数え年の数え方と、満年齢や生まれた西暦から簡単な計算で求める方法。
伝統的な行事を行うとき、
「いつ行うか」
の目安になる数え年。
数え方が気になりますよね。
「どうやって計算するの?」
と思われることでしょう。
そこで今回は、数え年の数え方のお話と、満年齢や西暦から簡単な計算で数え年を求める方法のお話です。
数え年と満年齢の数え方
数え年とは、生まれたときを1歳とし、以降元日(1月1日)を迎えるごとに1歳ずつ加えていく数え方です。
「数え」ともいわれます。
たとえば、
平成25年1月1日に生まれた子はその日に1歳で、次の年の元日(平成26年1月1日)に2歳になります。
(↑ 生まれて年で2歳)
平成25年6月1日に生まれた子はその日に1歳で、次の年の元日(平成26年1月1日)に2歳になります。
(↑ 生まれて半年で2歳)
平成25年12月31日に生まれた子はその日に1歳で、次の年の元日(平成26年1月1日)には2歳となります。
(↑ 生まれた翌日には2歳)
つまり、同じ年内に生まれた子は、つねに同じ歳なのです。
それに対し、満○歳とは、誕生日の前日の午後12時(24時)に年を加える数え方です。
つまり、誕生日の0時に年をとるということになります。
満年齢を数え年に、簡単な計算でなおす
その年の誕生日を迎えていないときは、満年齢に2を足すと数え年になります。
その年の誕生日を迎えたあとなら、満年齢に1を足すと数え年になります。
これがどういうことかは、つぎの表を見てもらったらわかりやすいと思います。
もし誕生日が元日でしたら、もっと話は簡単です。
数え年はつねに満年齢プラス1歳です。
満年齢が不明でも、生まれた西暦から数え年を計算できる
例えば老人ホームで喜寿や米寿のお祝いをする職員さんは、利用者の資料は手元にあっても、年齢が更新されていなかったりするときがあると思います。
長く利用なさっていて、とくに何事もなければ更新頻度は落ちますから、仕方ないところだと思います。
さて、それでもその方の生まれた年はわかりますよね。
西暦でわかればベストです。
数え歳は、今年の西暦から生まれた年の西暦を引いて、1を足せば出ます。
例えば、
1930年生まれなら、
2017-1930+1=88
1940年生まれなら、
2017-1940+1=78
となります。
まとめ
伝統的な行事を行おうとすると、数え年が気になるときがあります。
これを読んだあなたはもう大丈夫ですね。
数え年とは、生まれたときを1歳とし、以降元日(1月1日)を迎えるごとに1歳ずつ加えていく数え方です。
そして、
その年の誕生日を迎えていないときは、満年齢に2を足すと数え年になります。
その年の誕生日を迎えたあとなら、満年齢に1を足すと数え年になります。
誕生日がわからなくても、生まれた年の西暦がわかるなら、今年の西暦から生まれた年の西暦を引いて、1を足せば数え年は出せます。
計算方法がわかってしまえば、簡単ですよね。