電柱の街灯設置・切れているときは自治会、なければ市区町村に連絡。
「周りが暗いから電柱に街灯を設置したい」
「街灯が切れてる」
というとき、どこに連絡すればいいのか悩みますよね。
自分の土地に設置するときは自費でポールを立てて明かりをつけることもできますが、できればお金を出さずに済ませたいですよね。
ということで今回は、電柱の街灯設置と切れているときの連絡先のお話です。
電柱の街灯を設置したいとき
一般的な連絡先
電柱の街灯の管理者は、ほとんどの場合、その地区の自治会となります。
ですので設置したいときは自治会に連絡するのが普通です。
もし自治会がなければ地方自治体、つまり市区町村役場に連絡することになります。
自治会や役場で公益性を判断され、認められれば手続きを進めてくれます。
最終的な連絡先
最終的には電柱の管理者、電力会社やNTTの許可が要ります。
電柱の管理者は、電柱にプレート等で明示してあるはずです。
電灯設置の申し込みに関しては、例えば中部電力では、つぎのようなページを用意しています。
関西電力では、公衆街路灯の説明ページで、「近くの営業所までご連絡ください」と書いています。
参考:公衆街路灯 – 関西電力
NTTでは例えば、神奈川県を管轄している支店はつぎのようなページを用意しています。
参考:防犯灯・街路灯・道路反射鏡(カーブミラー)標識等の電柱添架申請について - NTT東日本 神奈川支店 川崎支店 神奈川西支店
「他エリアはほかの支店に問い合わせて」ということも書いてあります。
電柱の街灯が切れているとき
電柱の街灯の管理者は、ほとんどの場合、その地区の自治会です。
その地区に自治会があれば、自治会に連絡してみましょう。
自治会がなければ地方自治体、市区町村役場に連絡することになります。
街灯を設置・切れたときに修理するにあたって
電柱が立っている土地が私有地なら、そこの管理者にも連絡しておくと設置・修理はスムーズです。
「電柱の管理者にOKもらってるんだから、土地の管理者にOKもらわなくていいだろ」
と思ってしまうかもしれませんが、実は設置申請には、その私有地の管理者のOKも必要です。
それはさっき紹介した、NTT東日本のページからも明らかです。
電柱がある場所が囲われた私有地内であれば、修理に当たって土地所有者の許可は必要です。
許可なく侵入すれば、当然不法侵入です。
仕切られていない空き地(ドラ○もんに出てくる空き地のような場所)でしたら、黙って侵入しても罪にはなりませんが、いきなり来られて工事をされたら「何事だ?」と不安になります。
もしかしてその空き地で何か行われる予定だったりすると、邪魔になるかもしれません。
お互いが気持ちよく過ごせるように、私有地の管理者にも事前に連絡しておいた方がいいでしょう。
自費で電柱に街灯設置すると
もし自治会や地方自治体で、その街灯の公益性を認められなかった場合、
「自費で電柱に街灯をつけてもらおう」
と思うかもしれません。
しかし自分のために設置するのであれば、ポールを立ててそれに感応式の照明をつけるほうが、電灯が切れたとき等の対応はしやすいかと思います。
自分で電柱登っていもいいと思える人はいいのですが、それ以外の方は修理のために業者を呼ぶことになったりして、出費がかさみますよ。
まとめ
電柱の街灯を設置するときは、一般的には自治会に連絡です。
自治会がなければ市区町村役場に連絡しましょう。
自治会(または市区町村)が公益性を認めれば、そこから電柱の管理者、電力会社やNTTに連絡が行きます。
電柱の街灯が切れているときは、街灯の管理者(自治会があれば自治会、なければ市区町村役場)に連絡すれば対応してくれます。
電柱が私有地にあるときは、設置・修理にあたり、私有地の管理者にも連絡しましょう。
自費で電柱に街灯をつけるとなると、管理が大変です。
自分のための街灯でしたら、ポールを立てて感応式の照明をつけるほうが管理しやすく、長期的に見て安上がりですよ。