草冠に鳥【蔦】読み方は“チョウ・つた”。筆順(書き順)は本文中で。
“蔦”の字を目にしたとき、「何と読むんだろう」と思って“草冠に鳥”と検索しますよね。
おそらくあなたが探している読み方は、“つた”です。これは訓読みです。
ほかにも音読みで“チョウ”と読むこともできますが、この読ませ方をする熟語は、調べても見つかりませんでした。
ちょっと余談ぽくなりますが、有名な書店“蔦屋”は、店舗やウェブ上では“TSUTAYA”のほうを大きく出していますね。
“蔦”の字が常用漢字でないこともありますし、漢字だけでは店名がわかりにくいこともあります。配慮した結果、ローマ字表記のほうを大きく出しているのでしょう。
お客のためでもあり、そして“TSUTAYA”自身が名前を覚えてもらうためでもあり、お互いのためになる良いアイデアですね。
地名でも、“つた”と読ませるところしか見つかりません。
- 北海道河西郡中札内村中戸蔦(なかとつた)
- 北海道河西郡中札内村東戸蔦(ひがしとつた)
- 北海道河西郡中札内村西戸蔦(にしとつた)
- 新潟県長岡市与板町蔦都(つたいち)
- 愛知県名古屋市中川区蔦元町(つたもとちょう)
- 京都府京都市左京区北白川蔦町(つたちょう)
- 京都府京都市左京区北白川東蔦町(ひがしつたちょう)
- 京都府京都市左京区北白川西蔦町(にしつたちょう)
蔦の筆順(書き順)
以下の動画をご参照ください。
今回は短くなりましたが、以上です。
ありがとうございました。