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睡眠不足とストレスと脳への悪影響【過労で死んじゃうその前に】

睡眠不足ストレスが脳にどんな影響を与えるか、ご存知ですか?

論文や病院のサイトを調べた結果を記します。

あなたが過労死してしまう前に、あなたの大切な人が過労死してしまう前に、この記事が読まれることを祈ります。

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過労は脳に多大なダメージを与える

残業を上司から押しつけられ、寝る暇もなく働き、過労死するケースがあります。

不眠不休は人間を死にまで追い詰めます。

不眠不休は脳に多大なダメージを与えることが、動物実験の結果、明らかにされています。

名古屋大学(研究発表当時、大阪市立大学)の木山博資教授は、ラットは水に濡れるのをとても嫌う性質があるのを利用して、ラットの飼育箱の底に1cm強の深さに水を張り、5日間観察をしました。

こういう状態に置かれるとラットは興奮状態になり、立ったまま数分、うとうとする程度しか眠れなくなります。

徹夜で働く人間とほぼ同じ状態です。

5日目にラットの脳細胞を調べたところ、下垂体の中葉といわれる部分がスポンジ状になり、脳の中心部にある内分泌器官、脳下垂体の細胞が次々と死滅することが明らかになりました。

実験後、飼育箱から水を抜くと、ラットはすぐに睡眠をとり、半日後には活動を再開しますが、下垂体が元の状態に戻るには数日かかったそうです。

脳細胞が死滅する原因は、強いストレスが過剰なホルモン分泌を呼ぶためのようです。

言わば、脳は休ませないと過労死してしまうのです。

この実験は、徹夜勤務が続くなど過労が原因で起きる病気に何らかの関係があるかもしれない

と、木山教授は述べています。

参考記事:社会的・環境的慢性ストレスによる神経・内分泌・免疫系破綻のメカニズムの解明

睡眠時無呼吸症候群で睡眠不足になることもあります

 

ストレスは、脳をイライラさせる

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ストレスがたまると、無性にイライラして、普段なら口にしないようなことをカッとなって言ってしまったりして、冷静になった後で

「なんであんなことをいったり、やったりしてしまったんだろう」

と後悔することがあります。

そんな自分自身にまたイライラして、余計ストレスフルな毎日を送ってしまう。

誰もが一度や二度は経験していることでしょう。

なぜ、ストレスがかかると、私たちはイライラしてしまうのでしょうか?

小難しくいえば、私たちは生理的に嫌なことに対峙すると、脳の中の理性を司る大脳新皮質と、本能に忠実な大脳辺縁系との間で確執が生じます。

大脳辺縁系が大脳新皮質に抑え込まれ、我慢を強いられたときに、一般的にいうストレス状態が引き起こされるのです。

つまり、イライラは、大脳辺縁系がイライラしているということなのです。

ですから、イライラを解消するには、抑えつけられている大脳辺縁系を解放し、落ち着かせてやればいいことになります。

ストレス解消には、スポーツをする、好きな音楽を聴く、散歩をするなどといったものがよく言われますが、それ以外にもいくつかあります。

そのひとつは、いいにおいを嗅ぐことです。

大脳辺縁系は、以前は臭脳といわれていました。

つまり、においを判別するところであったわけです。

いいにおいが大脳辺縁系をリラックスさせてくれるのです。

心を落ち着ける呼吸法についてはこちら

また、いいにおいを嗅ぐことは大脳新皮質の使い方を変えることにも役に立ちます。

大脳新皮質は左脳と右脳から成りますが、左脳は言語中枢を司り、物事を分析的にとらえ、理性を司ります。

いっぽう、右脳は物事を全体的にとらえるし、また、感性や情緒を司っています。

普段、私たちは言語中心の理性重視の生活を送っているので、大脳辺縁系は抑圧されています。

そこで、感性を楽しむことが適している右脳を優位に働かせれば、左脳に抑え付けられていた大脳辺縁系が息を吹き返すということになるわけです。

いいにおいを嗅いで、右脳を優位にすることでストレスを軽減できるのです。

参考記事:脳や神経とその代表的な病気について-医療法人慈仁会 川崎病院

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ストレスを受けると攻撃的になる?

ストレスを受けると、イライラするだけでなく、攻撃的になることがあります。

ストレス状態から逃れようとするためです。

過度のストレスに対して我慢を強いられると、大脳辺縁系が抑え込まれるためにイライラします。

たとえば、会社で上司に注意されたとき、上司に逆らってはいけないと自重し、表面的には言いたいことを我慢します。

ところが、体の中に怒りがわき起こってきて抑えられないことがあるでしょう。

体が無意識のうちに戦闘態勢になっているのです。

自律神経である交感神経が優位になり、ノルアドレナリンやアドレナリン、コルチゾールなどのホルモンが分泌され、血糖値や血圧を上げるのです。

これが怒りにまかせ、怒りを爆発させた状態といえます。

怒りが鎮まると、ストレスホルモンの分泌も止まり、しばらくすると副交感神経が優位になります。

もちろん、ストレスを受け、怒りの感情がわき起こったとき、それを抑えようとせず、表に出せればスッキリし、自律神経のバランスも取り戻せます。

しかし、職場などでは人間関係に波風を立てることにもなるので、よほどのことでない限り、怒りを爆発させることはできません。

ストレスと仲良くするしかないようです。

大脳辺縁系はかくも正直ですから、ストレスはできるだけためないのが一番です。

参考文献:攻撃性と心理生物学的ストレス反応性との関連性

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は睡眠不足とストレスと脳の話でした。

最初のトピックで申し上げた通り、睡眠不足で強いストレスがかかり、過剰にホルモンが分泌され、脳細胞が死にます

自分で好んでそうするのなら良いのですが、そんな働き方を人から強要される世の中は、きっと間違っています。

少しでも暮らしやすい世の中になるよう、変えていきたいと私は思っています。

 

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ローシュ

ローシュ

・らくらくらし運営責任者
・熊本出身在住
・二児の父
・九州大学経済学部経済工学科卒

塾講師、介護職、食品製造業を経験したのち、より世の中に役立てるよう、インターネット事業に専念している。

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