お盆の提灯と灯篭の飾りつけ工程。【写真つきでわかりやすい】
お盆の飾りつけ、毎年のことですが忘れそうになったりしますよね。
はじめてのことなら、いっそうわからないことがあると思います。
今回は、うちのお盆の提灯と灯篭の飾りつけの手順を、写真付きで書いていきます。
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完成図
まずは完成図を見て、イメージをつかんでおきましょう。
さてそれでは提灯からいきましょう。
提灯の組み立て・飾りつけ
箱から取り出して、ひとまず置きます。
ロウソク(ソケット)をセットします。
このときはプラグを先に穴に通します。
先にソケットを立てると、プラグを通すときに邪魔になります。
“ふさ”をつけます。
ふさは5つ。
一番右の大きいふさが、中央。
小さい4つのふさは四方に取り付けます。
小さいふさはここに、
こういう感じで取り付けます。
これを4か所。
そして中央のフックに、
大きいふさを取り付けます。
そしたらソケットに電球を取り付けます。
先につけてもいいのですが、割れ物ですので後回しにしてます。
実はこのとき写真をとるために降ろしたせいで、ふさが取れてしまって付け直しました…
気を取り直して、吊り下げようの金具を提灯のトップに取り付けます。
これを天井のS字フックにひっかけます。
もし今年が初めてでしたら、この設置が先ですね。
ちょっとキリで穴をあけてねじ込むだけですから簡単です。
ただ高所作業ですからお気をつけて。
お盆はご先祖様をお迎えする行事なのに、一足先にお迎えされてしまってはお粗末です。
さて、S字フックに提灯を吊り下げて、ひとつ完成です。
吊り下げるときには、家紋が前に向くようにしましょう。
脚立に登ってから確認していたら危険ですので、下にいるうちに確認です。
もうひとつを同じ手順で組み立てて、吊り下げます。
これで提灯はOKです。
灯篭の組み立て・飾りつけ
おつぎは灯篭です。
箱の表面は猫が引っ掻いてます。
物置の上のほうに置いてるんですが、そこに登って引っ掻いたようです。
中身はこの通り、
無事(よく見ると穴が…)ですので、組み立てていきます。
まずは電球をセットします。
灯篭の中央に、電球設置場所があります。
ここに電球をセットする前にひとつ手順を踏みます。
この金具を
電球に取り付けます。
そしてこれを灯篭にセットします。
さらにここにステンドグラス的なフィルムをかぶせます。
この中央に、出っ張りがあるので、
そこにさっきの金具の先端が合うように乗せます。
フィルムの上部は加工されていて、電球をつけると温まった空気は上に上がり、フィルムを回転させる力に変わります。
余談でしたね。
さてつぎは灯篭の脚を組み立てます。
うちのはそんなに高いものではありませんので、脚の絵柄は最低限の加工をしてあります。
上の画像の両側の脚は、絵柄は片面です。
真ん中の脚は、絵柄ナシです。
この絵柄ナシの脚は灯篭の後ろ側につけることになります。
その両側の脚は、前から見たときに絵柄が見えるように考えて取り付けることになります。
灯篭自体も前後がありますので、それも見ながらです。
まずは脚を2本つけて、
脚を安定させるためのブリッジを差し込みます。
これにも方向があります。
上の写真は正面ですが、ちょっと回してみると、ほい、
柄ナシです。
柄があるほうが正面にくるように設置します。
設置場所は灯篭の脚の内側をよく見てみましょう。
ちょうど収まりそうなところがあるはずです。
ここに取り付けます。
3本目の脚を灯篭につけて、おおよそ完成です。
あとは頭に、これをかぶせてやりましょう。
これで灯篭の完成です。
あともうひとつの灯篭も同じように組み立てて、並べたら飾りつけ完成です。
お疲れさまでした。
まとめ
お盆の飾りつけ、簡単ですよね。
ここまでの作業、私ひとりで写真を撮りながらでも15分かかっていません。
妻から不器用認定を受けている私でも簡単なのですから、世の多くの方にとって簡単なものと思います。
はじめての飾りつけでしたら天井のフック設置からになると思います。
提灯を吊り下げるときもそうですが、高所作業になりますので、十分に注意なさってください。
「お迎えするはずが、お迎えされた」
では笑えませんよね。
それではお元気で。