渋滞でエアコンが効かなくなるのは故障?正常?
渋滞にひっかかったとき
「エアコンが効かない」ということを経験しましたか?
でも渋滞を抜けたらエアコンが効き始めたんですよね?
「故障したのかな?」「整備士に見てもらったほうがいいのかな?」と思いますよね?
さて今回は、渋滞でエアコンが効かなくなるのは故障かどうかというお話です。
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渋滞のときだけエアコンが効かなくなるのは故障かどうか、症状から見分ける
あなたの車が故障しているのかどうかは、以下の当てはまるものを追いかけていくことでわかります。
アイドリングストップ機能付きの車に乗っている
アイドリングストップ機能をONにしていた
アイドリングストップ機能をOFFにして、渋滞中にもエアコンが効けば正常。
アイドリングストップ機能をOFFにしてもエアコンが効かないなら、熱交換がスムーズにいかなかったせいか、故障。
アイドリングストップ機能はOFFにしていた
熱交換がスムーズにいかなかったせいか、故障。
アイドリングストップ機能なしの車に乗っている
熱交換がスムーズにいかなかったせいか、故障。
熱交換がスムーズにいかなかったせいか、故障か
さらに、熱交換がスムーズにいかなかったせいか故障かを調べるためには、風通しが良いところでしばらくアイドリングしてみることです。
そのときエアコンが効けば、熱がたまって熱交換がスムーズにいかなかったせいと考えることができます。
それでもエアコンが効かなくなるときは、どこか異常があります。
整備士に見てもらうことをおすすめします。
以上の判断は、下の理由を根拠に書いています。
渋滞のときだけエアコンが効かなくなる理由
- エンジンの回転数が下がってただの送風運転になってしまう
- 熱交換がスムーズにできていない
ことで、車のエアコンが効かなくなります。
エンジンの回転数が下がってただの送風運転になってしまう
車のエアコンは、エンジンの回転数が一定以上のときに動きます。
規定値以下の回転数になると、送風運転になります。
もしかしてあなたの車は、アイドリングストップ機能付きですか?
だとしたら停車中はエンジンがストップしますから、エアコンは効かなくなります。
「え、じゃあアイドリングストップ機能付きの車買わなきゃ良かった!」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
渋滞中はアイドリングストップ機能をOFFにすればいいのです。
アイドリングストップ機能OFFの方法は後ほど紹介します。
アイドリングストップ機能がついていない場合は、何らの異常があって停車中のエンジンの回転数が落ちているか、もうひとつの理由によるものです。
さて、渋滞中のみ車のエアコンが効かなくなるもうひとつの理由を追いかけます。
熱交換がスムーズにできていない
アイドリングストップ機能がついていない車や、アイドリングストップ機能をOFFにしてもエアコンが効かなくなるとしたら、熱交換がスムーズにできていないことが考えられます。
車内を冷やすためには、熱を車外に逃がす必要があります。
しかし渋滞中ではまわりの車も外に熱を逃がし続けていますし、空気は澱みがちですので、どんどん暑くなっていきます。
そうなると熱交換の効率が落ち、エアコンから出てくる冷風は、どんどんぬるくなっていきます。
アイドリングストップ機能をOFFにする方法
解除ボタンが車内のどこかにあるはずですので、それを押せば解除できます。
だいたいは運転席周りにあります。
車種やメーカーによってボタンの表示はさまざまで、
- A/OFF
- i-sotp OFF
- eco IDLE OFF
- IDLING STOP
といったものが代表的です。
まとめ
渋滞のときだけエアコンが効かなくなるのは故障かどうか、あなたの車の症状を把握して、診断してみましょう。
故障のようなら整備士にみてもらいましょう。
なお、この症状ではコンデンサーファンの故障が疑われますが、交換には2.5~8万円程度かかります。
中古なら安い範囲で抑えられますので、安く済ませたいならディーラーで新品に交換してもらうより、近くの整備屋に中古で交換してもらうのがいいですね。
それでは、あなたの生活が少しでも楽に・楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!