免許更新を忘れて期限切れたら、6ヶ月以内は講習で済むから急いで!
うっかり免許更新を忘れちゃったんですね。
期限切れから6ヶ月以内であれば、普通の更新とほとんど変わらない、簡単な手続きで済みますから、早めに再取得しましょう。
さてそれでは、6ケ月以内の免許再取得のポイントです。
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免許更新を忘れて期限切れして、6ケ月以内での再取得の流れ
免許センターでしたら、平日であればほとんどの日で手続きができます。
もちろんその日のうちに再取得できます。
受付時間は13:00~13:30だったり、8:30~14:00まで行っている免許センターがあったり、さまざまです。
念のため本籍地の地域の免許センターの受付時間を確認しておきましょう。
「免許 期限切れ ○○県」
等で検索して、警察署のページから確認できます。
東京都ならつぎのページです。→有効期限を過ぎてしまった方の手続(失効手続) – 警視庁
大阪府ならつぎのページです。→期限切れ手続(特別新規申請) – 大阪府警察
熊本県ならつぎのページです。→運転免許の期限切れ手続き – 熊本県警察
免許センターにいくと、普通の更新とほぼ同じ手続きで完了します。
適正検査と講習を受けたら、再取得完了です。
適性検査では、視力検査があります。
視力があやしいときは、つぎの記事が参考になるでしょう。
→普通自動車免許の取得・更新に必要な視力は両目で見て0.7。細めて合格もアリ。
再取得できるのは、住所でなく、住民票のある本籍地ですので、とくに単身赴任中や学生の方はお気を付けください。
警察署で手続きできる地域もありますが、少数です。
免許センターに行くのが大変な、離島には多いです。
「もしかして」
と思われる方は、本籍のある地域の警察署に確認してみましょう。
原付でしたら警察署でできるところは多いです。
再取得に行くときは、公共の交通機関を使ったり、誰かに送迎をお願いしましょう。
免許は失効していますので、それがわかっている状態で運転をするのは完全に違反です。
もし判明した場合は無免許運転として罰金刑か懲役刑かが課され、その上しばらくは免許を再取得できなくなります。
具体的にはつぎの記事にまとめています。
読んでもらうとわかりますが、かなり手続きも面倒になりますから、再取得が完了するまで、自分で運転することは避けましょう。
再取得に必要なもの
☆期限切れの運転免許証
☆住民票
- 本籍地の記載あり
- 発行6ヶ月以内のもの
- マイナンバー記載なし
☆本人確認できるもの
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 学生証
- 社員証
※免許証は期限切れしていますので、当然身分証明書として使えません。ご注意ください。
☆写真1枚
- 申請6ヶ月以内に撮影したもの
- 帽子をかぶっていないもの
- 正面から撮ったもの
- 胸から上くらいを写したもの
- 背景のないもの
- サイズは縦3.0cm×横2.4cm
- 裏面に氏名と撮影年月日を記載
☆印鑑
☆筆記用具
☆70歳以上の方は高齢者講習受講済み証明書
☆更新できなかったことのやむを得ない事情があったときには、それを証明できるもの
やむを得ない事情があれば、免許の期限切れはなかったことと同じになります。
例えば海外旅行であればパスポート。入院であれば入退院の日付のわかる診断書等です。
更新できなかったことのやむを得ない事情がなければ、次はゴールドではなくブルーになる
もし期限切れの前にゴールド免許だった人や、ゴールド免許になる予定だった人は、再取得後にゴールドになるかどうか気になるところですよね。
やむを得ない事情なく、単なるうっかりであった場合は、一度免許を失ったことになります。
ゴールドの要件である、“免許を保持した状態で連続5年以上無事故無違反”を満たせなくなってしまうのです。
このパターンで再取得すると、再取得後無事故無違反を続ければ、
ゴールド or ブルー(今まで)
→ブルー(約3年)
→ブルー(約3年)
→ゴールド(約5年)
となります。
今回の講習は一般講習、800円です。
なお
「今ゴールドで、再取得したらブルーになるなら再取得しない方がいいんじゃ」
という人もたまにいますが、あくまでも今持ってるカードの色がゴールドなだけで、更新を忘れた時点で免許としての効力がなくなっていますから、運転すらできません。
すでに無免許かブルーかしか選べなくなっているのですから、早めに再取得したほうがいいですね。
更新できなかったことのやむを得ない事情があれば
もともとゴールドで、今回の更新でもゴールド継続の予定だった人
更新できなかったことのやむを得ない事情があったとき、証明できるものがあれば、つぎもゴールドになります。
更新できなかった正当な理由があって、認められれば当然免許は継続していたものとして扱われるのです。
今回の講習は優良講習、500円で済みます。
もともとブルーで、今回の更新でゴールドになる予定だった人
このパターンでも、更新できなかったことのやむを得ない事情があったとき、証明できるものがあれば、つぎはゴールドになります。
今回の講習は優良講習、500円で済みます。
手続きや検査・講習にかかる費用
申請の手数料が免許1種類につき1,900円かかります。
交付手数料が1種類で2,050円、さらに1種類増えるごとに200円ずつ増えます。
講習手数料が500円か800円かかります。これは優良講習か一般講習かの違いです。
そして写真が必要ですから、これにも300円はかかるでしょう。
つまり免許の再取得には、最低でも4,750円必要になるということです。
さらに交通安全協会費を払うのでしたら、年500円ほどかかります。
ブルーでしたら3年ですから1,500円。
ゴールドでしたら2,500円です。
交通安全協会費は強制ではありませんから、協会の主旨に賛同できたり、協会員が割安のサービスを受けれる店をよく利用しているのであれば、払ったほう方がいいですね。
「交通安全協会協賛店 ○○」(←○○は地区名)と検索すると、その地域の協賛店を見つけられますよ。
免許更新を確実にするための、2つの工夫
うっかり更新を忘れてしまうと、せっかく継続してきた無事故無違反記録もリセットです。
ゴールド免許を取って、保険料を割安にできたほうがいいですよね。
更新を忘れないためにできることがあります。
スマホでリマインダー設定
スマホのアラーム機能を使っている人には、この方法がおすすめです。
更新の通知を見たらすぐスマホのカレンダーアプリにメモをして、更新予定日前日にアラームがなるようにしておくのです。
そうすれば前日からゆっくり準備できます。
もっと余裕をもって準備したいのであれば、2~3日前にアラームが鳴るようにしておくのもいいでしょう。
ただしあまり早くなるようにしていると、またうっかり忘れてしまうことも考えられますから、ほどほどに。
免許を再取得・更新してすぐ、つぎの更新日をメモしておくのもいいですが、さすがに3~5年後はスマホの機種変更をしているでしょうから、意味がなくなってしまうかもしれませんね。
カレンダーにマーク
スマホのアラーム機能を普段あまり使わない人か、実際にカレンダーに書いた方が確実な人は、通知を受け取ったらすぐカレンダーに印をつけておきましょう。
まとめ
運転免許の更新、期限切れから6ヶ月以内なら再取得の手続きは簡単です。
やむを得ない事情なく先延ばしにすると、どんどん手続きがめんどうになり、費用もかかるようになっていきます。
うっかりしてたら6ヶ月以内に、お早めに免許センターへ。
更新できなかった正当な理由があれば、講習費用がさらに安く上がる見込みがあります。
ゴールドになれるかもしれません。
証明できるものを用意して免許センターへ。
どちらにしても、移動は自分で運転しないことをおすすめします。
罰金きついですし、手続きも面倒ですよ。
そしてつぎの更新を覚えておけるよう、通知が来たらすぐメモ&リマインダー設定です。