学園祭の模擬店の名前で悩んだら~わかりやすい名前が儲かる~
年に一度の学園祭、楽しい思い出にしたいですよね。
さて、その学園祭で模擬店をやるとなったら、その名前で悩みますよね。
カッコイイ名前を付けた方が、付けたときのテンションは上がります。
流行りのものをもじった名前を付けた方が、一時的に話題になります。
しかしそれでは、学園祭が終わりに近づくにつれてテンションは下がります。
学園祭を楽しい思い出にしたいですよね。
それならちゃんとお客さんに来てもらって、売り上げがあがったほうがいいですよね。
そのためにできる名づけのポイントを教えます。
学園祭の模擬店にカッコイイ名前・流行りのものをもじった名前を付けると
付けたとき、あなたのテンションは上がります。
準備するときのテンションも上がります。
それはいいことです。
ところでお客さんの立場で考えたらどうでしょう?
カッコイイ名前・流行りのものをもじった名前はパッと見
「おっ? 何だろう?」
と目を引きます。
その模擬店自体に興味がない人の目も引きます。
近くに行ってどんな店かわかったら
「あはは、何だ○○か。いらねえや」
となって立ち去るだけです。
客でない人も近づいてきますから、その模擬店の近くでは、人の流れが遅くなります。
ちゃんと買う気がある客にとってはいい迷惑です。
学園祭の模擬店マップを見たときにも、何の店かわかりにくい名前を付けると
「なんだろう?」
と目は引きます。
しかし例えばお腹が空いて
「焼きそばでも食べようかな」
と思って探している人が
“やっぱり好きですそばにいて”
という店名を見ても、すぐに焼きそば屋だとはわからないのです。
ほかにわかりやすい名前の店があったら、そっちに行きます。
“あなたが客だったらどうするか”
ということを考えてもらったらわかりますよね?
オシャレな名前だけど何の店かわからない店は、入りづらいものです。
地図で見て、目的のものかそれに近いものが売ってあることがわからなければ、行かないのです。
結局客足は遠のいて、暇を持て余し、材料は余り、準備のときに上がったテンションは、学園祭が終わりに近づくにつれて下がっていくでしょう。
学園祭の模擬店に分かりやすい名前を付けると
例えば
“焼きそば○○”(←○○には自分たちを表す何か)
と付けておくと、客からは
「あっ、焼きそば屋」
と、その場でもマップを見てもすぐにわかります。
そうすると興味ない人は近づきませんし、焼きそばを食べたい人は迷わず行くことができます。
興味ない人が近づかないぶん、食べたい人はスムーズに買うことができます。
ちゃんとした客だけを、しっかり集めることができるのです。
結果として売り上げが上がります。
まとめ
年に一度の学園祭、楽しい思い出にするためには模擬店の成否も重要です。
そのためには模擬店の名前付けは重要な要素です。
ただの話題作りや自分のその場限りのテンションを優先するのでなければ、売り上げを上げて楽しい思い出にするために、わかりやすい名前をつけましょう。
カッコイイ名前・流行りのものをもじった名前は、わかりにくくなってしまってはただの自己満です。
そして客足は遠のいて、満足できない結果に終わります。
もちろんカッコよくてわかりやすい名前を付けれたら、それがベストでしょうね。
名づけのハードルが一気に上がります。
売り上げを上げるためにはほかの要素も大事ですので、興味があったらつぎの記事も読んでおくといいでしょう。
もっといろんな食べ物屋のアイデアがほしいのでしたら、つぎの記事にある程度の売り上げが見込めるものをまとめています。