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母乳育児はいつまで?やめるためにできること

子ども
 

母乳育児をしているとき考えるのは、やめどきとやめ方ですよね。

いつまで続ければいいんだろうか」

「どうやったらスムーズにやめられるだろうか」

とか考えますよね。

そこで今回は、母乳育児をスムーズにやめるためのポイントのお話です。

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母乳育児をスムーズにやめるために

「卒乳」と「断乳」

母乳育児をやめる方法はふたつあります。

「卒乳」と「断乳」です。

「卒乳」は赤ちゃんが自然と飲まなくなるまで母乳をあげ続ける方法。

「断乳」は、授乳をやめる時期をママが決める方法です。

やめる時期はそれぞれの親子によって違います。

「卒乳」と「断乳」のどちらを選ぶかもママ次第です。

ママの就労状況や体調、赤ちゃんの離乳食の進み具合を見ながら、親子のスタイルに合ったベストな方法を選択していきましょう。

 

母乳をやめてもいいタイミングの目安

  • 赤ちゃんが一人歩きができるようになっている
  • 離乳食(もしくは幼児食)を3食規則正しく食べられている
  • 母乳以外の水分をコップやストローを使って補給することができる
  • ママ、赤ちゃんの両方が健康で、風邪をひいたりしていない
  • ママのおっぱいトラブルがない

という全ての条件を満たしているときが母乳をやめてもいいタイミングの目安です。

 

ほかには、

  • 汗を大量にかく真夏は、脱水の心配が大きいので避ける
  • 引っ越し、保育園の入園と同時になるなど環境に大きな変化があるときは赤ちゃんにもストレスがかかるので避ける

というポイントにも気を付けましょう。

また、赤ちゃんは離乳食からの水分摂取だけでは足りません。

断乳をする場合は、意識して水分を摂らせるように心がけましょう。

 

「最短ならいつまでか」ということについては、つぎの記事に書いています。

事情があられるようでしたら、そちらも参考にして母乳のやめどきを決めましょう。

母乳育児は最短ならいつまで?早くやめたらどうなる?

 

「実際にみんながどれくらいでやめているか」が気になったら、独自の調査結果を公表していますのでそちらをご覧ください。

育児経験者150人に聞いた!「母乳とミルクはいつからいつまで?」

 

仕事の関係で検討なさっている方は、復職にあたって考えておいたほうがいいことがいくつかあります。

つぎの記事が助けになるでしょう。

母乳育児はいつまで?復職のときの選択肢と、それぞれのポイント!

 

授乳のやめどき

離乳食を食べる赤ちゃん

離乳食を始めたら、授乳のやめどきについても考えよう

赤ちゃんが生後5~6ヶ月頃から離乳食を開始するのが一般的なタイミングです。

はじめたばかりの離乳食作り、おかゆに野菜、タンパク質、あれもこれも食べさせて、アレルギーがないかしっかり観察…

「気づいたら一日中離乳食作りに追われてた」

なんていう時期です。

 

そして実は、同時に断乳するか卒乳するかを考えはじめるべきタイミングでもあります。

離乳食をはじめて間もない時期に授乳をやめてしまうと、赤ちゃんは栄養不足になってしまいます。

逆に離乳食が完了しても授乳を続けていると、ずるずるとやめるタイミングを逃してしまい、気が付いたら3歳、4歳になっていた、というパターンも。

そのため、断乳を考えているママも、卒乳までがんばろうと思っているママも、離乳食を進めると同時に、授乳をやめるそのときのことを考えて準備をしていく必要があるのです。

 

離乳食をスムーズに進めたいときは、離乳食の記事が参考になると思います。

離乳食に関する記事一覧

 

スムーズにやめるためには計画が重要!

赤ちゃんに母乳を与えるのは、お母さんにとっては至福の時間です。

しかし離乳食をしっかりバランスよく食べてくれていれば、栄養面から見ると、離乳食後期~完了期になれば母乳は必要なくなってくるでしょう。

離乳食を食べるようになった赤ちゃんは、急に母乳を飲む量が減ったり、授乳間隔が長くあいたりするようになる場合があります。

そうなると、乳腺炎などの予期せぬトラブルに見舞われる可能性が大きくなります。

授乳間隔が急に長くあいてしまわないように、計画性を持って徐々に授乳回数を減らして行きましょう。

それが、スムーズにやめるためにはとても重要です。

 

断乳の場合の進め方

卒乳を目指そうと決めている場合は母乳が出続けるように努力する必要がありますが、

「私はとても卒乳までがんばるのは無理だな。断乳しよう」

という場合は、徐々に回数を減らしたあと断乳の日を迎えることになります。

 

まずは3日間の日程を決める

カレンダー

離乳食を3回食べられるようになり、水分を母乳以外から摂取できるようになったら、3日間の断乳計画を立てましょう。

断乳は突然はじめるのではなく、事前に日程を決めることが大切です。

まずは、ママと赤ちゃんの心や体にゆとりの取れる3日間を断乳の日と決めます。

家族の協力が得られやすい3連休などが良いでしょう。

 

日程を決めたら、カレンダーなどに印をつけて、赤ちゃんに少しずつ

「この日でおっぱいとバイバイだよ」

などと言葉をかけてあげてください。

まだおしゃべりができない赤ちゃんでも大人の話すことを理解しています。

根気強く毎日声をかけましょう。

 

最初の3日間が勝負

断乳を決行すると決めたら、1日目の朝に赤ちゃんが自分からおっぱいを離すまで十分に時間を取って授乳します。

満足いくまで飲ませたら、

「これでおっぱいおしまいね。バイバイね」

と話してあげましょう。

そして日中はパパやほかの家族に協力してもらい、できれば屋外で体をたくさん使って遊ばせます。

 

疲れたり眠くなったりするとおっぱいをほしがってぐずるかもしれません。

が、そこであげてしまったら断乳失敗…

となってしまいます。

ぐっとガマンして、ほかの家族に寝かしつけてもらったり、おんぶやトントンで寝かしつけたりと、おっぱいになるべく意識がいかないような方法でしのぎましょう。

 

2日目、3日目と泣かれると、かわいそうになって、

「やっぱりおっぱいあげちゃおうかしら…」

なんて弱気になるときもあるかもしれません。

そこで誘惑に負けて授乳を再開してしまうと、つぎに断乳するときにもう一度つらい思いをさせなければならない事態になります。

ここがガマンのしどころです。

もうひとがんばり、がんばりましょう。

 

4日目以降からぐっと楽に

3日目くらいまでは、毎日泣かれるし、ママのおっぱいも張って痛いしでめげそうになるかもしれませんが、4日目以降は泣かれる回数も減り、ぐんと楽になります。

おっぱいがガチガチになってしまっている場合は、両手でおっぱい全体をゆっくり圧迫する「おにぎり搾り」で圧抜きをしましょう。

4日目以降もまだ欲しがる場合でも、1週間を過ぎれば、何事もなかったかのようにおっぱいへの執着もすっかりなくなっていることでしょう。

 

母乳をやめるメリットは?

トラブルがなくなる

授乳をしていると、気を付けていたのに乳腺炎になってしまったり、切れて痛かったり、張って痛かったり、といったトラブルがつきものです。

母乳が作られなくなると、そういったトラブルともさよならできます。

 

仕事に集中できる

保育園に預けて仕事に復帰しながら母乳育児を続けるとなると、仕事中におっぱいが張って痛かったり、仕事を抜け出して搾乳したりしなければならない場合があります。

働くママにとってはつらいときがあります。

授乳を終えていればそのようなケアも必要なく、仕事に集中できることでしょう。

 

ぐっすり眠れる

添い乳で眠りについた赤ちゃんは、眠りが浅くなった瞬間に、おっぱいをくわえていないことに気づくと夜泣きをします。

しかし、最初からおっぱいをくわえずに寝つくことができれば、眠りが深くなり、朝までぐっすり眠れる日が増えます。

ママも夜中に起こされることが少なくなり、睡眠不足も改善することでしょう。

 

食べ物や飲み物に気を付けなくてよくなる

授乳中はお酒のアルコールやコーヒーなどのカフェインに気を付けたり、いろんな食事に気をつかっていたと思います。

好きなときに、好きなものを食べたり飲んだりできるのはうれしいですね。

おっぱいのことを気にせず鎮痛剤や抗生物質などの薬を飲めることも、忙しいママにとってはありがたいことです。

 

このほかにも、

「授乳を終えたことで、ママにべったりだった子がパパとも遊ぶようになった」

「離乳食をたくさん食べてくれるようになった」

という話も聞きました。

 

ところで食事制限については、「関係ない」とする意見もあります。

詳しくはつぎの記事に書いています。

母乳育児には食事制限が必要?食べていいもの悪いものとは?

 

卒乳を目指す場合は

WHOのガイドラインでは2歳を過ぎるまで母乳をあげるようにと書いているほどなので、自然卒乳を目指している場合は赤ちゃんのペースに合わせましょう。

日中の外出時の授乳が減るため目につくことは少なくなりますが、実際には2歳を過ぎてあげているママもいます。

 

卒乳を目指す場合は、周囲からの

「まだおっぱいあげてるの?」

などといったプレッシャーに負けずに、子どもが自分から自然とおっぱいをほしがらなくなるまで、授乳を続ける意思の強さが必要になります。

続けることにはメリットも多いです。

つぎの記事を読んでおくと、続けることに前向きになれるはずですよ。

母乳育児はいつまで?4歳までつづけてもいい?

 

また、子どもの方からおっぱいから離れてくれる前に母乳が出なくなってしまっては、卒乳ではなく断乳になってしまいますので、母乳が出続けるように食生活・体調管理に気を配る必要があるでしょう。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、母乳育児をやめるためにできることのお話でした。

離乳食を始めたら、計画性をもって断乳時期を決めることが、スムーズに母乳育児を終えるポイントでした。

日々、たくさんの新しい刺激でいっぱいの赤ちゃんにとって、ママのおっぱいは一番落ち着ける場所であり、授乳はママと赤ちゃんの大切なスキンシップです。

授乳がなくなると、スキンシップが減って、情緒不安定になる子もいるかもしれません。

断乳・卒乳後は、赤ちゃんと一緒に遊ぶ時間を増やしたり、抱っこをたくさんしたり、と意識してスキンシップを増やしましょう。

おっぱいから離れた赤ちゃんの不安な気持ちや寂しい気持ちに寄り添い、授乳に代わるコミュニケーションを図ることが、母乳育児をやめるときに成功のカギになると思います。

 

母乳を完全にやめる前に、夜中の授乳だけやめるというステップを踏むことも可能です。

もし興味がありましたら、つぎの記事をお読みください。

「夜中の授乳がつらい!」やめたいなら読む、夜間断乳のやり方!

夜中の授乳はいつまで続ける?早くやめてもいい?

 

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ぽこ

ぽこ

・熊本大学医学部保健学科看護学専攻卒
・正看護師

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