ほかの場所に痛みが出てくることもありますから、つぎはそれもチェックしてみましょう。

 

妊娠超初期に出るかもしれない、脇の下以外の痛み

下半身に痛みが出てくる

下腹部や足の付け根がチクチクしたり、股関節が痛くなったり、腰に強烈な痛みが出ることもあります。

ふくらはぎがむくんだり、痛みが出る人もいます。

 

胸やお腹に痛み

乳首や両脇が痛くなります。

乳首が服にすれて痛いといった声が多いです。

いつも便秘だった方が下痢になったりとお腹の調子も変化します

 

私自身は着床出血や激しい頭痛と乳首が非常に痛いという症状がありました。

 

元気な赤ちゃんに会いたいなら

赤ちゃんの生まれつきの障害のリスクを減らすために、妊娠を希望している人には早めの葉酸摂取が推奨されています。

厚生労働省は、サプリでの葉酸摂取を推奨しています。

が…リスクもあります。

詳しくはつぎの記事にまとめています。
あなたの遺伝子は大丈夫?葉酸の代謝が苦手な人はサプリに気をつけて!

 

まとめ

妊娠しているかもしれないときに脇の下に痛みがあると

「これは妊娠の超初期症状なのかな」

と思われることでしょう。

それはホルモンバランスの変化によってもらたらされるものが多く、もし普段の生理のときに脇の痛みがなく、今回が初めてだとしたら、妊娠超初期症状と考えていいと思います。

ホルモンバランスが大きな原因ですので、妊娠超初期症状は生理前の症状に近いものが多く、違いがわかりにくいかと思います。

それでも

「いつもと違う」

と感じたときには、実際にいつもと違う変化が起きているはずです。

 

もし妊娠検査薬が反応する時期にきているなら、検査をしてみましょう。

もしくは脇の下の痛みが心配なら、すぐに婦人科のある病院にいって

「妊娠しているかも」

ということをあわせて伝えましょう。

痛みがないのであれば乳がんの疑いもありますが、痛みがあるのでしたらその心配はなさそうです。

いずれにしても、病院に行けばきっとわかりやすい結果が出ます。

 

そしてちょっといまさらなことを書きます。

妊娠超初期症状とは、妊娠成立前に起きる症状です。

ここで書いている脇の下の痛みは妊娠成立後のホルモンバランスの変化によってもたらされているものと考えられます。

つまり、妊娠初期症状なんです。

この区別がはっきりしていないサイトも多く、間違って検索する人も多いのでここでは超初期症状として扱いましたが、正確には時期が違います。

時期の違いについてはつぎの記事に書きましたので、はっきり区別したい人はタップしてご覧ください。
もしかしてできた?妊娠超初期症状は早い人はいつから表れる?

 

妊娠初期症状については、つぎの記事にまとめています。

ほかの症状もあれば、妊娠している可能性は高くなるかと思います。
76の妊娠初期症状をチェックして、健康管理の目安にしましょう。

 

さて、今回も最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

参考文献:看護師・看護学生のためのレビューブック 第12版

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ぽこ

ぽこ

・熊本大学医学部保健学科看護学専攻卒
・正看護師

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