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原因別!マンションの防音対策【子供・ピアノ・生活音etc】

マンション住まいでのご近所づきあいのトラブルは起こしたくないものですよね。

その中でも『音』を気に掛けているかたは多いのではないでしょうか?

マンションの防音対策、ちょっとしたことに気をつけるだけで、大きく変わってくるんですよ!

マンションの防音対策を原因別に解説!

大掛かりな工事をしなくても、ご自身でできる対策です。

 

子供が出す音

部屋の中を走り回ったり、ソファーから飛び跳ねたりといった音を防ぐには、床に防音性の高いマットを敷くといいですよ。

厚手のじゅうたんやウレタンマット、コルクシートやジョイントマットなどが効果的。

100均でも購入することができますので、部屋中に敷き詰めてしまうことも可能です。

また、子供が活動しているときは窓を閉め、音が漏れないようにすることも大切です。

 

ピアノなど楽器の音

子供 ピアノ

マンションでもピアノやギターなどの楽器を思い切り演奏するには、本格的な防音対策が必要

おススメは、防音シートや吸音材、防音パネルといった商品を利用して壁面を防音することです。

壁紙に傷を付けない突っ張りタイプの商品もありますので、賃貸マンションでも利用ができます。

 

見落としがちなのが、窓の防音。

防音カーテンを利用して音をシャットしましょう。

スキマテープを併用すればさらに効果が高まりますよ。

 

テレビ・オーディオ

まずは、テレビやスピーカーなど音が発生するものを、隣家と接する壁に近づけて置かないように配置を見直してみましょう。

オーディオ製品は下にコルクマットやタオルなどを敷くと音の響きが吸収されて防音性能が高まります。

「いい音で響かせる」こととは相反する行為になってしまうことが悩みどころですが…。

 

家電、水回り

洗濯機や冷蔵庫など、家電の振動が階下に伝わって騒音の要因となることがあります。

防振マットというゴム製の商品を使えば、防音対策ができますよ。

 

また、キッチンシンクの流水音が気になる場合は、水栓のヘッドをシャワータイプに切り替えることで静かにできます。

ちょっとした工夫でお金をかけずに防音対策

自分では気が付いていない生活音が、周りに迷惑をかけていることもあります。

そこで、100円ショップやホームセンターなどでグッズを活用して、すぐに実行できるテクニックを集めました。

まずはここから防音対策を始めてみるといいですね。

 

家具の配置で防音対策

壁際に本棚など背の高い家具を配置すると、音が直接壁に当たるのを防ぎ、防音効果があることが知られています。

本棚に物を詰め込めば詰め込むほど効果は高まります。

 

椅子やテーブルの脚にカバーを付ける

椅子や机を引きずる音は、思っている以上に階下に響くものです。

カバーやフェルトシールを付けて改善しましょう。

 

部屋ではスリッパの習慣を。かかと部分が厚いものがベター

スリッパ

自分の足音の大きさにはなかなか気づけないもの。

マットなどの防音対策に加えて、スリッパの使用を心がければさらに効果があがります。

かかとが接地するときに音が響くので、かかと部分が厚かったり、ゴム製でクッション性があったりするものを選ぶといいですね。

 

建付けの悪い引き戸、閉まる勢いの良すぎるドアなどは改善を

なかなか閉まらない戸を思いっきり閉めたときの音や、風などが吹き込んで「バンッ!」と大きな音で閉まるドアなども、

1日に何度も聞かされれば立派な騒音になります。

扉と枠が当たる部分にフェルトを貼るなどして、早めに対処しましょう。

 

窓にシートを貼って遮音

結露シートのような窓に貼るシートで、外に漏れる音を減らすことができます。

梱包材のプチプチや、プラダンなども同様に、吸音効果があります。

効果はそこまで高くありませんが、やらないよりはマシです。

 

ご近所トラブルを防ぐ心構えとは

マンションなど集合住宅では、お互い思いやって生活することが最も大切な防音対策となります。

以下に挙げる心構えはマンション生活の基本ですので、心に留めておきましょう。

 

窓は閉めておく

窓を開ける=近隣に音が漏れているということを十分に自覚し、基本的には窓を閉めて生活することをお勧めします。

特に、人が大勢集まるときや、音楽を流すときなどは必ず閉めるよう心がけます。

 

普段からコミュニケーションを

両隣や階下など、音で迷惑を掛けそうな家の住人は把握し、顔見知りになっておくと安心です。

「子供にはよく言い聞かせているんですけど、音、響いていませんか?」

「来週からリフォーム工事が入るんです。大きな音がするかもしれませんがごめんなさいね。」

「明日の夕方、子供の誕生日パーティーがあって、子供がたくさん集まるんです。○時までには終わりますので…」

など、コミュニケーションを取っておけば、大きなクレームに発展することはありません。

 

生活時間帯の違いを意識して

時間帯 昼 夜

「夜10時なんて、まだまだ宵の口!ガンガン音楽かけるよ!」

「朝7時にはさすがにみんな起きているでしょう。掃除機かけよう。」

など、『みんなが自分と同じように生活している』と思い込んでいると、思わぬクレームを受けることがあります。

さまざまな人が住むマンションでは、生活時間帯が異なることを意識して生活しましょう。

 

ひとつの基準として、騒音規制法という法律では、22時から翌朝6時までが『夜間』として定義されています。

この時間帯になったら、

  • 楽器練習はしない
  • 音楽はイヤホンで聞く
  • テレビの音量を下げる

などして、特に音に注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

マンションの防音対策について、理解が深まったでしょうか。

マンションはあなたひとりのものではありません。ご近所さんともお互いに過ごしやすい環境にしたいものです。

音の伝わりかたは、ちょっとした対策と小さな気遣いで、ずいぶんと変わるので、ぜひ、試してみてくださいね!

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マンション 騒音

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ほとんどのプロフィールを非公開とする、らくらくらし専属ライター。
家事系の記事が得意です。
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