犬がリードを嫌がるときの対策5選!
愛犬と仲良く散歩することに憧れて、犬を飼い始める方も少なくないでしょう。
ところが、犬がリードを嫌がるために、散歩が台無しになってしまう場合も。
でもご安心ください。嫌がるときの対策はあります。
そしてリードを嫌がる問題を根本的に解決したいなら、なぜリードを嫌がるのかを理解しましょう。そうすれば、もっと散歩が楽しくなるはずですよ。
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犬がリードを嫌がるのを改善する5つの対策
犬がリードを嫌がる問題を解決するための、5つの対策をご紹介します。
ケージから出したらリードを付けるのを習慣にする
リードに慣れさせるために、犬をケージから出す際には、リードを装着することを習慣にしてみましょう。
「ケージの外に出る=リードが付く」と覚えさせることができれば、リードを嫌がらなくなります。
もちろん、リードが家具などに絡まってしまわないように注意する必要はありますね。
また、お散歩に行く直前にリードを装着する方もいらっしゃいますよね。
この場合、リードに対する不快感と外の様子に刺激され、犬が必要以上にアグレッシブになってしまう恐れもありますよ。
徹底的にリーダーウォークの練習をする
リーダーウォークとは、犬が飼い主の主導に従って散歩することです。
リーダーウォークをマスターしていない犬は、飼い主を引っ張って散歩します。そして自分が行きたい場所に飼い主を連れて行こうとするんです。
室内でしっかりリーダーウォークの練習をすると、本番のお散歩で犬がリードを引っ張ることはありません。
楽しいお散歩を実現するためにも、また、愛犬の安全のためにも、ぜひリーダーウォークを徹底的に教えましょう。
ちゃんとリードを付けられたら褒める
リードに慣れさせるためには、リードを付けたら良いことがある、と犬に覚えさせることが大切です。
散歩の楽しさをまだ知らない犬の場合には、リードを付けると飼い主が褒めてくれる、ということを覚えさせると良いでしょう。
リードを付けた瞬間、犬がリードを噛まなかったり、リードを嫌がる素振りを見せなかったりした場合には、すかさず犬を褒めます。
犬を褒める際には、犬にリードを見せながら、大げさなくらいに褒めてあげると良いでしょう。
リードを変えてみる
リードへの恐怖心のために犬がリードを嫌がるのであれば、リードを変えてみてはいかがでしょうか?
リードを軽いものにすれば、リードへの不快感やリードが立てる音に恐怖心を感じなくなる場合があります。
おやつで釣る
リードを装着したらおやつが貰えると覚えれば、犬がリードを嫌がることもなくなります。
リードを付けたときや、リードを付けたまま飼い主の側そばを離れなかった場合には、おやつのご褒美をあげます。
おやつで犬を釣るのは、リード嫌いを直すもっとも簡単な方法です。
ですが、いつまでもおやつ頼みでは、しっかりとした主従関係を築くことはできません。
主従関係が築けていない場合には、リードを装着したとしても、犬が散歩の主導権を握ったままになってしまいます。
主従関係を築くためにも、おやつで釣ってリードを装着した後には、リーダーウォークの練習も忘れずに行うようにしたいですね。
犬がリードを嫌がる理由は?
散歩は大好きなのに、リードで繋がれるのを嫌がる……これにはどんな理由があるのでしょうか?
これからお話しする理由の中に、あなたの愛犬がリードを嫌がる理由が見つかりますよ。
まだリードに慣れていない
一般的に犬のお散歩デビューは、生後3ヶ月の2回目のワクチン接種後からおよそ1週間後と言われています。
生後3ヶ月ほどであれば首輪を付ける練習もそろそろ始めるべきです。
しかし、まだ首輪にも慣れていない場合、リードを付けるのを嫌がる可能性は大きいでしょう。
リードが怖い
犬がリードを嫌がるのは、リードが怖いからなのかもしれません。
リードを付けた途端に怯えた様子を見せたり、キャンキャン鳴いたりするのは、犬がリードに恐怖を感じている証拠です。
そのような場合には、リードが立てる音が怖い、もしくは、ズルズルと自分の後を付いてくる得体の知れない物体に恐怖を感じています。
飼い主との主従関係が築けていない
散歩は好きだけど、飼い主にコントロールされるのを嫌う犬がいます。
そのような犬は、飼い主との主従関係がしっかり築けていないために、リードに繋がれることに苛立ちや怒りを感じます。
まとめ
犬がリードを嫌がるのには理由があります。
その理由を理解することは、リード嫌いを改善する近道になります。
犬の安全のためにも、周囲の安全のためにも、犬に「リードに繋がれていると良いことがある」と覚えさせるのは、とても重要なことです。
リードを付けて散歩することに犬が慣れるまで、飼い主が根気よくしつけをする必要があります。
大変なことかもしれませんが、愛犬と一緒に楽しい散歩ができるよう頑張りましょう!