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ゴキブリが卵を産みつける場所はどこ?めざせ、ゴキブリ徹底駆除!

住居
 

なかなかお家からいなくならないゴキブリ

成虫を駆除しても駆除しても、どこからともなくまた出てくるんですよね。

それはきっと、どこかにがあるからです。

しかし「人間に見つかってはいけない」という認識があるからなのか、ゴキブリたちは隠れて卵を産むのがお上手

どこに隠されているのでしょうか?

今回はそのお話。

さあ、完全駆除目指しましょう!

ゴキブリが卵を産みつける場所の特徴とは?

ゴキブリが卵を産む場所として選ぶのは、温度と湿度が高く、暗い場所です。

自らの巣の近くに産みつけることもよくあります。

具体的には、

  • 冷蔵庫の下
  • レンジの裏
  • テレビの裏
  • 箪笥の裏
  • 箪笥の引き出しの中
  • ダンボールや雑誌などが置かれている場所

などなど。

普段の掃除できれいにするまでにはなかなか至らない、そんなひっそりとした、餌を見つけやすい場所にゴキブリは卵を産みつけるようです。

 

ゴキブリの卵を見つけたとして、そのあとどうしましょう?

ゴキブリの卵の駆除処理はどうすればいいの?

効果的に駆除していきましょう。

熱湯に浸してゆで卵にしてから捨てると、ゴミの中で孵ることがなくなりますから万全です。

熱湯はゴキブリの成虫にも有効ですし、薬剤を使わないという点で安全です。

 

成虫用のゴキブリ駆除剤は効果なし?

ゴキブリ駆除やその他の害虫駆除のために、くん煙剤などの駆除剤を使う方もいらっしゃるでしょう。

しかし実は、それらの駆除剤はゴキブリの卵には効果を発揮しません。

卵鞘にしっかり守られているため、卵の中までは薬剤が効かないのです。

 

くん煙剤を使うとすれば、気温が20度以上になり、卵が孵化する時期。

そのときが効果的です。

 

ただし特に集合住宅等にお住まいの場合は、ゴキブリはくん煙剤を使っている間だけ「あ~、煙たい、どこか行こう」と、ほかの家に避難したりします。

そして効果がなくなった頃に「あ、もう煙たくない、大丈夫だ」と、お戻りになるということになります。

これを避けるためには、ゴキブリの数自体をへらすことが必要になってきます。

つぎの記事が参考になるでしょう。

ゴキブリ対策に最強なものはコレだ!手段を選ばず完全駆逐!

 

ゴキブリを家の中から追い出すためには、卵の駆除を含め、1年計画で行う必要があります。

冬の大掃除と夏の定期清掃でゴキブリの卵にサヨナラ!

まずは、春の時期にくん煙剤で成虫駆除と孵化したばかりの幼虫を狙います。

しぶとく生き残ったゴキブリ、または夏場に外部から侵入したものについては、夏場に徹底的な掃除をしてゴキブリの卵を探し出し、ゴキブリが増えないようにすることができるでしょう。

そして、冬場にも大掃除をすることによって、夏場に捕らえ損ねたゴキブリが産んだ卵を見つけ出して、駆除処理を行うことができます。

これを繰り返すなら、やがてゴキブリは家から姿を消すことになりますし、いつも家をきれいに保つことができるという嬉しい効果も期待できるでしょう。

ところで、ゴキブリの卵をそのままにしていると、どうなるでしょうか?

ゴキブリの卵が孵化するとどれくらいゴキブリが増えることになるの?

グラフ

「孵ってからでいいや」

と思っていると、意外とてこずるものです。

それは、どれくらいの数が増えるのかを知れば明らかです。

 

卵がいっぱい詰まった卵鞘を産み落とすゴキブリ

ゴキブリの寿命は、およそ半年から一年ほど(種類によっても異なります。)とされていますが、一生の間に卵鞘という細長い小豆のような卵の塊を数回から数十回産み落とします。

(寿命に関しては、つぎの記事に詳しく書いてあります。→気になる! ゴキブリの寿命ってどれくらい?

一般的に家の中でよく見かける、クロゴキブリは一生のうちに卵鞘を20回ほど産みます。

ひとつの卵鞘の中に28個ほどの卵が入っているとすると、一匹の成虫から560匹ものゴキブリが生まれることになります。

 

一方、チャバネゴキブリは一生のうちに7回ほど卵鞘を産みます。

ひとつの卵鞘に40個ほどの卵が入っているとすると、一匹のゴキブリの成虫から280匹ものゴキブリが生まれることになります。

その他にも、ワモンゴキブリなど大型種のゴキブリになると、一生のうちに80回以上も産卵することがあるそうです。

 

このように、ゴキブリの種類と個体の強さによっても異なる産卵回数と卵の数ですが、これらを放っておくと、いずれ家の中がゴキブリだらけになってしまうということが容易に理解できるでしょう。

ということでちょっと話が戻ります。

夏はゴキブリ大繁殖の時期!冬にはゴキブリの卵駆除処理をはじめよう

卵から幼虫になるまでの期間は、気温が高ければ高いほど早まる傾向にあります。

一般的にゴキブリの卵は、1ヶ月強ほどの期間で孵化しますが、冬の時期には温かくなるまで数ヶ月間孵化しない場合もあります。

ですから、ゴキブリがそれほど活発ではなくなり、卵も孵化しない冬こそ、ゴキブリの卵の駆除処理をはじめなければいけない時期だと言えるでしょう。

そうすれば、ゴキブリを根絶やしにすることを目指すことができるか、もしくは夏場に爆発的にゴキブリが増えるのを抑えることができるでしょう。

まとめ

ゴキブリの卵は、暗く湿った暖かい場所にあります。

そこを重点的に探してみましょう。

 

ゴキブリの成虫を何匹駆除したとしても、ゴキブリの卵を処理しなければ、彼らを家から完全に根絶やしにすることはできないでしょう。

ゴキブリは、人間の目に見えないところに卵を産みつける名人(?)ですから、日常的に行う規模の掃除でゴキブリの卵を見つけることが難しい場合もあるでしょう。

ですが、目に見えないからといって、あなたの家にゴキブリの卵がまったくないというわけでは決してなく、こっそり家に忍び込んだゴキブリが、ひっそり卵を産んでいることだってあるかもしれないのです。

ですから、ゴキブリを家から徹底的に駆除したいと思うのであれば、成虫退治はもちろんのこと、ゴキブリの卵の駆除も忘れずに行う必要があるのです。

記事中で紹介できなかったゴキブリ対策記事もありますから、以下で紹介しておきます。

ゴキブリ対策のための記事

ゴキブリの巣になりやすい家の中の5つの場所!効率良く駆除するために!

ゴキブリの幼虫を駆除して、おうちのゴキブリとサヨナラする方法!

ゴキブリ対策に最強なものはコレだ! 手段を選ばず完全駆逐!

 

それでは、あなたがゴキブリの卵を駆除し、お家のゴキブリを減らせることを祈りつつ、この記事を終わります。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

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