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「なんでもっと早く言わないの!」って怒る人は、早く言っても怒る

「なんでもっと早く言わないんだ!」ってあなたを怒る人、いますよね。

そういう人って、あなたが早く言っても、怒ると思うんです。

怒らないまでも、あなたが「相談したい」と言ったとき、相手がめんどくさそうな顔をしたり、自分の仕事や遊びに夢中で、話を聞く気がなさそうな態度を取ったりですね。

あるあるですよ。

相手が話を真剣に聞いてくれるようなら相談もしやすいのに、嫌そうな顔をされたり「俺がお前くらいのときはなあ…」とかクソつまらない昔話がはじまって、結局は「だからお前も我慢しろ」とかいうくだらないオチだったり。

あとは、「報告しろ」って言われたから報告してるのに、「そんなことまでいちいち報告しなくていい。重要なことだけ報告しろ」と怒ったりですね。

重要なことかどうか判断できないから報告したことにまで、ガミガミ言われる。

めんどくさいですよね。

それこそ、今後報告したくなくなるだけじゃなく、その人に近づくことさえイヤになってきます。

でも「なんでもっと早く言わないんだ!」って怒る人って、だいたい上司だったり親だったりで、簡単に離れることもできなくて、そこが悩みになったりします。

ちょっと話がズレますが、「なんでもっと早く言わないんだ!」って怒る人は、上の立場であることをいいことに、調子に乗ってるんですよ。

一種のパワハラです。

このパワハラを終わらせる方法は、3つあります。

「なんでもっと早く言わないの!」を終わらせる

1)逃げる

おすすめはしませんが、めんどくさい上司・親から逃げることで、「なんでもっと早く言わないの!」を終わらせることができます。

しかし逃げた先で、同じように「なんでもっと早く言わないの!」という人に出会う日が、必ずやってきます。

そしたらあなたは、また逃げたくなるはずです。

逃げ続ける覚悟があるなら、逃げてもいいでしょう。

でも、おすすめはしません。

2)周りに頼る

例えば、あなたが上司から「なんでもっと早く言わないの!」と言われているようなら、上司のさらに上司と相談してみるのがいいでしょう。

早く相談できなかった、あなたなりの理由があるはずです。(相談しても聞いてくれないとか、めんどくさそうにされるとか)

それを伝えて、どちらが悪いのか判断してもらいましょう。

上司の上司からも「俺がお前くらいのときはなあ………だからお前も我慢しろ」と言われるようなら、そういう社風です。頼りになりません。

ほかの方法を試しましょう。

あなたがもし、親から「なんでもっと早く言わないの!」と言われているようなら、親の親、つまり祖父母が相談の第一候補です。

祖父母が円熟した人たちであれば、うまく説得してもらえるでしょう。

3)成長する

これが最強のソリューションです。

「なんでもっと早く言わないの!」と言ってくる人の考え方を学び、「あの人ならこう判断する」というのを学び取るのです。

そうすれば、上司に相談する前に解決策まで考えることができ、うるさい上司から何かを言われる前に「○○がありましたので、△△な対応をしたいと思いますが、よろしいでしょうか?」と、あなたから提案することもできるようになり、あなたは上司から「頼りになる部下だ」という評価をもらうことができます。

そうすると、上司はあなたに厳しいことを言わなくなっていきます。

そして、いつの間にか上司と同じような判断ができるようになったあなたには部下ができ、「なんでもっと早く言わないの!」と怒られることの辛さを知っているあなたは、もっと部下を思った対応ができるようになり、人望を集め、あなたの上司よりももっと、会社にとって大事な人材になるでしょう。

その頃には、あなたの上司だった人、「なんでもっと早く言わないの!」と怒る人は人望を無くし、上司としての居場所がなくなっていることもあり得ます。

めでたしめでたし。

まとめ&余談

「なんでもっと早く言わないの!」と言う人から逃げるのは、いろいろと投げ出す覚悟が必要で、さらに、逃げた先でも同じような人に遭遇すること高確率ですのでおすすめはしません。

自戒を込めて言っておくと、よっぽどひどい環境なら逃げたほうがいいけど、ほどほどにしておきなよ。ってことです。

どんどん世の中から追い詰められていきます。

ですので、「なんでもっと早く言わないの!」周りに頼るか、考え方を学び取るのをおすすめしておきます。

はい、ここから余談。

私もけっこういろんな困難から逃げてきました。

で、どんどん追い詰められていく感じがするんですよね。

居場所がなくなっていく感じ。

そのうちに結婚して、子供ができて、居場所を守る必要が出てきました。

逃げられなくなったんです。(正確には、まだ逃げようと思えば逃げられるけど、それは人間としてどうなのかってことで選択肢から外れています)

そんな中でひとつ気づいたのは、自分が同じ行動パターンを繰り返していたら、世界は同じようなリアクションをしてくる(特に自分にとって不都合なリアクションが繰り返されやすい)ということです。

相談が遅れれば「なんでもっと早く言わないの!」って怒られるし、言葉通りに早く相談しても嫌な顔をされる。

私がイライラしていると、子供のおもらしが増える。(このことは“子供のおもらしが再発したときどうする?”の記事に書いています。興味がありましたらお読みくださいませ)

思い通りに世界を動かしたいなら、思い通りにいくように振る舞わなきゃね、って話なんです。

「自分が変わらず世界が変わってくれ」なんて思うだけで叶うなら、あなたはとっても特別な存在です。

私はどうやら、そうではなかったようです。

あなたはどうでしょうか?

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ローシュ

ローシュ

・らくらくらし運営責任者
・熊本出身在住
・二児の父
・九州大学経済学部経済工学科卒

塾講師、介護職、食品製造業を経験したのち、より世の中に役立てるよう、インターネット事業に専念していましたが、それだけでは生計の維持がきびしくなったため、アルバイト(接客業)も並行しています。

おいしいものを食べる・飲むことが幸せだと、最近よく感じるようになりました。

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