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【宝くじ】「当たりが出た売り場はつぎも当たりが出やすい」という真実!

宝くじを買おうとするときに考えることのひとつは

「どこで買うか」

ですよね。

「前回一等が出ました」

と書いてある売り場は当たりが出やすくなっています。

でもおすすめはしません。

確率を見ていきましょう。

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仮定

話を簡単にするために、仮定をおきます。

  • くじは全部で100本
  • 当たりは一等1本のみ
  • 売り場は全部で10箇所
  • くじはすべて売り切れる

 

初期状態

A~Jの各売り場、10本のくじを仕入れるとします。

宝くじ売り場

(画像はペイントで作成した力作です)

 

当たりくじはどこにあるか

どこにあるでしょうか?

 

Aにある確率

10/100ですので、10%です。

 

Bにある確率

10/100ですので、10%です。

 

C以降

A~Cと同様にそれぞれ10%です。

 

どこで買うか

例えばあなたがA売り場で1本買うとしたら当たる確率は、

Aにある確率×1/10となり、1%です。

B売り場で買ってもC売り場で買っても同様です。

 

A売り場で10本買うとしたら当たる確率は、

Aにある確率×10/10となり、10%です。

B売り場でまとめて買ってもC売り場でまとめて買っても同様です。

 

A~Jまで回って1本ずつ、計10本買うとしたら当たる確率は、

Aにある確率×1/10 + Bにある確率×1/10 + Cにある確率×1/10 + Dにある確率×1/10 + Eにある確率×1/10 + Fにある確率×1/10 + Gにある確率×1/10 + Hにある確率×1/10 + Iにある確率×1/10 + Jにある確率×1/10となり、10%です。

ひとつの売り場でまとめて買うのと同じですね。

 

2回目

前回の当たりがA売り場から出たとしましょう。

「当たりが出た売り場はつぎも当たりが出やすい」

ということを信じ、実際にそこに買いに行く人が一定数いると予測した売り場は仕入れを調整(←ここがミソ)し、以下のようになります。

宝くじ売り場

当たりくじはどとこにがあるか

さて、今度はどこにあるでしょうか?

 

Aにある確率

55/100で、55%です。

 

Bにある確率

5/100で、5%です。

 

Cにある確率

5/100で、5%です。

 

D以降

B,Cと同様にそれぞれ5%です。

 

A売り場は当たりやすくなっています。

 

どこで買うか

さっきと状況が変わりましたね。

今度はどこで買いましょうか?

 

A

例えばあなたがA売り場で1本買うとしたら当たる確率は、

Aにある確率×1/55となり、1%です。

10本買うなら当たる確率は、

Aにある確率×10/55となり、10%です。

 

B以降

B売り場以降で1本買うとしたら当たる確率は、

その売り場にある確率×1/5となり、1%です。

5本買い占めるとしたら当たる確率は

その売り場にある確率×5/5となり、5%です。

 

A~Jまで回って1本ずつ、計10本買うとしたら当たる確率は、

Aにある確率×1/55 + Bにある確率×1/5 + Cにある確率×1/5 + Dにある確率×1/5 + Eにある確率×1/5 + Fにある確率×1/5 + Gにある確率×1/5 + Hにある確率×1/5 + Iにある確率×1/5 + Jにある確率×1/5となり、10%です。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、前回一等が出た宝くじ売り場ではつぎは当たりが出やすいというお話でした。

総本数に対するその売り場の販売割合が増えれば、そりゃあ売り場としては当たりやすくなりますよ。

極端な話、全部仕入れれば100%当たりが出る売り場になりますから。

宝くじ売り場

でもね、そんなのはあなたの当たる確率には何の影響もないんですよ。

わざわざ当たりが出やすい売り場に行ったって、あなたが当たりやすくなることはないんです。

当たりが出る確率が上がっているのは“売り場”であって、あなた個人の確率には影響しないんです。

どこで買っても1本買ったら1%で当たりますし、10本買ったら10%で当たるんです。

 

ところでわざわざ遠くの

「前回一等が出ました」

という売り場に行って買うことは、その売り場の繁栄にはつながりますが、あなたは移動の時間をロスしますし、近くの売り場の衰退を招きます。

不便になりますね。

 

…ここまで書いて思った。

確率を信じる人はもともとこういう思考ができててわざわざ遠くまで買いにいくことはありませんよね。

じゃあわざわざ遠くまで買いに行く人ってどういう人かって、こういう計算を無視して

「A売り場は2回目の計算では55%となっているけど、当たりやすくなってるからもっと確率あるはずだ」

とか言っちゃったりする人なのかなと思います。

どうしましょ?

最後の画像見てもらって、

「これならA売り場では計算上100%当たりが出るんですけど、あなたは100%を超える確率で当たると言うんですね?」

とか聞いたらいいんですかね?

そしてそもそも

「計算うげー」

とか言って離脱されたらどうしようもありませんね。

 

「当たりが出た売り場には不思議な力が宿ってつぎは確率以上に当たりやすくなる」

という主張をひっくり返すには、計算でなく膨大なデータが必要なんでしょうかね。

だれか持ってませんか?

(データでこっちの主張が崩されることも考えられなくはないですが。)

 

こんなこと言ってると宝くじとオカルト好きな人からは

「ロマンがない」

とか言われるでしょうね。

まあそれでいいですよ。

好きに言っててください。

 

とにかく、

「前回当たりが出たから」

ってわざわざそこに買いに行くことはおすすめしません。

ライター紹介 ライター一覧

ローシュ

ローシュ

・らくらくらし運営責任者
・熊本出身在住
・一児の父
・九州大学経済学部経済工学科卒

塾講師、介護職、食品製造業を経験したのち、より世の中に役立てるよう、インターネット事業に専念している。

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