いつまで使うの哺乳瓶?サクッと卒業!哺乳瓶なしでの寝かしつけ方法&アンケート結果も!
哺乳瓶をスムーズに卒業するために
それでは、どのようにして卒業すればスムーズなのでしょうか。哺乳瓶をやめるときに使えるワザを紹介します!
コップやストローやマグなど、ほかのものの練習をする
5~6ヶ月頃に離乳食を始めると同時に、ベビーマグを使ってストローやコップで飲む練習をはじめましょう。離乳食が3回食になれば、量を食べてくれる子なら離乳食だけお腹がいっぱいになり、食後のミルクを飲まなくなるケースがあります。
そうでない場合も、食事の後、ミルクの前に麦茶や白湯を飲む習慣を差し込みましょう。それを飲んだら「ごちそうさま」と言って一区切りつけることで、ミルク離れを促します。
なお、3回食になっても食が細くて心配な場合は、哺乳瓶ではなくベビーマグでミルクを飲ませるようにすれば、哺乳瓶そのものへのこだわりが薄くなります。ベビーマグの飲み口を乳首からスパウト、スパウトからストロー、コップへと進めましょう。
言い聞かせる
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になったから、もう赤ちゃんじゃないね。赤ちゃんじゃないからミルクはおしまいね」と言い聞かせる方法が良く効く子もいます。
自我の目覚めに伴い、「自分はもう赤ちゃんじゃない!」「かわいいよりかっこいいと言われたい!」という時期が来ます。
そういう時期には、「もう赤ちゃんじゃないね」と言うと喜び、自分から赤ちゃんらしい姿をやめようとする場合があります。本人のプライドをくすぐりましょう。
コップやマグで飲もうとしているとき・うまく飲めたときは褒める
コップやストローマグで飲む場合は、哺乳瓶に比べると圧倒的にこぼす頻度が上がります。しかし、そのときに怒るのは逆効果。「怒られない哺乳瓶の方が安心だ」と感じてしまうからです。
コップやストローで自分で飲もうとする意欲そのものをほめましょう。そして上手に飲めたときにはさらに褒める!
そうすることで、「哺乳瓶以外のものでも飲める」という自信を育てます。
哺乳瓶で飲んでいるときはどうでもよさそうにする
哺乳瓶を使って飲んでいるときは、興味がなさそうな顔をしてみせるのも手。
マグで飲むのは褒められて、哺乳瓶で飲んでいることは喜ばないんだな~と思う雰囲気を感じ取ればしめたもの。哺乳瓶を卒業する気になる日も近いでしょう。
哺乳瓶をゴミ箱に捨てる・隠す
哺乳瓶を赤ちゃんと一緒の時に、ゴミ箱へポイしてみせましょう。(※あとで拾っておきましょう)
自分で歩いたりできる頃には、ゴミをゴミ箱に入れてくれる子もいますよね。「ゴミ箱に入ってしまったものは要らないもの」と赤ちゃんも理解していますので、「哺乳瓶は使えなくなっちゃった」と理解してくれるはずです。
また、赤ちゃんに気づかれない間に、哺乳瓶・ミルクのセット一式を全部、押入など見えないところにしまってしまいましょう。そうすれば、「ミルクが欲しい」とアピールされたときに、いままであったところに哺乳瓶がないことを見せながら説明することができます。
おすすめの道具
哺乳瓶卒業のために、いくつかの道具を紹介します。
リッチェル アクリア コップでマグ ストロータイプ
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ストローマグは通常8ヶ月頃からですが、こちらは6ヶ月から使えます。ふた部分を押すと中の水分がストローを上がってくるので、赤ちゃんがストローを吸う動きをすぐに覚えることができます。
マンチキン ハンドル付ミラクルカップ
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6ヶ月頃からコップ飲みの練習ができるカップ。360度どこからでも飲めるのに、倒してもこぼれない、という不思議なカップです。これなら、こぼれないので怒らずにチャレンジを見守ることができますね。
紙パックジュースホルダー
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紙パックのお茶やジュースでもストロー飲みの練習ができますね。でも、赤ちゃんが自分で持つと、ぎゅっと握って中身が飛び出すこともしばしば。ホルダーがあれば中身の飛び出しを防いでくれますので、安心です。
ディズニー おやすみホームシアター
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寝かしつけの際にミルク以外のものに気持ちをそらせるアイテムとして使えます。暗くした寝室では絵本を読めないし、スマホを見せるとまぶしさで目が覚めてしまいがちなので、おやすみシアターは便利です。
スムーズな寝かしつけのための工夫
哺乳瓶なしでの寝かしつけは、母乳を断乳する場合と同じです。
最初は泣かれるかもしれませんが、覚悟を決めて取り組みましょう。赤ちゃんは、そのときは泣いても卒業してしまえばそのことさえもすっかり忘れてしまうので、大丈夫。
がんばりましょう!
寝るまでの流れを決めよう
晩ご飯のあと、寝るまでのルーティン(お風呂、ドライヤー、歯磨き、トイレなど)をなるべく詰めて行い、ミルクが欲しいと思う隙を与えないことです。
また、寝室におやすみシアターを用意し、ミルクから気持ちをそらせるのも有効です。
疲れてグッスリ眠れるようにしておく
日中にしっかり身体を動かして遊ばせること。そうすれば、身体の疲れがミルクほしさより勝りますし、夜中に起きず朝まで眠ってくれる効果も。
眠りの時間とミルクの時間をはっきり区別する
寝室に入ったらもうなにも飲まない、とはっきりさせておくことです。
「ここはねんねのお部屋だから何も飲まないよ」と言いきかせましょう。それでも飲み物を欲しがるようであれば、一旦キッチンへ行って水かお茶を飲ませてからまた戻るようにします。
寝室では飲まない、寝っ転がった姿勢では飲まない、という習慣付けが寝る前の哺乳瓶離れには有効です。
寝かしつけはパパの担当に
「泣いてもミルクはもらえない」ということを認識してもらうためにパパに寝かしつけをやってもらうのも手。
人をみて、ママじゃないからワガママを言わない、というのは赤ちゃんにもあります。パパにお願いする場合は、泣かれてもやり通す覚悟であることを理解してもらっておきましょう。
覚悟を決めてから
もし泣いてしまっても、赤ちゃんが泣いて汗をかいたりのどがかわいたりして、マグに入ったお茶を飲んで眠ってくれれば大成功と考え方を切り替えてのぞみましょう。この時期ばかりは、あえて泣かせて体力を使わせる、というのもアリです。
泣くのが長い子でも3日もすればほとんどが哺乳瓶ナシで寝られるようになります。3日間だけだと思えば、どんなに泣かれてもがんばれない長さではないですよね。
あきらめずにがんばりましょう!
哺乳瓶を使っていて気になること
「いつまで使うか」ということ以外にも気になることってありますよね。
例えば「自分で持つようになるのはいつから?」ということ。つぎの記事でアンケート結果を公開しています。
→哺乳瓶、自分で持つようになるのはいつから?200名アンケート結果発表!
そして「消毒はいつまですればいいか」ということ。つぎの記事でアンケート結果を公開しています。
→【哺乳瓶の消毒】したか・しなかったか・いつまでしたか調査!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、哺乳瓶はいつまで使うかというお話をして、アンケートの結果を見てもらったあと、実際のやめ方をお話しました。
できれば魔の2才児になる前にやめておくのがベストですが、大きくなれば言い聞かせだけでやめられるようになる子もいますので、それを過ぎたからと言ってやめられないわけではありません。
アンケートでは「3歳まで使っていた」という方もいました。
ママが「やめよう!」と決意したときが、その子に合った時期。3日間だけがんばって哺乳瓶を卒業させましょう。
応援しています!
ところで話がかわるのですが、今後の子育てにいくらかかるかご存知ですか?
「お金がかかるのは、まだ先のこと」と余裕に思っていると、お金が必要なそのときになって苦労するパターンになりがちです。
心の準備をしておくために、実際にいくらかかるのか知っておきましょう。
それでは、あなたの子育てが少しでも楽に・楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。
今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!