【掃除機のかけ方】時間は減らしてそれでもキレイに!
毎日の掃除機がけ、おつかれさまです。
掃除機をかけていて、掃除しづらい場所があったり、床に物が置かれていたりしてをスムーズに行うことができないなんてことありませんか?
「掃除機をかける時間を減らしつつ、手早くきれいにできたら…」
と思ったりしますよね。
今回は、手早くきれいにできる掃除機のかけ方のポイントを紹介します。
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その場でできる掃除機のかけ方のコツ
とくに事前の工夫なく、その場でできることから紹介していきます。
掃除機がけで集まるゴミの8割は、最初の2割の時間で集まっている
これはパレートの法則と呼ばれたり、2:8の法則と呼ばれたりするものです。
例えば今まで掃除機をかける時間を10分とっていたとして、そのとき集めたゴミの8割は、最初の2分で集められているということです。
「2割のゴミは集めない」と割り切ってしまえば、10分かかっていた掃除機がけを2分で終わらせることができます。
最初にゴミが多く溜まっているところ、例えば部屋の隅やカーペットの上を狙っていきましょう。
毎日掃除機をかけていると部屋の隅より家電周りのほうが気になってくるときもあるでしょうから、その日その日で多くホコリが積んでいるところを優先して掃除しましょう。
毎日100%を目指して10分掃除機がけをするのもいいですが、80%を目指せば2分で終わるということは、かなり楽になりますよね。
掃除機をかけながらモノを動かすのではなく、掃除機をかける前に移動させておく
掃除機をかけながらモノを移動させるとなると、移動のために使えるのは片手だけですよね。
本来は移動させたいものだけ移動させれば良いところを、掃除機を引きずりながらになりますから、そのぶん無駄な労力が発生します。
“事前に移動”→“掃除機がけ”となると二度手間のように見えますが、実際にやってみるとモノを移動させるときは両手を使えますし、そのスムーズさに気づくことでしょう。
正しい掃除機のかけ方
「時間はかかっていいから、できるだけきれいにしたい」ということであれば、少しでも楽に掃除機がけできるよう、正しいかけ方を身につけましょう。
姿勢
腰は伸ばして、なるべく力を入れないように掃除機をかけます。
腰を曲げて体重をかけながら掃除したところで掃除機の吸引力が上がるわけではありません。
大事なのは“掃除機が床に吸いつく感じ”を感じることです。
ゆったり一定のペースで
とにかくゴミを集めるという掃除機のかけ方なら、ノズル1往復に5~6秒かける気持ちでゆっくりかけることです。
前後に動かすペースもできるだけ一定にしましょう。
“掃除機が床に吸いつく感じ”を感じながらだと、自然とそのくらいのペースになるかと思います。
場所によってノズルを換える
フローリングの隙間や家具の隙間な、畳の目などを掃除するときは細口のノズルやブラシノズルを活用しましょう。
掃除機をかける順番
床だけなら
床だけかけるなら、部屋の出入り口周りを先に掃除します。
掃除機を使うと排気でほこりが舞います。
ですので、少しでも舞い上がるほこりを抑えるために、部屋の出入り口付近から、掃除機の排気を外に向けるようにして掃除をはじめます。
高所にも
高所の掃除もする場合、基本は“上から”ですよね。
でも上から掃除機をかけると、掃除機の排気で床のホコリは舞い放題になります。
この場合はちょっと手間ですが、床→高所→床(仕上げ)の順番で掃除機をかけるのが、ホコリの舞い上がりを防ぎやすい手順です。
さて、ここまでは、その場でできる掃除機のかけ方でした。
2ページ目では、事前に工夫して、もっと掃除機がけを楽にする方法を紹介します。
気になったら“続きを読む”をタップして読んでください。
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