生後0ヶ月から1歳まで!赤ちゃんに着せたい夏の服ってどんなもの?
赤ちゃんは体温調節が苦手です。
汗をかいたり風邪をひいたり…
いったいどんな服を着せてあげたらいいのか迷うお母さんは多いと思います。
そこで暑い夏を乗り切るための、赤ちゃんに着せたい月齢別夏の服をまとめてみました。
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月齢別 赤ちゃんに着せたい夏の服
夏の服のポイントは
- 汗をよく吸うこと
- 簡単に着替えられること
です。
気温の高いときは肌着一枚で過ごす子もいます。
赤ちゃんの様子に合わせて調節してください。
また、冷房のある室内と屋外では気温差が大きいので羽織もの等を上手に使って冷えを防止してくださいね。
生後0ヶ月~生後2ヶ月の赤ちゃん
室内
短肌着+長肌着(もしくはコンビ肌着)
屋外
- 短肌着+ドレスオール(コンビ肌着)
- おくるみ
- 帽子
*1~2か月ならプレオールやツーウェイオールでもよいです。
生後1か月を過ぎて足をばたつかせ始めたら、裾がはだけないようにコンビ肌着にしてもよいでしょう。
汗をよく吸うように綿100%素材のものがオススメです。
汗をかいたときこまめに変えてあげると汗疹予防にもなりますよ。
また、夏の冷房は赤ちゃんにとって体調を崩す原因になることもありますのでベストやおくるみを用意するなど寒さから守ってあげることも大切です。
生後3ヶ月~生後5ヶ月の赤ちゃん
室内
前開きロンパース or ツーウェイオール or プレオール
*寒いときや汗取りに中に短肌着を着せてもよいです。
屋外
- 前開きロンパース
- 帽子
*冷房対策に薄いカーディガンやバスタオル等を用意しましょう。
この頃の赤ちゃんの服装は、大人より一枚少なく着せてあげることが基本です。
赤ちゃんが動き出して、気がついたら汗びっしょり・・・なんてことも。
こまめに背中をチェックし、汗をかいていたら着せすぎなので一枚減らすようにしてあげてください。
また、顔色が悪い場合は寒さが原因であることもあります。
冷房の温度に注意してくださいね。
生後6か月以降の赤ちゃん
室内
ボディ肌着(上下つながった肌着)+セパレート
*暑い場合はロンパース一枚でもいいと思います。
屋外
- セパレート
- 帽子
*冷房対策に薄いカーディガンを用意しましょう。
生後6か月を過ぎると足腰がだいぶしっかりしてきますから、この頃から上下が分かれた普通の服(セパレート)を着ることもできます。
肌寒かったりうつ伏せが好きでお腹が良く出てしまったりする場合は中にボディ肌着を着せてあげましょう。
逆に顔が赤い・汗をかくなど暑がっている場合はセパレートのみか、ロンパース等お腹が出ないデザインのものを一枚で着せてあげるといいと思います。
夏に着る赤ちゃんの服の種類と素材
赤ちゃんの服にはいろいろな呼び名があって、実はよくわからないというお母さんも多いと思います。
そこで、夏に着る赤ちゃんの服の種類と素材を紹介しますね。
種類
短肌着
着丈が腰くらいの短い肌着のことです。
新生児から使用しますので着替えがしやすいように、紐を前で結ぶタイプが主流です。
長肌着
短肌着とセットで売っていることが多い肌着で、着丈は足まであります。
基本的には短肌着の上に着る肌着です。
裾をとめるものがないのでおむつ替えがしやすい反面、足をよく動かすようになるとはだけやすくなります。
コンビ肌着
使い方は長肌着とほとんど一緒ですが一枚で使うこともできます。
脚の部分がスナップなどで留められるのでよく動かすようになっても使うことが出来ます。
最近では長肌着を用意せず、コンビ肌着だけを使うお母さんもいらっしゃるようです。
ボディ肌着(ボディスーツ、ボディ)
裾がなく股下部分をスナップで留める肌着です。
前開きタイプのものであれば首すわり前の赤ちゃんでも使うことができます。
ボディ肌着に短い裾がついたタイプの肌着をグレコ肌着(ショートオール)と呼ぶメーカーもあります。
ドレスオール
裾をとめないワンピースタイプのウェアです。
足の動きが少ない新生児から2か月までの赤ちゃん(ねんねの時期)に使います。
プレオール
M字型に開く赤ちゃんの足に沿うように作られたウェアです。
グレコ、ショートオール、ロンパース、カバーオール
ボディ肌着にボトムがついたつなぎのようなデザインのウェアです。
メーカーによって呼び名が異なり、ボトムの長さが短いものをグレコ・ショートオール、長いものをカバーオールと呼ぶ場合が多いようです。
ロンパースはどちらの丈でも当てはまります。
ツーウェイオール
ボタンの留め方によってドレスオールにもカバーオールにもなる便利なウェアです。
前開きタイプでしたら生後すぐから使えるのでとても便利です。
素材
赤ちゃんの服は季節を問わず綿100%がオススメです。
特に夏は暑いので通気性の良い「天竺素材」が適しています。
綿100%で汗をしっかりと吸ってくれる上に、湿気や熱を逃がすことに優れた素材ですのでさらっと着ることが出来ます。
また「ガーゼ素材」も通気性と吸水性が良いです。
天竺素材に比べると厚みはありますが、より汗を吸ってくれますので汗疹が出来やすい赤ちゃんにオススメです。
赤ちゃんが夏を快適に過ごすための小物たち
- アフガン、おくるみ、バスタオル
- 汗取りガーゼ(普通のガーゼでよい)
- ベスト、薄手カーディガン
- 帽子
- レッグウォーマー
月齢の低い赤ちゃんの冷房対策にはアフガンやおくるみ、バスタオルが重宝します。
角を頭にのせるように巻いてあげれば帽子の役割を果たすこともできます。
動きが大きくなってきたらベストや薄手のカーディガンにシフトしてあげるとよいですね。
また、汗の多い赤ちゃんには背中にガーゼを入れてあげると、汗疹の予防や汗が引いた後の冷えを防止することができます。
さらに、日焼け対策には帽子とレッグウォーマーもいいですよ。
最近では夏用に薄く通気性の良い商品がたくさんでています。
すべて揃える必要はありませんので、生活に沿って赤ちゃんに合いそうなものをぜひ見つけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、赤ちゃんの夏の服装のお話しでした。
赤ちゃんが夏を快適に過ごせるような服選びは大切ですよね。
私は一人目の赤ちゃんのとき、おなかを冷やすのが心配で夏の暑い中でも2枚着せていました。
ある日真っ赤な顔でポーっとしているのを見て、背中に手をやったところ汗だくで・・・
夏には夏の適切な服装をしてあげないと、と痛感しました。
風邪をひかないように、汗疹が出来ないように、と服を選ぶお母さんは大変ですが、ぜひ赤ちゃんと楽しい夏を過ごしてくださいね。