車の免許の写真でカラコン・サークルレンズ・ディファインはNG。一か八かの裏技もあるにはある。
普段からカラコンを付けていると、免許用の写真を撮るときもカラコンやサークルレンズ・ディファインを付けていいか気になりますよね。
結論から言うと、規則としてはNGです。
今回は、まずは日本各地の警察署のサイトから規則をまとめます。
そしてカラコンをつけて免許用の写真を撮るとどうなるかということを書きます。
もしかしたら規則を読んでいる途中で、一か八かの裏技に気づくかもしれませんが、あまり期待しないようにお願いします。
車の免許の写真で、カラコンNGという規則
警察署等のサイトから引用していきます。
人口の多い都道府県順です。
(※2016年の人口500万人以上の地域のみ掲載)
東京都
・カラーコンタクトで眼の色が違っているもの
・サングラス、マスクを使用していたり、変装したりして個人識別が容易でないもの各種申請用写真のご案内 - 警視庁(東京都)
と書いてあります。
この書き方なら、サークルレンズもディファインをつけていっても、
「カラコンは例だよ。サークルレンズもディファインも個人識別が難しくなるからダメだよ」
と言われますね。
神奈川県
・装飾の強いカラーコンタクトレンズ申請の際に提出する写真について – 神奈川県警察
と書いてあります。
「装飾が強い」というのは警察が判断することです。
あなたが「これくらいならいいでしょ」と言っても、
警察が「ダメ」と言えばそれまでです。
大阪府
大阪府警察のサイトでは、カラコンについての記載はありませんでした。
しかし
装飾品等がある写真の審査基準 – 大阪府警察
ということは不適切とされています。
目は顔の器官ですから、カラコンを装飾品と見れば、
「カラコンで目を隠しているからダメ」と言われればそれまでです。
愛知県
愛知県警察のサイトでも、カラコンについての記載はありません。
しかし
との記載があります。
免許証を確認されたときに
「目の色が違う。本当に本人?」
と思われてしまう可能性がありますので、不可となる見込みが高いです。
「本人と確認するのが難しい」というのは警察側の感覚です。
あなたが「いや、どう見ても本人っしょ」と言っても、
「難しいからダメ」と言われればそれまでです。
埼玉県
・顔の特徴に加工、修正が加えられていないもの持参写真による運転免許証の更新のご案内 – 埼玉県警察
と書いてあります。
目が変われば顔の特徴は変わりますよね。
でなければあなたがカラコンをつける意味がありませんから。
ということでNGです。
千葉県
「眼の色が違って見える」「装飾の強い」これも警察側で判断されます。
ダダこねても無理です。
「保管用ケース等を持ってこい」と書いてあるぶん、ほかの地域の警察署よりは親切ですね。
兵庫県
カラコンの特徴にも言及せず、ズバリNGですね。
北海道
北海道警察のサイトでは、カラコンに関する規定文はなく、
サイズは、縦3センチ×横2.4センチ、白黒でも可。北海道警察
という、どの警察署のサイトにも書いてあるものだけでした。
もしかしたら北海道ならカラコンOKなのかもしれませんね。
住民票を北海道に移してチャレンジしてみます?
福岡
○ カラーコンタクトレンズ(サークルレンズを含む。)を使用しているもの等のほか、容易に個人識別できないもの。 運転免許申請用写真の基準 - 福岡県警察
と書いてあります。
ここが調べた中では一番細かい記述でした。
サークルレンズまで指定していたのは、調べた範囲では福岡だけでした。
「例示」と書いてあるところは巧みです。
ディファインももちろんNGが出るでしょうし、ほかのどんな格好をしていっても
「ここに書いているのはただの例だから。あなたの格好は警察が容易に個人識別できないからダメ」
と言われる可能性があります。
こう書いてあるということは、今までに変な格好をしていって
「ダメって書いてないからこれで通せ。ダメなら書いとけ。」
とかイチャモンつける人が多かったということでしょう。
カラコンをつけて免許用の写真を撮るとどうなるか
撮りなおしです。
写真撮影担当者もしくは受付から冷ややかな目で見られます。
さらに冷たい言葉を浴びせられるかもしれません。
手続きが遅くなります。
手続きを待っている後続の人たちから冷ややかな目を向けれらます。
まとめ
車の免許の写真を撮るとき、カラコンはNGです。
北海道ならもしかしてですが、住民票を移してまでチャレンジしても失敗するかもしれませんから、やめておいたほうがいいでしょう。
ちなみに本人確認が難しくなるような写真NGなのは免許証だけでなく、公的手続きに使われる写真すべてですのでお気を付けくださいね。
それでは、あなたの生活が少しでも楽に・楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!