自転車を通販で買うときの防犯登録方法
自転車を通販で買ったあと、または買おうとしているとき、気になることは
「防犯登録どうしよう」ということですよね。
防犯登録しておくことで、もし盗難されてしまっても見つかりやすくなったり、盗難車と疑われてしまったときの証明も簡単になります。
法律で義務付けられています(※罰則無し)し、手続きは簡単です。
ということで今回は、自転車を通販で買ったときの防犯登録のお話です。
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通販で買った自転車の防犯登録
自転車屋で買うと、ほとんどの場合はその店で防犯登録できますが、通販では「売るだけ」の店があり、そのときは自分で防犯登録手続きをしなくてはなりません。
防犯登録できる場所
自転車防犯登録所として認められている場所(各地の自転車屋・ホームセンター等、自転車を扱っているところ)でできます。
しかし、よそで買った自転車を持ってこられても、登録所としてはあまりいい気がしないことも事実です。
「せっかくならうちで買ってくれれば良かったのに…」と思わずにはいられないでしょう。
とくに個人経営の自転車屋ではいい顔をされないことがあるようです。
大きな店に持っていく方が無難ですね。
登録するために必要なもの
・自転車本体
・公的機関発行の身分証明書(運転免許証・健康保険証など)
・外国国籍の方は外国人登録証明書
・保証書または販売証明書(販売店名・商品名・車体番号などが全て明記されているもの)
・登録料500円(非課税)防犯登録Q&A- 東京都自転車商防犯協力会
登録にかかる時間
販売店名・商品名・車体番号が明記されている書類が、自転車と一緒に送られてきていればいいのですが、もしなければ、その通販サイト(AmazonならAmazon)に
「販売店名・商品名・車体番号が明記されている販売証明書を送ってほしい」と連絡する必要があります。
それから送付してきますので、1週間はみておいたほうがいいでしょう。
あとはその販売証明書と上記のものを、自転車防犯登録所に持っていって申し込み手続きです。
申し込み手続きは早ければ1時間くらいで終わります。
申し込み後、所有者のデータが警察に登録されるまでは2ヶ月くらいかかります。
それから登録カードが送られてきます。
防犯登録するなら、動作確認後に
防犯登録されたものを引き取っても、その後の扱いに困るため、防犯登録後は返品を受けつけてくれなくなるところがほとんどです。
ですので、自転車の動作を確認して、問題がないようでしたら防犯登録をおこないましょう。
防犯登録付きの通販もある
まだ自転車購入を検討中でしたら、防犯登録付きの自転車を買うことも検討の余地があるかと思います。
防犯登録をすると返品できなくなったりするデメリットもありますが、返品しなくても良くなるように無料で修理サービスがついてくるサイトもあります。
参考:cyma
防犯登録の有効期限
防犯登録の有効期限は10年です。
長く乗るときは、登録しなおしましょう。
だいたい10年も乗るとどこかにガタがきますから、乗り換えのタイミングと考えてもいいですね。
防犯シールがなくなってしまったとき
「盗難されて戻ってきたけど、防犯登録のシールがはがされてた」
というとき等は、残念ながらもう一度ほかの番号で登録しなおさなければなりません。
同じ番号での再交付を認めてしまうと、同じ番号のシールを貼った自転車が多数走り回る事態になり、管理できなくなるおそれがあるためです。
盗まれてシールはがされて防犯登録しなおしの手間もかかって500円払ってと、踏んだり蹴ったりです。
盗んだ人が見つかったら請求してやりましょう。
引っ越したら防犯登録しなおした方がいい
防犯登録は、都道府県単位で管理されています。
もし県外等への引っ越しをした際は、防犯登録しなおしたほうがいいです。
もし警察から盗難車かと疑われてしまったときに、県外の登録だと県外の警察への問い合わせとなり、すぐには解放してもらえません。
面倒ごとを避けるための防犯登録なのに、面倒なことを引き起こしてしまうのです。
遠くへの引っ越しの際は、防犯登録しなおしましょう。
まとめ
通販で買った自転車の防犯登録は、必要書類が揃っていれば手続きは簡単です。
しかし通販で買ったときには、“販売店名・商品名・車体番号が明記されている書類”がないこともあり、そのときには必要事項の書かれた販売証明書を送ってもらわなければなりません。
そういったことは煩わしいので、通販で買うとしたら、防犯登録付きの自転車を買うことをおすすめします。
「面倒そうだし、罰則もないなら防犯登録なしでいいや」と思うかもしれませんが、もしものときを考えれば、防犯登録しておいたほうがいいです。
以前私が自転車通学していたころ、自転車を盗まれたことがありました。
後日、「○○駅(私の家の最寄駅の隣の駅)に乗り捨ててありました」と警察から連絡が来て、すぐに取り戻すことができました。
そういうこともありますので、自転車を大事にするなら、防犯登録しておきましょう。
それでは、あなたの生活が少しでも楽に・楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!