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草冠に昌【菖】読み方は“ショウ”。“菖蒲”は“しょうぶ”。人名なら“あや・あやめ”とも。

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菖

“菖”の字をはじめて見たとき、「何と読むんだろう」と思って“草冠に昌”と検索しますよね。

とくに“菖蒲”という使われ方をしているときは、「しょうぶ? あやめ?」とどっちかわからなくなることもあると思います。

ということで今回は“菖”の読み方です。

そして“菖蒲”と似ていて間違われやすい植物が複数ありますので、違いの見分け方も画像付きで紹介します。

“菖”の読み方

“菖”の読み方は、音読みで“ショウ”のみです。

 

“菖蒲”と書くと“しょうぶ”・“あやめ”、どちらに読ませることも可能ですが、地名では“しょうぶ”と読ませることが多いです。

“あやめ”と読ませる地名は、

滋賀県野洲市菖蒲

 

“しょうぶ”と読ませる地名は

  • 徳島県那賀郡那賀町菖蒲
  • 山形県上山市菖蒲
  • 山形県西置賜郡白鷹町菖蒲
  • 埼玉県南埼玉郡菖蒲町
  • 神奈川県秦野市菖蒲
  • 鳥取県鳥取市菖蒲

 

公共施設では、例えば東京都葛飾区堀切二丁目に“堀切菖蒲園(ほりきりしょうぶえん)”があります。

しかし咲いているのは菖蒲(しょうぶ)でなく花菖蒲(はなしょうぶ)であって、紛らわしいことこの上ない(笑)

 

人名ではある程度の範囲なら何と読ませることも可能なのですが、

“菖”で“あや”・“あやめ”

“菖蒲”で“あやめ”

と読ませるのがメジャーです。

 

ところで植物の“しょうぶ”と“あやめ”、同じ漢字が当てられていますが、違う植物です。

植物の“しょうぶ”と“あやめ”、さらに“花しょうぶ”と“かきつばた”の違い

“しょうぶ”はショウブ科ショウブ属の植物で、

“あやめ”はアヤメ科アヤメ属の植物です。

 

花はまったく異なります。

まずは“あやめ”の花から見てみましょう。

あやめ

そして“しょうぶ”の花です。

しょうぶの花

出典:weblio辞書

笑えるくらい別物ですよね(笑)

 

さらにさっき紹介した“花しょうぶ”がありますから、それもついでに見てみましょう。

花菖蒲

“あやめ”と同じアヤメ科アヤメ属であり、かなり“あやめ”に近いですね。

“あやめ”をアップして比べてみましょう。

あやめの花

花弁の付け根が網目状になっているこちらが“あやめ”です。

“花しょうぶ”の花弁の付け根は黄色いだけで、こあした模様はありません。

 

ここでさらに混乱させてくれるのが、“かきつばた”

かきつばたの花

これもアヤメ科アヤメ属。

花弁の根元は白くて、網目状の模様はありません。

 

あらためて“あやめ”・“花しょうぶ”・“かきつばた”の3つを並べます。

あやめ・花菖蒲・かきつばた

これでバッチリ見分けられますね。

まとめ

“菖”の読み方は、音読みで“ショウ”のみです。

“菖蒲”と書くと“しょうぶ”・“あやめ”、どちらに読ませることも可能ですが、地名では“しょうぶ”と読ませることが多いです。

 

人名なら

“菖”で“あや”・“あやめ”

“菖蒲”で“あやめ”

と読ませるのがメジャーです。

 

さらに“しょうぶ”・“あやめ”・“花しょうぶ”・“かきつばた”の違いも見てきました。

ずいぶん脇にそれてしまいましたが、“しょうぶ”の花だけは明らかに違いますから、写真を見た今、間違えることはないでしょう(笑)

 

それでは今回はここまでとします。

ありがとうございました。

 

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ライター紹介 ライター一覧

ローシュ

ローシュ

・らくらくらし運営責任者

・熊本出身在住

・二児の父

・九州大学経済学部経済工学科卒


塾講師、介護職、食品製造業を経験したのち、より世の中に役立てるよう、インターネット事業に専念している。


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