片付けのやる気が出ない人のモチベーションをアップし維持する6つの方法
「片付けなくちゃとは思うけど、片付けられない…」
「めんどくさい…」
「やる気出ない…」
「誰かやる気スイッチ押してくれないかな…」
以前は私もそうでした。
しかしやる気が出そうなことをいろいろ試しているうちに、
「これはいい!」というものに出会い、今では片付けができるようになりました。
「どうやったら片付けできるようになるか」
その答えは、自分の中でモチベーションアップさせ、あとはやる気を維持することでした。
ということで、以前は片付け苦手だった私が行っている、片付けに対するモチベーションを上げ、維持する方法を紹介します。
見出しで拾い読みする?
「片付けるぞ!」モチベーションアップの3つの方法
モチベーションを上げるためにできることは、
- 遊びに来てもらう
- 客観的に見てみる
- オシャレな家具を買う
です。
大事なのは、自分自身で「片付けたほうがいいよね」と思える状況を作ることです。
今あなたが「片付けしようかな。でもやる気がでない」と思っている状況、例えばですが
「親に片付けろと言われた」
「パートナーに汚いと言われた」
と、片付けのきっかけを他者から与えられていませんか?
そうであれば、あなた自身は片付けすることに納得できていない状態です。
そのままのモチベーションで頑張って片付けを終わらせても、
「まあこんなものかな。でも使い勝手悪くなったし、どうせまたすぐ散らかるし、意味ない」
とかネガティブな気持ちが生まれて、達成感が生まれません。
達成感がなければ、つぎに片付けするときに
「めんどくさい」以外の感情が生まれなくなってしまいます。
自分自身で「うん。掃除しよう」と思える状態を作り出すのが、片付けをはじめるきっかけとして最適なのです。
そうすれば片付けが終わったときに「やった」という達成感が生まれ、気持ちよくなります。
そうすればつぎに片付けするときに、「片付け終わったら気持ちいい」という記憶が、あなたを後押ししてくれるようになります。
片付けできるあなたに変身できるのです。
さてここであらためて、私がやっているモチベーションアップの方法を詳細にみていきましょう。
1)遊びに来てもらう
「どこかで集まりたいよね」
そんな話題が出たら、積極的に自宅を提供するようにしています。
片付いていないから人を呼ばないのではなく、まずは予定を入れ、それに向けて強制的に片づけるんです。
部屋を片付け友人たちと楽しいひとときを過ごせば、また誰かに来てほしいという欲求も高まります。
一度片付いた部屋が散らかる前に次の予定を入れて、片付いた部屋をキープ!
友人関係も深まるので一石二鳥です。
2)客観的に見てみる
自分の部屋で何気なく撮った写真を見たときに、背景が雑然としていてガッカリしたことはありませんか?
当の本人が気にならなくても、片付いているかいないかは客観的に見て決まるもの。
写真はそれを如実に表してしまうんです。
私はときどき、“他人になった目線”で家の中を撮影してみることがあります。
これで十分暮らしやすいと思っていた部屋でも、
「もうちょっとこうすればスッキリするんじゃ…」
なんてところがたくさん見えてくるものです。
また、片付けた後にも撮影してビフォー/アフターを比較すると、やり遂げた感が非常に高いですよ。
3)オシャレな家具を買う
家具の買い替え時期が近づいたら、片付けのチャンス!
ちょっと奮発して、オシャレな家具を選んでいます。
オシャレな家具を“買う気で見て回る”だけでも、片付けのモチベーションが上がるんです。
例えば、家具を選ぶためにはどんな部屋にしたいのかをしっかり考えなければなりません。
また、気に入ったものを探すために店舗やインターネットサイトを見て回る中で、洗練された展示やレイアウト例を目にする機会も増えます。
「自分が暮らす空間を素敵にしたい」
そんな思いが高まれば、片付けへのやる気も自ずとアップします。
ここまで紹介した方法で、
「さあやるぞ!」
と意気込んで片付け始めても、長丁場になると、集中力が途切れて思い出に浸ったり、口寂しくなって何かを食べ始めたり(私だけ?)と、
ときには諦めてしまうこともありました…
片付けを続けるためには、やる気を起こすだけでなく、継続させる必要があるのです。
「最後まで諦めない…!」やる気を出し続ける3つの方法
短期決戦で最後までやり遂げるためのアイディア、それは…
- BGMを流す
- ローラー作戦
- 習慣化する
です。
以下、詳細にみていきましょう。
1)BGMを流す
片付けをするときにテレビはご法度。
でも無音だと寂しい…
そしてスマホに手が伸びる…
という癖がついていましたが、今は本気の片付けでは電源を切って、手の届かないところに置いています。
かわりに音楽を流しています。
気分が上がるようなBGMは、片付けの効率をアップします。
私はクラブ系やラテン系のノリのいい曲をかけていますが、あなたがノれる曲が一番ですね。
片付け用BGMを決めておけば、「CD1枚流す間に終わらせる」など時間管理もできるので便利です。
ところで学生時代、掃除の時間に校内放送で音楽流れてませんでした?
「やっぱりあれって効果あるんだな」と、今更ながらに実感しています。
さて話を戻しましょう(笑)
2)ローラー作戦
「部屋中散らかっていて、どこから手をつけていいのかわからない!」
そんなときに試していただきたいのがこの方法。
我が家では、「ローラー作戦」と呼んでいます。
部屋の中にある「片付いていないもの」を、すべて1箇所に集めます。
机の上のものも、床に散乱しているものも、ベッドの上のものも、全部です。
その後は、集めたものの中から不要なものを捨て、残ったものをどこにしまうか考えていく…
という作業になります。
細かい箇所から手を付けるより、広い面がきれいになった方が達成感は大きいですよね。
散らかったものをまとめることで部屋が一瞬にして理想的な状態になり、「終わりが見える」ことでモチベーションが高まります。
集めたものが収納できないときは、そもそもキャパシティー不足であるということもはっきりします。
「片付けているつもりなのになんだかゴチャゴチャしている」
という方にも試していただきたい方法です。
3)習慣化する
片付けは、大規模であればあるほどやる気が萎えます。
小さなことからコツコツとやるのが一番いいんです。
スケジュール化して習慣づければ、ひどく散らかることはありません。
ポイントは、片付ける箇所を細かく区切ることです。
片付ける頻度も場所によって違うでしょう。
- 毎日片付けたい箇所
- 月1回片付けたい箇所
- 大掃除で片付ける箇所
など、メリハリを付けましょう。
毎日片付けたい箇所といえば、食器や衣類などでしょうか。
「朝出かける前には必ず衣類をまとめる」
「寝る前までに食器をすべて片付ける」
というように自分の生活リズムに合ったルールを作りましょう。
私の場合は朝食を気持ちよく作ることができるように、寝る前までにキッチンの
- 調理台
- カウンター
- 食卓の上にあるもの
をすべて片付けるということだけ決めています。
毎日片付けるほどではない箇所も、スケジュールに沿って先手先手で取り組みたいものです。
引き出しやクローゼット、納戸など、外から見えないところはつい疎かになりがち。
「毎週○曜日は整理整頓の日」と決めて、順繰りにできると理想的ですね。
習慣化という点では、先ほど紹介したBGMを流すというのが今の私のベストな答えになってます。
もう今ではコンポの再生ボタンと片付けやる気スイッチが連動してる感覚になっちゃってるんです(笑)
CD入れて再生ボタン押すだけで「片付けしよう」という気分になります。
そしてやる気を維持したままゴール。
楽です。
まとめ
今回は、私が片付けのやる気を引き出すためにやっていることと、やる気を維持するためにやっていることを紹介しました。
やる気を引き出すために
- 遊びに来てもらう
- 客観的に見てみる
- オシャレな家具を買う
やる気を維持するために
- BGMを流す
- ローラー作戦
- 習慣化する
ということを行っています。
しかしこれらの方法は、私にとっては正解ですが、あなたにとっては役に立たないものかもしれません。
あなたがあなただけの正解をつかむために大事なこと、それは
「モチベーションは、自分の中にある」
と思い出すことです。
それに気付ければ、
「じゃあ私が片付けする気になるには◯◯してみたらいいんじゃないかな」
と、アイデアが生まれてきます。
あとはそのアイデアを実践していけば片付けで達成感を得られる頻度が上がり、
そのうち自分のやる気スイッチを自分でONにできるようになります。
あ、片付けにあたって具体的な収納法のアイデアが知りたくなったときには、つぎの記事が役に立ってくれるはずです。
収納アイデア記事
片付けだけでなく掃除も必要になったときは、ひとまずつぎの記事ですね。
それでは、あなたの生活が少しでも楽に・楽しくなることを祈りつつ、この記事を終わります。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!