犬の暑さ対策は夜でも必要!4つの対策と気をつけたいポイント
日中の犬の暑さ対策は万全!
でも、夜も暑さ対策をすべきだろうかと悩む人がいらっしゃるかもしれません。
愛犬にいつまでも健康で長生きして欲しいと願うならば、夜も暑さ対策を行ったほうが良いでしょう。
夜の暑さ対策、難しいことはありません!
今回は、4つの対策と気をつけたいポイントについてご紹介します。
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夜にできる犬の暑さ対策4つ
夏の熱帯夜は、犬にとっても寝苦しいものです。
ここでは、夜にできる犬のための暑さ対策を4つご紹介いたします。
その1:冷却マットを使おう
ペット用の冷却マットを使えば、暑い夏の夜でも快適に過ごせるでしょう。
冷却マットにも保冷剤のジェルタイプや冷却効果のある生地タイプのものから、大理石やアルミを使ったものまでさまざまな種類があります。
ジェルや生地タイプのマットは、快適な寝心地ながらも、噛み癖のある犬には向いていないかもしれません。
一方、寝心地はそれほど良さそうではありませんが、大理石やアルミ、そして竹を使用したマットは、水洗いもできるため衛生的です。
しかし、冷却マットを購入しても、犬が喜んで使ってくれるかどうかわからないのがデメリットと言えるでしょう。
その2:ペットボトルで涼しく快適に
手軽に使えるのがペットボトルです。
空いているペットボトルの8分目まで水を入れ、冷凍庫で冷やしましょう。
犬が寝る前にペットボトルを取り出して犬の側に置いてあげると、ペットボトルから冷気が発せられ、涼しさを感じることができるでしょう。
その3:氷枕を使おう
冷凍庫で冷やすだけの氷枕もあれば、氷と水を入れて使うタイプの氷枕もあります。
氷と水を入れて使うタイプの氷枕を使用する場合、氷は枕の容量の半分弱ほど入れ、水はコップに1杯か2杯ほど入れます。
さらに、枕の中で空気が発生したら、空気を抜いてあげるようにしましょう。
そうすることで、使い心地が良く、さらにほどよい冷たさを持続させることができます。
「氷をいっぱい入れたほうが冷たくて良いのでは?」と思うかもしれませんが、氷が溶けてしまうと空気が発生し、冷却効果が低くなってしまいます。
その4:屋内ならクーラーを使用しよう
クーラーを効果的に使うのは、犬の暑さ対策として効果的です。
特に夜は、寝つきを良くするためにクーラーを使用される人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
寝室でクーラーを使用しているなら、寝室に犬のケージを移動させて、一緒の部屋で眠るようにすると良いでしょう。
涼しいだけでなく、飼い主と一緒なら犬も嬉しいと思いませんか?
クーラーを使用するときの注意点
犬の暑さ対策として、夜間にクーラーを使用するときに注意したい点についてご紹介します。
犬にとって快適な温度とは?
クーラーを使用する際の設定温度ですが、温度と湿度に注意しましょう。
湿度が60%以上を超えると、気温が高くなくても涼しく感じられません。
人間にとって快適な温度は、多くの犬にとっても快適に感じる温度です。
そのため、クーラーの設定温度は25℃~27℃の間、そして室内の湿度は50~60%の間になるように設定すると良いでしょう。
犬だけでなく、人間も快適に過ごせるので、これは覚えておきましょう。
クーラーで体調悪化する場合も
老化や病気などで体力が低下している犬の場合には、クーラーで体調が悪化してしまうケースがあります。
そのような場合、冷却マットやペットボトルなどを使った暑さ対策に切り替えたほうが良いかもしれません。
また、室外で飼っている犬を夜間だけ室内に入れてクーラーを使う場合も、注意をする必要があるでしょう。
犬は体温調整が苦手ですから、急激な温度の変化に体が対応しきれないことがあります。
そうすると、下痢や嘔吐するなど、体調悪化の原因になるでしょう。
犬の暑さ対策として夜間にクーラーを使用する場合には、タイマーを使うなど、犬の体調や様子に気をつけながら使用するよう心掛けたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、夜の犬の暑さ対策についてお話ししてきました。
ご紹介した4つの対策は、それほど難しいことではありません。
ぜひ、活用してくださいね。
一般的に、犬は人間よりも暑さに弱い生き物です。
動物だから人間よりもたくましいだろうと思ってしまいがちですよね。
でも、暑さ対策をしないと、大切なペットの健康を損なうことになりかねません。
人間が暑いと感じるなら、犬はもっと暑いと感じていることを心に留めておきましょう。
そうすることで、犬の暑さ対策を夜でもしっかり行ってあげようという気持ちになれるのではないでしょうか。