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決められないときの決め方・迷ったときの決め方

学び
 

迷うということは、しっかり考えている途中ですね。その慎重さは、あなたの身を守ってくれるでしょう。

さて人生、いろんなことが起きたり起きなかったりして、迷いますよね。

すぐに決断できるときもあれば、なかなか決められないときもあり…

おや? あなたも何か迷っていらっしゃるご様子。

恋愛のことですか?

進路のことですか?

仕事のことですか?

迷っている間はそのことを考え続けてしまい、本来なら楽しいことでも楽しめなくなったりしていませんか?

好きなものを食べているときも考えてしまって、おいしさをあまり感じなかったり、趣味をやっていても集中できなくて、楽しくなかったりしていませんか?

大丈夫です。ここに書いてあることを実践すれば、きっと決断できて、気持ちよく未来を歩めます。

決断方法

「もう考えられることは考えてしまったのに、決められない」

という人のために、さっそく決断方法をお教えします。

「まだ考えることが残ってるかも」

という方はいったんここは飛ばして、情報収集の見出しまでジャンプしちゃってください。

 

さて、決断にあたっては、いったんあなたの意志を捨ててもらいます。

“自分で決めることを放棄する”

ということです。

それにうってつけなのが、無生物です。

 

ここで紹介するのは、ボールペン倒し(シャーペンでも万年筆でも鉛筆でも、立たないものならなんでもいい)です。

円を書いて、選択肢の数だけ(2択なら2つ、3択なら3つに)分割して、ボールペンを中心に立てて、手を離すのです。

円

倒れたほうにあった選択肢で決定とします。

読み進める前にやってみてください。

(選択肢が4つの人は、この円をそのまま使えますね。選択肢が2つの人は、“ABならする”、“CDならしない”と決めればそのまま使えます。スマホの画面なら、わざわざ自分で円を書き直す手間もありません。)

 

「自分で決めない」

というときに、誰かほかの人に決めてもらうのはやめておいた方がいいです。

例えば家族や友人に決めてもらった場合、その決断の通りにしてうまくいかないときに

「あいつのせいで…」

と恨むことになって、人間関係がおかしくなりますよ。

ということで、生き物でない何かに任せるのです。

 

さて、あなたはボールペン倒しの結果をどう感じましたか?

うれしかったり楽しい気持ちになりましたか? それとも「えー」でしたか?

うれしかったり楽しかったら、それでいいんです。その道を行きましょう。

「えー」と思ったらその選択肢はナシです。その選択肢を外してもう一度やりましょう。

 

最後は二択になります。

最初から二択でしたら、コイントスでもいいでしょう。そのほうが手間はかかりません。

 

この方法で最後に残ったものか、ランダム意思決定の中でうれしかったり楽しかったものが、あなたの答えです。

残った答えですら「えー」となるようでしたら、それは最初からあなたにとってマイナスの選択肢しかなかったということです。今回はあきらめて、いちばん「えー」という気持ちが小さかったものを選んで、気持ちを切り替えましょう。

 

この方法は、あなたが自分自身が本当に望んでいる選択肢を知るために行います。

望んでいない選択をすれば、悪いことが起きたときにきっと後悔します。

望んだ選択であれば、悪いことが起きたときに

「これはやりたかったことをやったからには仕方ない結果」

納得できるはずです。

「仕方ない」

納得できればすぐに前を向いて進むことができます。

後悔は、後ろを振り返る行為です。そしてそこからは何も生まれません。

「起きてしまったこと仕方ない。けどどうにかして起きなくすることはできないか」

と反省して、前を向いて進みましょう。そのために、あなたが心から望むほうを選ぶのです。

さて、ここまでやってまだ迷っている人は、情報収集・整理が足りません。

情報収集・整理

ボールペンを持つ手

その選択に関わる情報を計画的に収集・整理していきましょう。

そのためには、頭の中で考えているだけではパンクします。書き出しましょう。

 

いい部分と悪い部分を考える

その選択肢の、いい部分と悪い部分はなんですか? 思いつくだけ紙にリストアップしてみましょう。

例えば、特定の誰かと付き合うかどうか迷っているとき、

  • その人と付き合うことのいい部分はなんでしょうか?
  • その人と付き合うことの悪い部分はなんでしょうか?
  • その人と付き合わないことのいい部分はなんでしょうか?
  • その人と付き合わないことの悪い部分はなんでしょうか?

 

初めて誰かと付き合うかどうかというところなら、

  • 誰かと付き合うことのいい部分
  • 誰かと付き合わないことの悪い部分

から考えてみましょう。

 

いい部分と悪い部分を調べる

考えて答えがでなかった部分もあるかと思います。そこは調べましょう。

詳しい人に聞いてみたり、本を読んでみたりです。インターネットで調べるのもいいですが、調べているときに横道にそれやすいので注意が必要です。

さて、リストができたらつぎのステップです。

 

表にして点数化して比較する

リストを表に入れ込んでいきましょう。

「最初からこの表を出してよ。そしたらこれに書いていけばいいじゃん」

とか思いましたか?

それで自由に頭を働かせられるならいいですが、例えば一度上の表を見たあとでいいところと悪いところを考えていると、きっと6個も出せば「もういいや」と思います。

思いつくだけ出す段階では、こんな枠組は不要なのです。

 

表に入れ込んだら、それにあなたの感覚で点数をつけて、起きうる回数(これも予測でOK)をかけて、合計を出しましょう。

いいことはプラスで、悪いことはマイナスの点数です。

 

例えばまた恋愛の話になりますが、

  • 相手とムニャムニャすることが3点
  • 相手とケンカすることがマイナス10点

みたいな感じです。

仮に交際期間中にムニャムニャする回数が100回として、ケンカする回数が50回と予測します。

そしたら点数は、(計算式としてはありえない形ですが)

3点×100回+(-10点×50回)=-200点

となります。

こうやって、すべての選択肢でこの作業を行いましょう。めんどうですが、こうすることで、いいほうが明確にわかります。

ここまでできた人は、もう迷っていないかもしれません。もし、まだ迷っているようでしたら、最初に紹介した決断方法を試してみてください。

今度はスッキリ決まるはずです。

 

心の持ちよう

ハートを持つ

ここからは、意思決定における正しい心の持ちようのお話です。

 

前向きな意思か、後ろ向きな意思か

例えば転職。

やりたいことがあって転職しようとしているのか、イヤだから転職しようとしているのかということです。

「やりたいことがある」

ということでしたら、転職先で壁にぶつかったとき、頑張る力になるでしょう。

しかし

「イヤだから」

ということでしたら、転職先でイヤなことがあったら、きっとまた辞めたくなりますよね。

その心のあり方は、死ぬまで繰り返す地獄のループです。

「やりたい」

と心から思える仕事を見つけるべきです。

 

あ、転職するかどうか迷っているときは、副業を小さく始めるという選択肢も入れておきましょう。

会社を移るかどうか(1か0)でなくて、今の会社に7割の力を注いで、副業のほうに3割注ぐということもありだと思います。

どちらも全力でやろうとするとパンクしますが、バランスを考えれば可能です。

 

ところで私は会社勤めをしている人はすごいと思いますが、自分がそれを続けることに関しては否定的なイメージにまみれてしまいました。で、副業からはじめて今は独立しています。

どんなイメージにまみれてしまったかは、つぎの記事に書いています。ものすごくネガティブなイメージですが、気になったらどうぞ。
2つの首輪と4本の鎖

 

後戻りできることなのか

やったあとに後戻りできることなら、やってみていいんじゃないでしょうか。後戻りできるなら、後悔しないはずです。

後戻りしたあと「あれはやらないほうがいい」と反省して、スッキリ解決です。

むしろやらなかったら、

「あのときやっておけばよかったかな…」

といつまでも心に残ります。

 

どこまでやるか決めておく

ひとつ前のものと近いところになりますが、例えば

「とりあえず、すぐに戻れるところまで進んでみる」

と決めておくのです。

それか

「○年でどこまで進んでいなかったら終わらせる」

とかですね。

ズルズルいくと、歳だけ取ってつぎのチャンスが巡ってきたときにつかめなくなります。

 

どうなろうと受け入れる覚悟を決める

一度決めたら、どんなことが起きても受け入れる覚悟をしましょう。

二度と起きてほしくないことが起きたら、二度とそうならないよう自分が変わるのです。

人のせいにしているうちは、正しい決定はできません。

というかむしろ、決定したあとに「正しかった」と言えるよう努力するのです。

 

迷っている間は「しない」と決断しているのと同じ

例えば

  • やる
  • やらない

で迷っているとき、それは迷っているようで「やらない」と決定し続けていることと同じです。ずーっと迷い続けたら、選ぶチャンスはどこかへ行ってしまうものです。

恋愛の例だと、誰かから「付き合って」と言われて、「返事は待って」と言い続けたら、相手はいつか諦めるでしょう。

つまり、「付き合わない」と決めたのと同じです。

転職の例だと、転職するかどうか迷い続けていたら、定年まで働き続けるか、やる気のなさが悪いほうに転がって、辞めさせられるかです。

迷いながらも定年まで働き続ければ、それは「転職しない」と決めたのと同じです。

辞めさせられたらそれは「転職する」と決めたのとほぼ同じです。準備できていないうちに放り出されるぶん、つぎの職探しをあせって、ロクでもないところで働くことになるかもしれません。そうなるくらいなら、サッサと腹をくくって決めたほうがいいですよね。

 

迷い続けている間は、ほかに楽しいことをしているときも上の空になったりして、心から楽しめないことになります。

迷い続けるくらいなら、否定的な決定をしてサッサと忘れて、そのときそのときを楽しめるようにしたほうがいいですよね。

 

本当に大事なのは、「自分の人生をどうしたいか」

あなたは自分の人生を、どうしたいですか?

それが決まったら、どんな選択肢に出会っても、

「どれが私の人生の目標に対して、もっともプラスになるか」

という質問で解決しますよ。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、迷ったときの決め方のお話でした。

ひとまずボールペン倒しやって、それで決めれないなら頭の中が整理できていないのです。

いいところと悪いところを考えて、調べて、点数化してみましょう。

迷っている時間は、あなたが楽しく過ごせる時間を奪います。

迷い続けることで、あなたの人生の楽しさが減ってしまうのです。

あなたが早く意思決定でき、スッキリした気持ちで過ごせるようになることを祈ります。

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ライター紹介 ライター一覧

ローシュ

ローシュ

・らくらくらし運営責任者
・熊本出身在住
・二児の父
・九州大学経済学部経済工学科卒

塾講師、介護職、食品製造業を経験したのち、より世の中に役立てるよう、インターネット事業に専念していましたが、それだけでは生計の維持がきびしくなったため、アルバイト(接客業)も並行しています。

おいしいものを食べる・飲むことが幸せだと、最近よく感じるようになりました。

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