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母乳育児は最短ならいつまで?早くやめたらどうなる?

子ども
 

いろんな事情があって、母乳育児を早めに終わらせたいときがありますよね。

最短ならいつまでだろうか」

ということが気になるところでしょう。

そこで今回は、母乳育児は最短でどれくらいでやめていいかというお話です。

早くやめることにはメリットもあるんですよ。

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母乳育児は最短ならいつまで?

授乳タイムは赤ちゃんのかわいい顔を見ながら、ママもリラックスできる幸せなひととき。

「いつまでもこの幸せな時間が続くといいなぁ」

と思える至福の時間のはずが、

  • 母乳の量が少ない
  • おっぱいが切れる

などのトラブルを抱えている方や、

  • ママの復職
  • 病気
  • 服薬の都合

などでどうしても早めに終わらせたい事情のある方にとっては、痛みや不安や心配事で、幸せどころではないつらい時間になってしまっていると思います。

母乳をいつ卒業させようかと悩む日々はつらいものです。

 

母乳を早く卒業させるとしたら、例えば病気の人を参考にしてみましょう。

母乳で感染するタイプの白血病があります。(※この病気のことを詳しく知りたい方は、東京都医師会のサイトをご覧ください→母乳から感染する白血病-HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス-1型)感染-公益社団法人 東京都医師会

その人たちの場合、

「母乳を与えるのは3ヶ月まで」

と指導されることがあります。

病気があってもそこまで与えるよう指導されるということは、病気がなければ3ヶ月までは与えたほうがいいとも言えるでしょう。

 

ミルクを含め完全に断乳したい場合は最短で、離乳食の後期から完了期、つまり10ヶ月から1才の間ごろの断乳が可能です。

 

夜中の授乳でしたら、それより早めにやめることもできます。

もし夜中だけでも断乳したいということでしたら、つぎの記事が参考になるでしょう。

夜中の授乳はいつまで続ける?早くやめてもいい?

 

復職のために早く母乳育児をやめたいと思っている方にはみっつの選択肢がありますので、つぎの記事を紹介しておきます。

母乳育児はいつまで?復職のときの選択肢と、それぞれのポイント!

 

離乳食を早めにはじめて断乳の準備

離乳食は5ヶ月ごろからスタート

復職の予定があらかじめ分かっている方など、まだ赤ちゃんが小さいうちから早く断乳させる必要があると分かっている方は、離乳食を少し早めにスタートさせておきましょう。

赤ちゃんは5ヶ月くらいになると他の家族の食べているものに興味を示すようになります。

赤ちゃんの体調面に問題がなければ5ヶ月のうちに離乳食をスタートさせ、少し早めに離乳食に慣れさせましょう。

標準的な目安量の離乳食が毎食、食べられていれば栄養面に関する心配はありません。

その時期にあった離乳食を進め、離乳食の完了期には断乳できるように量を増やしていきましょう。

 

ただし、いくら早く始めるといっても、5ヶ月未満の赤ちゃんに離乳食を食べさせるのはNGです。

とくに5ヶ月未満の赤ちゃんは飲み込みの機能や消化器官が未熟ですから、誤飲や体調不良の原因となります。

欲しそうにしていても食べさせてはいけませんので、注意してください。

先日起きてしまった乳児ボツリヌス症での死亡例も、大人なら大丈夫なものでも消化器官の未発達な赤ちゃんにとっては危険なものがあるということを世の中に再認識させる出来事でしたね。

 

離乳食をはじめるのでしたら、離乳食の記事も読まれることをおすすめします。

離乳食に関する記事一覧

 

断乳は3回食がしっかり食べられるようになったら

離乳食を開始して間もない時期の赤ちゃんは、まだまだ母乳やミルクからの栄養がメイン。

この時点で断乳(断ミルクも含む)してしまうと、赤ちゃんは栄養不足になってしまいます。

断乳が可能になるのは、最短でも離乳食を朝、昼、夜と3回規則正しく食べられるリズムが整ってから。

離乳食の後期~完了期には、大人のご飯からの取り分けなど、大人とほぼ同じメニューが食べられるようになります。

食べる量や食べられる固さは赤ちゃんそれぞれの個人差がありますので、それほど神経質に考慮する必要はありません。

ポイントはリズムがしっかり整ったと感じたとき。

そのときは断乳の時期を検討してもいい時期、と考えることができます。

 

もっと詳しい手順は、つぎの記事に書いています。

手順を知っておくと、計画も立てやすいですよね。

母乳育児はいつまで?やめるためにできること

 

早めの断乳で注意するポイントは?

指を立てる女性

脱水に注意!

赤ちゃんは、小さい体全体から常に大量の汗をかいています。

おっぱいを飲まなくなると水分補給が急激に少なくなるので、脱水に注意が必要です。

離乳食をはじめると同時に、ストローマグやコップで麦茶や水を飲む練習をはじめましょう。

 

方法は簡単です。

パックの麦茶等にストローを刺し、横をちょっと押さえてあげるとお茶が上がってきますよね。

ストローをくわえさせた状態でそれを何回か繰り返すと、自分でストローを吸うことを覚えます。

案外すぐにできるようになりますよ。

コップで水分を飲ませる場合は、取っ手のあるコップに水や麦茶を注ぎ、傾けて少しずつ飲ませます。

最初はこぼす方が多いかもしれませんが、少しずつ飲ませているうちにだんだん上手になっていきます。

なお、コップやマグは透明なものの方が中身が見えて、飲んでいるかどうかがわかりやすいので便利です。

 

便秘に注意!

離乳食をはじめると、急に便秘になる赤ちゃんがいます。

それはおっぱいからの水分摂取がなくなるのと、離乳食で固形物を食べるようになるというふたつが重なることで、急に便が固くなることが原因です。

離乳食が進むと、急におっぱいを飲む量が減ってしまうことがあります。

そのときは意識して水分を多く与え、便秘に注意しましょう。

もし赤ちゃんが便秘かもしれないと思うときは、

  • りんご果汁
  • みかん果汁
  • オリゴ糖
  • マルツエキス

などが便を出やすくしてくれますので、試してみて下さい。

 

早めの断乳・卒乳のメリット

母乳育児を続けることは幸せな時間ですが、その時間を手放すことで得られるメリットも実はたくさんあります。

 

赤ちゃんにとってのメリット

寝る前の授乳をやめると、眠りが深くなります。

そのため、夜泣きが治まるというメリットが期待できます。

「ママにべったりくっついてばかりいる子が断乳したら活発に遊ぶようになった」

という話もよく聞きます。

おっぱいとさよならしたことで、子どもの自立が促されるのですね。

 

個人差はありますが、離乳食を食べる量が増える子もいます。

食べてくれないと悩んでいるのなら、思い切って断乳するというのも選択肢の1つだと思います。

 

ママにとってのメリット

赤ちゃんが夜泣きせず、朝まで寝てくれることが増え、ママも朝まで起こされずに眠れ、睡眠不足が改善されます。

赤ちゃんが産まれてから昼夜を問わず赤ちゃんにおっぱいを与えてきたママにとって、毎日朝までぐっすり眠れることはすごく魅力的ですよね。

授乳時に長い時間じっとしていることで、肩や腰が痛かったり、おっぱいが痛かったりといった体の痛みからも解放されます。

 

母乳だけがママの愛情じゃない

私が母乳育児を終わらせる時期について悩んでいたときは、

「ママの都合で勝手に終わらせてしまっていいのだろうか」

という葛藤がありました。

授乳をしていると、

「こんなに幸せそうにおっぱいを飲んでいるのに、ママの都合で断乳するなんて、かわいそう…」

という罪悪感が少なからずありました。

 

しかし冷静に考えると、離乳食が上手に進んでいるのなら母乳はすでにサブの栄養補給となってきているので、終わらせてしまっても赤ちゃんの栄養面での影響はほとんどありません。

母乳を与えることだけがママの愛情を赤ちゃんに伝える方法ではありません。

たくさん抱っこをして、スキンシップをして、笑いかけて、声をきかせてあげることで、赤ちゃんはたくさんの愛情を感じています。

 

母乳育児を卒業しても、愛情は別の方法でも伝わりますから、罪悪感を感じる必要はありません。

悩んで、暗い顔をしたり、イライラしたりしながら授乳するよりも、

「幸せな時間をありがとう」

と赤ちゃんに感謝してスッパリ終わらせて、ほかの方法でのスキンシップで愛情を伝えてあげたほうが赤ちゃんも喜んでくれるはずです。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、母乳育児は最短でいつまですればいいかというお話でした。

母乳はよほどの事情がなければ、3ヶ月は与えましょう。

ミルクを含めた授乳は、短ければ10ヶ月ごろに終える子もいます。

離乳食の進み具合をみながら、

「うちの子はどうかしら?」

と考えてみてはいかがでしょうか。

「やめよう」

と思われたときには、つぎの記事に具体的な手順を書いていますので参考になるでしょう。

母乳育児はいつまで?やめるためにできること

 

「実際にみんなはどれくらいなのか」

ということは独自にアンケート調査を行った結果も公表していますので、気になった方はそちらをご覧ください。

育児経験者150人に聞いた!「母乳とミルクはいつからいつまで?」

 

母乳育児が終わると、それまでおっぱい一辺倒だった赤ちゃんもおっぱい以外の世界に目を向けるようになります。

断乳・卒乳はさみしいと感じるママもいるかもしれませんが、断乳することで赤ちゃんも一段と成長することでしょう。

 

HTLV-1については先日義妹が感染していることがわかりました。

3ヶ月までは直接飲ませて、その後母乳は一度冷凍してから赤ちゃんに飲ませるように指導されたそうです。

「直接飲ませてはいけない」

ということは、想像するだけでも大変です。

 

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ぽこ

ぽこ

・熊本大学医学部保健学科看護学専攻卒
・正看護師

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