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哺乳瓶、自分で持つようになるのはいつから?

赤ちゃんに「自分で持ってもらいたい」と思うとき~腱鞘炎~

「腱鞘炎が痛くて抱っこでミルクをあげる時間が辛くてしょうがない!」と困っていらっしゃるママなら、「一人で持って飲んでくれたらなぁ」と思うのも当然です。

首のすわらない月齢の赤ちゃんに、抱っこでミルクをあげていると、どうしても変な姿勢でじっとしていることになり、手首や親指の付け根部分の腱鞘炎のリスクが高まります。

だからといって赤ちゃんを寝かせて授乳すると、今度はミルク中耳炎の心配が出てきます。

赤ちゃんは耳と鼻を結ぶ耳管の発達が未熟なので、平らな場所に仰向けに寝た姿勢でミルクを飲んでいると、口から耳の方へミルクが流れていってしまい、「ミルク中耳炎(ミルク性中耳炎)」と呼ばれる中耳炎になってしまうおそれがあります。

これは、平らなところに寝かせて沿い乳をしているママにも同じリスクがあります。できれば、授乳時には少しでも傾斜をつけて耳の方へミルクがいかないように注意しておきたいですね。

丸めた座布団を赤ちゃん布団の下に入れ込むなどの方法や、便利グッズを利用し、赤ちゃんの上半身を少し持ち上げた姿勢で寝かせてミルクを飲ませるなどの工夫をするといいでしょう。

ということで、つぎは便利グッズを紹介します。

 

便利グッズの紹介

自分で哺乳瓶を持つ赤ちゃんに、抱っこをせずにミルクを飲ませるときに、上半身を少し起こしておくために便利なグッズをご紹介します。

吐き戻し防止枕

授乳が終わった後に吐き戻し防止に使うものですが、ミルクを飲んでいる間から完全に仰向けになってしまわない対策として、吐き戻し防止枕を使っておくのも手です。新生児期から使えますし、値段もお手頃です。

バウンサー

バウンサーに座らせてミルクを飲ませれば、自分で持っての一人飲みでもママの顔がよく見えていいですね。双子に同時にミルクを飲ませたいときなども2台使えば片方を待たせることなく2人同時に飲ませられます。

レンタルで短期から試してみるのも手ですね。いろんな期間を選べますし、延長もできたりします。1ヶ月~2才頃まで使えます。

バンボチェア

離乳食が始まっていれば、バンボチェアなどに座らせた状態での一人飲み、というケースもありますね。出たがると転倒の危険がありますので、座らせている間は目を離さないように気を付けましょう。

 

ベビーマグなら自分で持ちやすい

ベビーマグなら持ちやすいですので、持てそうなときは哺乳瓶からの移行を考えてみましょう。

離乳食が始まったらベビーマグを試してみる

哺乳瓶を自分で持たなかった赤ちゃんでも、持ち手付きのベビーマグなら自分で持つ子もいます。

飲み口が乳首タイプのものなら、3ヶ月頃から使えるようになります。5ヶ月頃以降なら、離乳食の後に飲ませる麦茶やミルクをベビーマグで飲ませてみるのもいいでしょう。

哺乳瓶を自分で支えるよりも、ベビーマグの持ち手を掴む方が簡単ですから、持ち手に手をあてるように誘導してあげれば、自分で持つようになるでしょう。

便利なマグをふたつ紹介しますね。

哺乳瓶の乳首が併用できるタイプのマグ

ピジョンのマグマグは、3ヶ月頃から使え、哺乳瓶「母乳実感」の乳首がそのまま使えます。「母乳実感」を使っている方は、こちらを使うとスムーズです。

コンビのteteoマグにも、構造上、teteoの哺乳瓶用の乳首を装着することが可能です。ななめハンドルが一人飲みをしやすくしてくれます。

また、母子の愛着形成のために一人でミルクを飲ませることはせず、抱っこでミルクを飲ませてあげて下さい、との注意書きがありました。ただし、哺乳瓶用の乳首を装着した場合、キャップの互換性がありませんので、持ち運びには適していないそうです。

参考:『teteo マグベビー』での授乳について – Combi

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、哺乳瓶はいつから自分で持つようになるのかというお話でした。

個人差がありますね。

赤ちゃんが一人で持ってくれると、ママとしては楽だけど、スキンシップ不足が気になるところ。

母乳育児ならママから離れて一人で飲む、という状況はあり得ませんから、せめて「おいしいね」などと話しかけたり、横で付き添ったりはしたいところですね。

ただ、もしも赤ちゃんに自分で持ちたいそぶりがあったら、飲むことに意欲があるということですから、ほめてのばしてあげたいですね。

それでは、あなたの子育てが少しでも楽に・楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。

今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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ぽこ

ぽこ

・熊本大学医学部保健学科看護学専攻卒
・正看護師

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