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腰痛に、抗うつ薬が効く?痛み止めの効かない腰痛に悩んだら。

健康
 

ふとした拍子に腰が痛くなり、

「少し前にかがむだけでも痛い」

ということが、私にはありました。

病院に行っても

「骨に異常はない」

と、痛み止めと湿布薬を処方されただけ。

効果は感じられませんでした。

今思えばあれは、心因性のものだったのでしょう。

その後、少し調べて見たところ、抗うつ薬が効くかもしれないということがわかりました。

 

鎮痛薬が効かない心因性腰痛に、抗うつ薬が効くことがある

心因性腰痛という病気をご存知でしょうか?

これは、無意識のうちに積み重なったストレスなどが原因で、寝ても、イスに座ってもいられないほど激しい腰痛に襲われる精神的な腰痛です。

この腰痛は、整形外科で画像診断を受けても身体的な異常は認められず、整形外科的な治療はもちろん、強い鎮痛薬もまったく効果がありません。

そして激烈な腰の痛みは長期的かつ断続的に続き、治まることがありません。

発症原因はふたつあると考えられています。

ひとつは現実逃避型。

たとえば会社や学校に行くのがいやで、朝、家を出る時間になると腹痛や腰の痛みが出るタイプ。

ふたつめはオペラント学習型と言われ、周囲の気を引くために、痛みを訴えるタイプです。

治療は、カウンセリングなどの心理学的アプローチに加え、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬を用いると効果があります。

このほか、抗うつ薬は、

  • 激しい激痛や下痢に突然襲われる過敏性腸症候群
  • 痛み止めの効かない神経痛
  • 原因不明の慢性疲労症候群
  • 過換気症候群

など心因性が疑われる疾患にも使われるケースが多くなりました。

現代はストレス社会と言われます。

もし、あなたが痛み止めなどの効かない症状に悩まされているのなら、心因性の疾患が疑われます。

ストレスを上手に解消することがもっとも有効な治療法ですが、主治医とよく相談し、抗うつ薬の服用を検討されたらいかがでしょうか。

参考記事:心因性の腰痛⁻田中治療院

 

抗うつ薬SSRIは危険な薬か?

うつ病は、過剰なストレスや慢性的な疲労などにより、セロトニンやノルアドレナリンといった脳内物質の働きが弱くなると発症すると考えられています。

ここでは詳細な薬理作用や作用機序(薬が体に作用するしくみ)は割愛しますが、SSRIは脳内のセロトニン濃度を、SNRIはセロトニンとノルアドレナリンの濃度をある程度維持することで、うつ病を改善する薬です。

SSRIが日本で認可された1999年当時、

  • 飲めばすぐ効く
  • 性格が変わる
  • ハッピードラッグ

などとマスコミにも取り上げられ、画期的なうつ病治療薬として、患者さんからも大きな期待が寄せられました。

そして現在、100万人以上の患者さんへの処方が推定されるほど普及しています。

ところが最近、SSRIを服用すると自殺念慮(絶えず自殺を考える)、暴力性・攻撃性が増すといった危険性を指摘するネガティブな論調が多くなり、服用している患者さんがとまどうケースが多いようです。

ただSSRIは、従来の三環系や四環系の抗うつ薬がもつ副作用(抗コリン作用による口渇や、起立性低血圧に起因するめまいや立ちくらみなど)が少なく、患者さんも医師も使いやすい薬です。

それに、自殺衝動、暴力行動などは三環系や四環系の抗うつ薬にも認められていますし、各国の研究では「SSRIの服用により、自殺者が増えた」といった説得力のある科学的なデータは報告されていません。

したがって、誤解をおそれずに言えば、SSRIもSNRIも危険な薬ではありません。

ただ、アメリカ食品医薬品局(FDA)から警告が発せられたように、未成年者の服用は慎重を期すべきです。

参考文献:
SSRI/SNRIと他害行為について
児童・青年期における SSRI/SNRI の使用実態と安全性に関する全国調査

 

体温を上げると、免疫力は上昇する?

「体を温めたほうが病気にならない・・」

「体温が低いと、がんになりやすい!」

最近、このような話題に接することが多くなりました。

「体温を上げると免疫力は上昇する」

これは正解で、多くの実験データでも証明されています。

人間の体温は、つねに36.5~37度の範囲に保たれています。

人間はこの平熱より5度高い41.5度の発熱でもなんとか耐えられますが、逆に5度低い31.5度では、体内の代謝活動を正常に保てない、という話を聞きます。

重篤な障害を脳に負った方を対象とする脳の低体温療法は、これを逆手に取った高度な治療法ですが、体はとにかく体温の低下には弱いのです。

体が冷えると代謝活動が落ち、栄養素や老廃物を運ぶ血行も悪くなります。

また、多くの酵素や腸内細菌が棲息し、免疫の要である腸の活動も低下します。

体が冷たいと、免疫をつかさどる細胞や酵素はぜんぜんうまく機能しない

とは、カリフォルニア大学ダニエル・セスラー医師の言葉ですが、実際に、平均体温が1度下がると免疫力は約37%下がり、平均体温が1度上がると免疫力は約60%活性化すると言われています。

このように、体温は免疫力に大きな影響を与えるのです。

風邪を引いた時に熱が出るのも、体温を上げて免疫力を上げようとする防御反応です。

また、体温が低いと体内の細菌に対する抵抗力が低下し、腸内では悪玉菌や有害菌が増殖して、感染症などのさまざまな病気の原因にもなります。

つまり、体温が低ければ低いほど、多くの病気にかかる可能性が高くなります。

心筋梗塞、脳卒中、がん、アレルギー性疾患、婦人科系疾患とった身体疾患はもちろん、うつ病、神経障害などの精神神経疾患まで、あらゆる病気の発病に影響を与える可能性があるのです。

参考記事:
体温を上げ免疫力を高める⁻九州労災病院 治療就労両立支援センター
免疫力を高める・免疫力を調整するために⁻免疫プラザ

 

まとめ

あなたの腰痛、もしかしたら心因性の腰痛ではありませんか?

心当たりはありませんか?

原因が解消されることが一番ですが、それまでは抗うつ薬に頼ることを検討してみてもよいでしょう。

ライター紹介 ライター一覧

ローシュ

ローシュ

・らくらくらし運営責任者
・熊本出身在住
・一児の父
・九州大学経済学部経済工学科卒

塾講師、介護職、食品製造業を経験したのち、より世の中に役立てるよう、インターネット事業に専念している。

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