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男性の育休取得は世の中に理解されていない!

学び
 

もうすぐお子さんが産まれる予定でしょうか? おめでとうございます。

さてそんな中、男性育休取得しようとしたら、いろんなハードルが立ちはだかってきます。

今回は、何かを解決できるような記事ではなく、私の経験をもとにした、ただの問題提起です。

「夫婦での育休同時取得は可能」の記事からいらっしゃった人は、前置きはすっ飛ばしちゃってください。

前置きはほぼ同じ内容です。

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前置き

「夫婦での育休同時取得は可能」の記事を公開した当初、私は会社員をやっていました。

そして娘が生まれて1ヶ月も経っていないころでした。

会社での仕事(早出・残業アリアリ)で疲れているところに、夜泣きがあり、睡眠不足になっていました。

それではあまりに体調を崩してしまうもので、妻子とは別室で寝るようにしていました。

 

2週間ほどたったころ、妻から

「同じ部屋で寝てほしい」

というお願いがありました。

 

「夜泣きは片方がいれば対応できる。余ったパワーはほかのところに使えばいい」

と思って別室で寝ていたのですが、それでは妻は納得できなかったのでしょう。

なので私は妻に、あらためて育休取得を申し出ました。(娘が生まれる前に、「積極的に子育てしてと言うなら育休とるよ」と言っていました。当時から子育ては楽だとは思っていませんでした。)

しかし答えは「NO」でした。

妻は

「育休とったらそのあと働きづらくなる」

という意見でした。

私は泣く泣く一緒の部屋で寝るようにし、体調不良の日々でした。

 

続き

ここからが続きです。

 

会社で直属の上司に相談してみたところ、

「この会社にそういう(育休)制度があるかどうか確認するのが先じゃないかな」

という答えをもらいました。

一応、その通り、

「この会社で育休って、取れるんですかね?」

と(会社に制度があるかどうかは関係なく、法律的に取らせないことは不可であることを知っていたので、カマかけ気味です)事務方に聞いてみたところ、ひとりの事務員から

「育休なんて取ったら、帰ってきたときポストないよ」

と言われました。

育休取得での不利益取り扱いは、法律で禁止されている(男女雇用機会均等法第 9 条第 3 項、育児・介護休業法第 10 条)のに、堂々とこんなこと言ってしまう人がいるほど、世の中の理解は進んでいないのです。

もちろん上司も上記の回答でしたので、育休に関しての知識はほとんどなかったようです。

 

会社自体の判断としては、

「取りたいなら取れば」

という雰囲気でした。

 

ただ、妻の了承を得ていないため、案件としては保留です。

そうしているうちに、あの日がやってきたのです。

 

2016/4/14~16

4/14は揺れました。

4/15は会社の片付けで出勤しましたが、片づけ中も揺れ、死ぬかと思いました。

4/16も、もちろん揺れました。

家も家族も無事だったのですが、念のため4/16からは、避難所生活を送っていました。

 

以後

正直、働ける精神状態でなかったため、会社は5日ほど休みました。

復帰して一番強く感じたことは、

「このままの生き方をしていたら、絶対に後悔する」

ということでした。

 

余震おさまらぬ中、建て増しの重ねられた古い工場内で働くことは、私の弱った精神をさらに疲弊させるには十分でした。

そしてある日、大事なことに気付いてしまったのです。

 

気付いてしまった大事なこと

避難所生活で娘と過ごす時間が増え、娘は私を見て笑顔をみせることが増えていました。

しかし職場復帰してしばらくして、娘が笑顔をみせてくれることは減りました。

と、これだけ書くと

「一緒にいる時間が減ったんだから当たり前」

と思われるでしょう。

もっとわかりやすく書くと、10回中7回は笑ってくれていたところが、10回中1回になったということです。

 

そりゃそうですよね。

朝、起きるより早く出ていって、寝てるときに帰ってきて、夜中に泣いても起きない。

そんなやつに笑顔をみせる価値なんか、娘にとってはなかったわけです。

「父であるという事実だけでは、娘の信頼は得られない」

と思うと同時に、自分の生き方に疑問をもちました。

 

疑問

「このままここで会社員として働き続けても、きっと何年も、下手をすれば定年までこんな働き方をし続けることになる。

 その過程で私はきっと、何度も娘の気持ちを裏切り、「お前たちのために頑張ってる」ということを言い訳にし続けるだろう。

 そして最後は煙たがられるだけの頑固親父になってしまうんだ」

と、本気でそう思いました。

 

私は怖くなりました。

「あとの世代から疎まれるだけの存在なら、私の人生はなんなんだろう」

と思いました。

今でもそう思います。

子を成した、それだけで人生を終わらせたくないのです。

 

あなたはどうでしょうか?

生まれて、生きて、

「自分の人生は価値あるものだった」

と心から思いながら死にたいと思いませんか?

 

寛容な世の中へ

せめて、もっと働きやすい世の中だったら、頑固親父みたいな生き方だけでなく、より多くの選択肢が男性の前にひろがるんじゃないかと思います。

もともとやる気がないやつの前に選択肢を用意しても無駄なんですけど、もっといろんな生き方への寛容さがあっていいんじゃないかと思います。

ということで私は会社員を辞め、こうしてウェブ界隈で生きることになっています。

これから先のことはわかりません。

 

安定と言う意味では会社員のほうが確実でしょうね。

ただそれ以上に、けっこう自由に時間を使えると言うのは私にとっては大きいです。

やることは多いですけどね。

朝から娘の食事の準備をし、食べさせ、保育園に送り出し、食器を洗い、自分の作業をする日々です。

娘が帰ってきたら娘の夕食を準備し、食べさせ、自分の食事を済ませ、娘を風呂に入れる。

あとは娘ともどもわりとすぐに寝ちゃうんですが、会社員のときより余裕をもって娘と向き合うことができています。

 

会社員のときに夜泣きで起こされたら、

「明日も早くから仕事なのに」

とイライラしていました。

今も眠いのは変わらずですが、

「まあそういうこともあるわな」

と余裕があります。

(夜泣きには私は気付くのが遅いため、結局は妻がほとんど対応してくれています。)

 

もちろん、娘が笑顔をみせてくれることは増えましたし、何より娘自身の笑顔が増えているように感じます。

あちこちに笑顔を振りまくので、

「○○ちゃんは愛想がいいね」

と言われることが多いです。

私が会社員を続けていたら、イライラしている人間が身近にいることに影響され、娘はここまで笑顔をみせるようにはなっていなかったでしょう。

 

今の社会だと、子供の笑顔か、生活の安定か、どちらかしか選べないように見えます。

男性の育休取得はほんの一部の問題かもしれません。

もっと緩やかに、正社員でも希望したら働く時間を短くできるような社会になったらいいなと思います。

そして非正規でも正社員と同等の待遇を受けれるようになったらいいなと思います。

そしたらきっと、会社員として生活を安定させたまま、余裕をもって子育てできるんじゃないかと思います。

 

「誰かが長期休暇とっても回る会社」

「誰かが急に病欠しても、簡単に納期調整できる社会」

 

ちょっとくらい不便になっても、そのくらいゆるやかな社会でいいんじゃないかと私は思います。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、私が育休をとろうとして結局取らなかった経験から話が飛躍しています。

正社員でも働く時間を短くできたり、非正規でも正社員並みの待遇を受けれるような会社が増えていくことを願います。

そういう社会になるためには、多くの人が独立して働くという選択肢を持ち、会社と対等に交渉できる余裕を持つ必要があるのでしょうね。

多くの人が、独立して働けるということに気づいてくれることを祈ります。

私でもなんとかなっているのですから、会社員として我慢し続けることができるような忍耐力の持ち主なら、絶対に成功するはずなんです。

 

さて、独立して働くことに興味がでてきた人には、つぎの記事を紹介しておきます。

独立したい人が独立する前にやっておきたいたったひとつの本当に大事なこと

 

独立のために必要なことがわかったら、つぎは実際どんな感じになるのかイメージをしてみましょう。

在宅ワークと育児を両立するということがどういうことなのか、独立前の自分に5時間くらい語ってやりたい

 

そして私がこの記事中で「気づいてしまった」と書いた負のイメージを、より明確にしたものが、つぎの呪いの記事です。

2つの首輪と4本の鎖

このイメージに憑りつかれてしまったら、私と同じ道を歩きましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

ローシュ

ローシュ

・らくらくらし運営責任者
・熊本出身在住
・一児の父
・九州大学経済学部経済工学科卒

塾講師、介護職、食品製造業を経験したのち、より世の中に役立てるよう、インターネット事業に専念している。

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