同居ストレス発散解消のための8つの心構え
藤田まこと主演の必殺シリーズでも同居ストレスが…。
白木万理さんと菅井きんさんとの姑、嫁の確執を面白おかしく描いた、藤田まこと主演の「必殺シリーズ」。
どちらがよりストレスを感じたかは想像の域をでませんが、時代をさかのぼれば、同居ストレスは今にはじまったことではありません。
三者三様、十人十色、いろいろと形容できますが、
- 義理の両親との同居
- 実の親との同居
- 旦那の小姑との同居
など、かなりの数になることは間違いありません。
今回はそんな同居ストレスを解消するための心構えをお教えします。
見出しで拾い読みする?
同居ストレスの解消の心構え
自分だけの特別な問題ではなく、どこの家庭にもあるものだと割り切って考えましょう。
できたら自分の旦那さんを引き込むようにしましょう。
そこで、こんな心構えを!
- いつも笑顔を絶やさずに笑いを振りまきましょう。(笑う門に福来る)
- 割り切ることで納得をする。(考えが違えば、意見も違う)
- 自然体が一番、無理して同調はしない。(頑張りは無用)
- がまんは美徳ではない。言いたいことは素直に言う。(嫌なことを溜め込まない)
- タイミングを見て、甘え上手に!(頼られるうれしさを表現)
- 阿吽の呼吸は伝わらない。(言葉、態度に表す)
- 感謝の気持ちを持つ。(心が穏やかになる)
- どこの家にもあることと、気楽な態度で。(仲間が大勢いる)
どうでしょうか。
一度声を出して読んでみてください。
なんとなく、心の中が晴れてくるような気がしませんか?
箇条書きにかかれていること、わりと簡単に実践できるような気がしてきますから、不思議なものですね。
とくに、カッコでくくってある文章を読むと、何か他愛もないことと思ってくるのではありませんか?
そう思えるようになったなら、もう同居ストレスとはおさらばですね。
嫁、姑の同居ストレスは当たり前
普通、同居ストレスが問題になるのは、嫁と姑の関係が圧倒的に多いのはだれもが認めるところです。
同居ストレス解消の心構えをお読みになり、あなたの気持ちに余裕が生まれても、 生活環境まったく違う二人が、息子―夫を間において同じ屋根の下に住むわけですから、どうしたって問題が起きないほうが不思議ですよね。
もし起きないとしたら、それは異常事態と言ってもいいかもしれません。
実際、同居のほうが離婚率が高くなりますしね。
→【同居・非同居】離婚率調査!旦那の親と同居だと離婚しやすいの?
とはいえ、仲良くやっている嫁と姑もいるのです。
何気ない一言が、同居ストレスに!
問題になるのが姑さんとの確執です。
他愛のないことでも積み重ねるにつれて、確執がだんだん大きくなるだけでなく、感情が雪ダルマ式にふくれ上がり、がまんの限界を超えると大爆発します。
それは逆に言うと、姑さんからも言えることで、公平な言い方をすれば、どっちもどっちということになります。
しかし、ことはそう簡単には収まりません。
同居ストレスはお互いが感じていることですからね。
本人には悪意がないのかもしれませんが、不用意に発した何気ない一言が、言われた当人にとってみれば、カチンと来るのです。
同居ストレス解消の鍵は気質?
ここでひとつ考えてみましょう。
それは気質についてです。
気質には、
- 内向型気質
- 外向型気質
の2種類があります。
内向型気質の人は、自分の長所を活かし、用心深く慎重になるところがあります。
いっぽう、外向型気質の人は、やはり、同じように自分の長所を活かし、行動的で勇ましい態度にでます。
そこで、姑が内向的な気質なのか、外向的な気質なのか、相手のことを十二分に観察することが大事です。
内向型気質は、読んで字のごとく、内気で温和しい。
周囲に気を使い、感情表現をあまりしない。
一人でいることが好きで、他人と話すのが苦手。
対して、外向的気質は、それこそ外交的で社交性に富み活動的。
人前に出ても苦にならない。
同時に、感情を表に表すなど、まったく正反対のパターンをしめしています。
ときと場合によっては、これらが混合することもあります。
同居ストレスをしたたかに、しなやかに見る
では、姑との関係ではどうなのでしょうか?
相手の分析が重要になります。
内向的な気質なのか、それとも外向的な気質なのか、しっかり見極めることからスタートしましょう。
そのためには、自分の気質もどちらのタイプなのか、知っておく必要があります。
それを知った上で、感情的になったり、思いつきで対応したりしてはいけません。
したたかに、ときにはしなやかに、どちらの気質なのかを冷静に判断して対応するのです。
同居ストレスは、正常な反応
わかっていても、気づかいのないたった一言がいちいち癇にさわるようになり、それがたびかさなるたびに居たたまれなくなって、やがては、嫌味っぽく言葉にだしたり、態度がよそよそしくなったり、素直に返事ができなくなったり、自分でもわかっているのに、どうしようもなくなってしまいます。
ただ、これって人間の正常な反応ではありませんか?
というのも、
「悲しいことがあったのに泣かないでがまんする。」
「悔しくて仕方がないのに、がまんする。」
このがまんすることが、ストレスに繋がっているのです。
ストレスを別の手段で発散できればいいのですが、そんな手段をもてない人もたくさんいます。
となれば、ゲームとして考えるような態度の取り方もあってしかるべきでしょう。
「自分がいつもと違う対応をして、相手が違う反応をしたら高ポイント」
と考えてみると、ちょっと楽しくなりそうだと思いませんか?
まとめ
最近では、核家族化しているせいで義理の母親との同居が少なくなっているようですが、新聞や雑誌、テレビドラマで取り上げるということは、厳然として問題になっていることを物語っています。
まったく生活環境が違う人が一緒に生活をするのですから当然だと思うのですが、当人同士になるとそうはいかなくなるのが世の習いなのですね。
それでも縁ありて一緒に生活をするようになったわけですから、心を大きく持って太陽のように輝いてほしいものです。
8つの心構え、もう一度読み返して、覚えておきましょう!