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母乳育児はいつまで?復職のときの選択肢と、それぞれのポイント!

子ども
 

母乳育児中に復職しようしたり、復職のために母乳育児をやめようとすると、考えることが出てきますよね。

「今やめてもいいんだろうか」

いつまで続ければいいんだろうか」

ということです。

「できれば早くやめたいけど、赤ちゃんのためにしっかり母乳もあげたいし…」

というところでしょう。

そこで今回は、復職するときに母乳育児をどうするかというお話です。

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母乳育児はいつまですればいいか

完母でしたら、離乳食の後期~完了期が目安になります。

そのころには3回食となっているはずです。

量や固さは気にせず、3回規則正しくバランスよく食べられているようなら、栄養補給という意味ではいつでも母乳育児を終わらせることが可能な時期にきています。

あとは、ママの希望する時期に断乳するか、赤ちゃんの意思を尊重し卒乳まで待つか。

それぞれのママと赤ちゃんが自分たちの一番納得する時期に、納得できる方法での決断なら、すべてが正解ですから、それぞれの決断に自信持ちましょう。

 

「母乳自体はいつまであげたらいいのか」ということについては、つぎの記事に詳しく書いています。

とくに混合の方は、こちらも参考になるでしょう。

母乳育児は最短ならいつまで?早くやめたらどうなる?

 

独自にアンケート調査を行った結果も公表していますので、

「実際にみんなはどれくらいなのか」

ということが気になった方は、そちらをご覧ください。

育児経験者150人に聞いた!「母乳とミルクはいつからいつまで?」

 

復職したあと母乳育児を続けるなら

ママが復職する時期は人それぞれで、赤ちゃんの月齢も離乳食の進み具合もまちまちでしょう。

ただ職場復帰後の母乳育児の方法としては、どのママにも共通してみっつの選択肢があります。

 

復職までに断乳・卒乳する

まずは、復職するまでに断乳・卒乳をする方法です。

離乳食が3回食まで進んでいる方や、赤ちゃんが1歳を超えている方なら、断乳もしくは卒乳をすることを考える方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

断乳したい方は、復職までに徐々に授乳回数を減らし、復職する前に断乳を完了させておくことをオススメします。

というのも、今まで24時間べったりだった赤ちゃんが、保育園や託児所、祖父母などに預けられ、ママと長時間離れることで、情緒不安定になり、一時的に離乳食を食べなくなってしまうことも考えられるからです。

環境が大きく変わり不安な時期と、断乳で寂しくなる時期が重なってしまうのは、赤ちゃんにとっては大きな負担です。

そのため、復職時期と断乳時期はずらすのがベターです。

 

断乳については、くわしい手順をつぎの記事に書いています。

計画が重要ですので、早めにやめたいなら早めに読んでおくことをおすすめします。

→母乳育児はいつまで?やめるためにできること

 

日中は搾乳し、ほ乳瓶などを利用して母乳育児を続ける

日中、3~4時間おきに搾乳した母乳を冷凍保存などで保管しておき、冷凍した母乳は保育園などで飲ませてもらう。

帰宅後はそれまでと同様に母乳育児を続ける。

という方法です。

これは、比較的月齢の小さい赤ちゃん向けの方法でしょう。

1歳以上になると牛乳が飲めるようになるので、保育園では母乳を与えることはせず、コップで牛乳を飲ませるようになるところが多いでしょう。

なお保育園によっては冷凍母乳の持ち込み不可というところもありますので、預け先を探すときに、事前に確認しておきましょう。

 

哺乳瓶を使うときは、哺乳瓶の記事が役に立つでしょう。

消毒方法など、いろんなアンケート調査の結果もありますよ。

哺乳瓶に関する記事一覧

 

日中は断乳し、朝、夜間だけ授乳を続ける

朝、出勤前に授乳をしたあとは、仕事をしている日中には搾乳はせず、帰宅後から夜間、翌朝にかけてはそれまで通り授乳する方法です。

いわゆる「さし乳」といわれる人なら、比較的簡単に取り組める方法です。

「さし乳」とは、

「赤ちゃんが吸いはじめると出るけど、普段はそんなにガチガチに溜まったりしない」

という方です。

「赤ちゃんと一緒にいる間だけおっぱいが出て、それ以外のときは出ない」

というのなら無理に断乳しなくても母乳育児を続けられますね。

 

「そんなこと私にできるのかしら?」

と思われるかもしれません。

日中、圧抜き程度の搾乳でとどめておき、夕方からは出ていなさそうに感じても頻回に授乳をすることで、日中に母乳が作られる量が減っていきます。

最初は張って痛いかもしれませんが、夕方から翌朝にかけてだけ母乳が出る、という状態にもっていくことができるのです。

 

続けるメリット

ガッツポーズする女性

ママと赤ちゃん、両方が安らげる時間をもてる

保育園に預けられるなどで環境が急激に変化した赤ちゃんは、ママと離れている間、一生懸命に新しい社会になじもうとがんばっています。

その新しい社会からママの胸の中に戻ってきたときに授乳タイムがあれば、赤ちゃんは安心し、気持ちが満たされることでしょう。

一日仕事をがんばったママもすぐに家事にとりかかるのではなく、授乳によってゆっくり休憩する時間を取ることができます。

授乳中はオキシトシンというホルモンの作用でよりリラックスできるでしょう。

 

免疫効果で病気から守られる

保育園などの新しい環境で、新しい菌やウイルスにさらされた赤ちゃんは、当然のように風邪を引きやすくなったり、病気にかかりやすくなったりします。

しかし、母乳を飲んでいれば、母乳に含まれる免疫成分のパワーで病気から守られます。

赤ちゃんが元気でいてくれることそのものもありがたいことですが、

「仕事に復帰したばかりなのに子どもの急な発熱などによって仕事を休まざる得ない」

ということが少なくて済めば、ママにとっても大変助かりますね。

 

やめるメリット

「復職後も母乳育児を続けよう」

とチャレンジしてみたものの、

  • 仕事と家事、育児の両立で体力的に限界
  • 夜間授乳で寝不足でフラフラ
  • 身体の疲れからか母乳の出が悪くなってしまった

なんていう方は、母乳育児をやめることも大切です。

どんなに母乳が赤ちゃんのために良いといっても、ママが倒れてしまっては本末転倒。

母乳育児をやめることでママの体力が回復し、笑顔で育児ができるなら、うしろめたく思う必要は全くありません。

赤ちゃんだって、疲れた顔のママより、笑顔のママを見たいはずです。

 

会社内での搾乳をどうするかという問題

困る女性

職場に復帰したところで、急に母乳が出なくなるわけではないので、日中に、多ければ3回程度の搾乳が必要になってきます。

最初はおっぱいが張って痛いときもあるでしょうが、その際は圧抜き程度の搾乳にしておきます。

そうすることで、日中に作られる量が抑えられ、しばらくすれば痛むこともなくなるでしょう。

 

搾乳する場所は?

「仕事に復帰したものの、会社内で搾乳する場所がない」

というのは、多くのママが直面する問題です。

ある調査によれば、社内での搾乳の場所の第一位が「トイレ」だったそうです。

トイレで隠れてこっそり搾乳というのはなんとも寂しいですね。

 

実は私も復職後すぐのころは、朝、出社前に授乳してきても、午前中には搾乳をしないと辛いほどおっぱいがガチガチになっていました。

そのため、

「オフィスで席を離れても不自然ではない一番の場所といえばトイレ!」

と考え、トイレで搾乳をしていました。

今思えば、復職時に上司に一言相談し、空いている部屋を使わせてもらうなどの工夫を考えてもよかったなと思います。

これから復職される方は、一度上司に相談してみて損はないと思います。

 

搾乳機、母乳パックを使って母乳を保存

会社で搾乳するときは、搾乳機を使うと手や服が汚れず便利です。

手動のものと電動のものがありますので、自分にあったものを探してみてください。

また、搾乳機から直接、母乳バッグに搾った母乳を溜めることができる製品もあります。

(例えばメデラ「Pump & Save母乳保存バッグ」やカネソン「母乳バッグコネクター」など)

そのような製品を使えば、搾乳した母乳に触れずに冷凍保存することが可能です。

とても衛生的に母乳を保存することができますし、搾乳にかかる時間も短縮できます。

搾乳した母乳を赤ちゃんに飲ませたいと考えている方は、このような製品を使ってみるのもいいでしょう。

 

授乳服で楽に

仕事中に母乳でおっぱいが張ってくると痛くてつらいですよね。

仕事にも集中できず、支障がでる可能性も。

会社へ着ていっても問題がないような授乳服もインターネットなどを探すとありますので、活用してみてください。

また、ブラトップなどの締め付けない下着を着用することで、乳腺炎などのトラブルを予防しましょう。

 

仕事中におっぱいが張って痛いときには、柔らかい保冷剤を当てたり、冷えピタシートを貼るなどをしておっぱいを冷やしましょう。

冷やすと母乳の分泌が抑えられますので、日中におっぱいが作られる量を減らしてくれる効果も期待できます。

締め付けない下着を着ていればスペースに余裕があるので、保冷剤をはさんだりするなどの工夫もしやすくなるでしょう。

 

パパの協力で家族の連帯感アップ

仕事をしながら授乳を続ける場合、家事、育児に加え、仕事もとなりますので、ママひとりのがんばりだけでは体力的にも精神的にも限界がきてしまうことも。

そんなときに欠かせないのがパパの協力です。

男性が育児に参加することで、父親の自覚もアップします。

パパの帰宅が遅い場合でも、

  • 子どもの着替えや歯磨きをやってもらう
  • 休日には子どもとパパだけでおでかけをしてもらいママにひとりの時間を作ってもらう

など、比較的簡単に出来そうでかつ楽しそうな作業からパパに任せることで、パパも育児に参加している意識を高めてもらいましょう。

 

復職でママの時間は制限されてしまいますが、それを逆にパパに育児にもっと参加してもらうチャンスととらえることもできます。

ママだけでなく家族みんなで育児を行っているという意識を持つことで、大変な時期を

「みんなで乗り切ろう!」

という気持ちになり、家族の連帯感もアップします。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、母乳育児はいつまですればいいかということと、復職して母乳育児を続けるときのポイントのお話でした。

仕事をしながら授乳を続けているママはけっこういます。

最初は大変かもしれませんが、1ヶ月ほどで身体が順応して、日中はおっぱいが張らなくなりますので、そうなればしめたものです。

工夫して最初の1ヶ月を乗り切りましょう。

 

母乳育児をやめるタイミングについては、つぎの記事のほうが参考になります。

あなたと赤ちゃんにあったタイミングを探しましょう。

母乳育児は最短ならいつまで?早くやめたらどうなる?

 

復職を期に母乳が出なくなってしまい、母乳育児をやめざるをえなくなる場合もあるでしょうが、その場合も夜中の授乳がなくなりママも赤ちゃんも朝までぐっすり寝られるようになるなどのメリットもあります。

母乳育児を続けるのも、やめるのも、どちらもメリット・デメリットがあります。

続けないママは、

「おっぱいが張ったりトラブルを抱えるリスクがなくて良かった」

と思えばいいでしょうし、続けるママも、続けることで子どもの健康や安心といった点でメリットがあるし、

「断乳をせずにすんで楽だ」

と思うことができます。

どちらを選ぶとしても、良い面を見ていくことが、楽しい育児のコツですよ。

今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

 

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ぽこ

ぽこ

・熊本大学医学部保健学科看護学専攻卒
・正看護師

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