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おはぎとぼたもち、何が違うの?季節?あんこ?

学び
 

おはぎ

「見た目は同じなのに、何でおはぎとぼたもちって呼び方が変わるの?」

「同じでしょ?」

と疑問に思うことってありますよね。

実は、おはぎぼたもち違いは……あるんです!

では今から、おはぎとぼたもちの違いをお伝えします。

食べる季節が違う

お彼岸は1年に2回、春と秋にあります。

春のお彼岸は春分の日を挟んだ前後3日間の計7日間、

だいたい3月18日~24日頃

秋のお彼岸は秋分の日の前後3日間の計7日間、

だいたい9月20日~26日頃

です。

 

お彼岸には昔から、もち米をあんこで包んだものを仏壇にお供えする風習がありました。

その時期に咲く花になぞらえて、

春は“牡丹餅(ぼたもち)”

秋は“お萩(おはぎ)”

と呼ぶようになったようです。

“牡丹”

牡丹

と“萩”ですね。

萩

 

食べる時期以外でも違うところがあります。

あんこが違う

春は“こしあん”、秋は“つぶあん”を使うという違いがあります。

こしあんで作れば↓のようになり、

ぼたもち

こしあんで作れば↓のようになります。おはぎ

 

ではなぜ、春は“こしあん”、秋は“つぶあん”を使うのでしょう?

 

それは、小豆の収穫時期と、昔の保存技術から見えてきます。

日本での小豆の収穫時期は、9月下旬~10月です。

昔は保存技術が現在ほど発達していませんでしたので、9月下旬~10月に収穫した小豆を春まで保存すると、皮が乾燥して硬くなってしまっていました。

そのため、春のぼたもちには硬い皮を取り除いた“こしあん”を使っていました。

 

秋は収穫してすぐなので、小豆の皮も軟らかく、栄養も豊富。

ムダなく皮まで使った“つぶあん(つぶしあん)”を使っておはぎを作っていました。

こういった違いがあるのですが、今は春でも“おはぎ”が出ていますよね。

なぜでしょうか?

春にも“おはぎ”の理由

理由は2つ考えられます。

  • 呼びやすいから
  • つぶあんを使っているから

です。

ここまで来ると、「季節の花にちなんで呼ばれていた」という歴史は知らないほうが理解がスムーズになります(笑)

 

呼びやすさ

ぼたもち

おはぎ

“おはぎ”のほうが3文字と短く、呼びやすいということがあります。

この理由であれば、店頭には“つぶあんおはぎ”と“こしあんおはぎ”が並ぶことになります。

 

つぶあんを使っている

あんこ

食べる時期で呼び方を変えるより、作り方で呼び方を変えたほうが実用的ですよね。

それで

「“つぶあん”使ってるんだから“おはぎ”でしょ」

「“こしあん”使ったら“ぼたもち”でしょ」

という話になります。

 

ではなぜ、春でもつぶあんが使われるようになっているのでしょうか?

それは、大手業者の製造事情と考えられます。

小豆を“つぶしてこす”より“つぶすだけ”のほうが明らかに手間がかからず、廃棄も少ないですよね。

つまりはコスト削減や環境配慮の一環で、つぶあんを使っているということです。

 

それを支えているのは保存技術の発達。

現代では春でも皮まで軟らかいまま保存できるようになっているのです。

いくらメーカーが「コスト削減や環境配慮のために」と小豆をつぶあんで利用しても、

皮が硬くておいしく食べられなかったら、あなたも私も買いませんよね。

春でもつぶあんがおいしく食べられるようになったこと、私は感謝しています。

 

ところで地域によっては、ほかに“ぼたもち”と呼ばれるものがあります。

一部地域ではいも餅=ぼたもち

ぼたもち

ちなみに、一部の地域では蒸してつぶしたさつまいもと餅を混ぜて、あんこを包んで丸めたものを“ぼたもち”と言います。

きなこがかかっているものがポピュラーです。

きなこおはぎに見えなくもないですが、餅にいもを混ぜているぶん、べったりしています。

 

私は嫁いだ夫の実家でこのぼたもちを初めて食べて、リピーターになりました。

今では物産館や地元のスーパーなどで買って食べることもありますが、毎年年末の餅つきのときに作ってすぐ食べると、

1年間の辛かったことも吹き飛ぶくらい幸せな気持ちになります。

さつまいもの自然な甘さがすごくおいしくておすすめなので、ぜひお試し下さい。

 

蒸してつぶしたさつまいもと餅を混ぜて、

ぼたもち作り

あんこを包んで、きなこをまぶして、

ぼたもち作り

はい出来上がり♪

ぼたもち

まとめ

おはぎとぼたもちの違い、わかっていただけたでしょうか。

春はこしあんの“ぼたもち”

秋はつぶあんの“おはぎ”

です。

しかし今では春でも秋でも“おはぎ”と呼ぶことが一般的になりつつあります。

春に“つぶあん”でおいしく食べられるものも多数売られています。

“つぶあん”が好きな人にとっては、春でもつぶあんがおいしく食べられることは、うれしいことですよね。

 

“こしあん”が好きな人にとっては、「春は“こしあん”でしょ!」と思ってしまうところだと思います。

伝統的な“ぼたもち”を作り続けているところが、お近くで見つかることを祈ります。

 

ここでもう一度押しますが、さつまいもの入ったぼたもちもおすすめですよ。

さて、今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

 

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ぽこ

ぽこ

・熊本大学医学部保健学科看護学専攻卒

・正看護師


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